鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

今年もいろいろありましたが、とにもかくにも、師走です。

2023-12-02 11:41:51 | 日記
それは昨日の午前11時、ウチの黒猫ノワールが階段を慌ただしく駆け登って行くとともに

いつも聴いている文化放送「くにまる食堂」の冒頭で番組MCを務める我が心の友・野村邦丸さんが「今日から師走、12月1日です。おはようございます」と、シワガレ声で語り始めていました。どうやら一昨夜は同番組の金曜日準レギュラー・春風亭一蔵さんとともに「打合せ」と称する飲み会で騒ぎ過ぎた様子。そうです、師走となれば忘年会…。コロナも少しずつ無かったかのような扱いになりつつあり、この暮れは各所で忘年会復活の気配がうかがえます。

そして師走と聞くと、「大掃除」「リニューアル」が枕詞のように耳元に近寄って来ます。自身の周りをふり返ってみると、師走にかかわらずこのところ、そこかしこで「リニューアル&ついでにお掃除」がマイブームのようになってしまっています。

まずは生業である陶芸の作業において、とても重要な窯焼きをする窯の手入れ。長年にわたり1245℃の高温まで焼成する窯の扉の断熱材を張り替える作業Part2。この秋に応急処置していた箇所を再整備。

グラスウールのような白い断熱材を窯の扉に張り付ける作業に要する道具は特段変わったモノはありません。きわめてアナログです…。


「どべ」と呼ばれる接着用のセメントに似た材料を窯と断熱材に塗り付けて接着させて

どうにかこうにか補修を済ませ、まずは「大掃除&リニューアル」第一弾の終了です。

続いては、うわぐすりをコンプレッサー掛けするときに使用するスプレーガンの「大掃除」。四半世紀前から使用し続けてきたスプレーガンが今年に入ってからにわかに不調をきたし、うわぐすりかけに支障をきたすようになってきていました。新たに同じ品番のスプレーガンを購入したのですが、メーカーが変わっていてサイズその他が微妙に異なり、作業性、うわぐすりのかかり具合のデリカシーが若干足りない感じがします。

ということで、使い慣れたスプレーガンを徹底的に水に浸して、木槌で叩きまくって内部に詰まった錆や汚れを徹底的に除去して

昨年までのスムーズな作業が復活しました。生業の「大掃除」と「リニューアル」は一応ここまで。

そして次は家の手入れあれこれ。まずはガス給湯器のトラブル克服から。今年の春あたりからお風呂の追い炊き機能が不調をきたしてきていました。東京ガスに点検してもらったところ「異状なし。経年劣化によるものでしょう…」と様子見…。続いて給湯器メーカーに依頼してきていただいた作業員の方は、なんと10分ほどで「原因が解かりました。直ります」といって、チャチャっと修理してくれました。


そして、浴槽の湯温がイマイチ上がり切らない症状についても、具合の悪い部品の取り寄せ方を親切に教えてくれます。発注して到着したカートリッジを恐る恐る交換してみると、

気持ちよいくらいスムーズに湯温が上ります。ガス給湯器交換となれば数十万の出費となるところでした。大変なことにならずに、ホッと一息…。

つづいては強風に煽られて変形してしまった玄関ドアの「アオリ」の補修作業。


玄関横の段差に打ち付けられてドア本体とフチのアオリ部分との間に隙間ができてしまいました。家の工具箱の底に眠っていた金具とビスをガシャガシ組み合わせて、ドア本体とアオリの隙間の矯正終了。

ドアのアオリの化粧塗装と金具のカバーリングは年明けの課題…。

次はリビング東側テラススペースのドアの不具合解消…と思っていたところ、なんとテレビが映りません⁉。リモコンの電池を替えても反応なし。

白くスリムなフレームのこのテレビが気に入っていたのですが、ショック…。

と、ふとひらめいて、テレビのコンセントを外して接点復活スプレーでケアして

再接続してリモコンをプッシュしてみると、テレビが復活しました。わが家の家電品の数々がこの接点復活剤によって蘇ってきています。接点復活剤の威力、恐るべし…。

ともあれ、これから大晦日間際になってもボチボチと「大掃除&リニューアル」の日々が続くことになります。ついつい昨年の年の瀬を思い出し、つくづく「時の経つことのなんと速いことか」。

今年も残り30日。そうだ、年賀状も…


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