越後屋ではすべての商品を現金即時払いと定め、
割増金をつけずに売っている。
有能な手代を四十人以上配置し、
一人が一品種の担当者となり、
手分けして接客している。
ビロードを三センチ四方だろうが、
袖の縁飾りを片袖分だろうが、
客が欲しいだけを切り売りしている。
抱えの仕立て職人を何人も控えていて、
急ぎの客には待っているうちに
着物に仕立ててあげて渡す。
おかげで店は繁盛し、
日々の取引額は平均百五十両になるそうだ。
「商いの原点」荒田 弘司著
掛け売り、節季払いが基本の世間にあって現金決済とは画期的なこと
今の世の中にあっても
便利なようで恐ろしい掛け売りやクレジット払い
売る側買う側とも理に適う現金決済！
現金払いにすることにより、
手数料、金利見合いを排除した安価な価格設定
クレジット払いで苦い経験をした自分にとって
財布にある金額以上の買い物は絶対にしない。
これが買い物の鉄則である。
クレジットカードという便利なカードも
１枚だけにしてすべて処分
フリーローンやリボ払いと言う悪魔君とは
絶対に仲良くしてはダメだ。
そしてクレジットカード払いも
必ず一回払いが原則である。
早起き鳥
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