例えば晩酌であるが、
彼は最大限3合までと決めていた。
その量で酔えなくなると、
しばらく酒をやめる。
禁酒した後ならば、
一合でも酔えるようになるからである。
鳥や獣はその日限りの餌を求めるだけで、
少しも蓄えると言うことをしない。
明日のために貯えることを知っているのは、
人間だけだ。
だから、貯えをしない人とは、
人間としての資格を持たぬ者だ。
安田財 閥安田善次郎の訓えより
「商いの原点」 荒田 弘司著
何事につけて、
数値で割り切りをつけた安田家の人たち
収入の8割でもって暮らし、
後は貯蓄にまわす。
素晴らしい金銭感覚である。
当然と言えば当然であるがそれが出来ない。
毎日スーパーにお買い物、
賞味期限に神経質になり、
陳列台の奥の方の商品を買い、
安売りセールがあれば、
余分に買い増しをする。
帰宅して冷蔵庫の中を見れば、
以前に買った同じ商品がまだある。
結局賞味期限ぎりぎりの
モノをいただくことになる。
そして新しいモノを買っても、
食するのはいつも古いモノばかり、
今日からは冷蔵庫の中が空になってから
その日に必要なモノだけ買おう…!
早起き鳥
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