’17 GW1

『晴れ。またまた日差しが熱い。

佐々木敦「シチュエーションズ　『以後』をめぐって」を読む。

福島が従来の災害と異なるのはその結果「住めない場所」が出来たこと。
「移住」を余儀なくされたのはこれまでの災害でもあったと思われるものの。

地震や津波がある程度の間隔で起きる土地に生きることを考えれば
今回のような事故の結果をもたらす「電力供給手段」は望ましくない。

基本的な原則として「原発」をやめるのが基本のはず。
国民の多くがそう思っているはずなのにそれが「基本」にならないのはなぜか。』

と書いて昨日も寝る。

午後に春雷と激しい雨。慌てて洗濯物を中へ。

起床後珍しく昼寝する。
雷雨の中風呂に入ってからマンガ喫茶へ。

「エンジェル・ハート」を14巻まで読む。
外に出ると嘘のような青空。

夕食後しばしTVを観つつまた寝てしまう。
何となく老舗バーもお休みに。

マル激を観る。

今回は「ビッグデータに支配されないために」の回。

女子高生の購買記録から家に赤ちゃん用の商品紹介が届き
怒った父親が抗議したところ妊娠が事実だったという「現実」よ。

やはりコワイのは変えようのないわれわれの「DNA情報」で
それを元に「差別」が起きる危険を忘れずに。

「人であるということ」はどういうことなのかがあらためて問われる時代に。
「めんどくさい」の連発は自動的に賢い「人工知能」に「おまかせ」になるから。

「インヴェイジョン」（’07）を観る。

ニコール・キッドマンと子役の笑顔以外魅力なし。
宇宙からやってきたウイルスに人々が侵されるお話。

「007」のダニエル・クレイグも魅力を発揮しないままに。
如何せん「物語」にあまりに起伏がないせい。

ただ興味深いのはロシア人外交官の言葉。
「暴力や犯罪＝理不尽なこと」がなくなればそれは「人間ではない」のだと。

「愚かさ」ゆえに「人であること」。
なるほどそのあたりにしか「人間性」は残されていないのかもと思った次第。

少し違った言い方をするなら「敢えて合理性を捨てること」。
もっともそうした「美学」を貫くのは圧倒的に少数だろうとも思われて。

だらだら飲んで眠くなったら寝る予定。