こここそが「遺跡の森」のメイン展示施設です。
旧石器時代からアイヌ文化期までの生活がどうだったか、
時代別に発掘品や住居模型などを使って展示・解説されています。
遺跡の森のジオラマもあり、このあたりの地形と遺跡の分布もよくわかる。
オムサロ遺跡でもそうでしたがやはり、
古代の人々は狩猟場近くの小高い丘に住居を定めたのですね。
出土品の中には動物などの意匠を凝らしたものが多い。
こういうのは見ていて楽しい。
それにしても、発掘される時代の長いこと。
旧石器時代は約2万年前。
そこから営々とアイヌ文化の数百年前まで。
人が途切れずに住んでいた。
気候、地形、その他いろいろな要素が相俟って繁栄していたのでしょう。
残念なのは入場券。
券売機で食券のような金券を買って受付で回収、その間10秒ほど。
あっけなく手元に残ることもありません。
こういうところの入場券はどんなのでもいいから、形として手元に残したいな。
*ところ遺跡の館
住 所:北見市常呂町字栄浦371
開館時間:9:00~17:00
観 覧 料:一般240円、高校・大学生140円、小中学生、高齢者50円
休 館 日:月曜、祝日の翌日、12月29日~1月5日