退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

まるで青空

2008-06-07 01:26:36 | Weblog
久方ぶりの晴れ。梅雨の晴れ間か。

斉藤武市「東京の暴れん坊」を観る。

小林旭演じる若者はフランス帰りで大学でレスリングを教えながら
両親がやっている洋食屋を手伝っている。

「親不孝声」で旭が歌う「東京の暴れん坊」「ノーチヨサン節」もよく
映画のテンポも軽快で洒落ていて楽しい。

全体に早口で威勢のいい台詞回しが快適。
浅丘ルリ子の清潔さと中原早苗の婀娜っぽさの対照もなかなか。

大物政治家がぶつけた車のせいで店は新しくなるのだけれど
「オードブル上がったよ」という森川信に爆笑。

ヤクザから足を洗って旭に弟子入りする近藤宏がいい。
藤村有弘・小沢昭一・十朱久雄が週2日ずつ中原早苗をかこっていたりする。

1960年(昭和35年)の79分の作品。
ようやく顔を見せた青空のように爽快。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする