奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

今度は遠軽へ … おわりに

2021-08-30 05:40:11 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

石北本線の上川ー白滝間には北見峠があり、そこを石北トンネルが通っています。
行きも帰りもこの峠を登るときには非力なキハ40は非常に鈍足になります。

時速15㎞くらいで喘ぎながら登る、という驚きの遅さは体験する価値あり。

ですがこれは時間調整でわざとスピードを抑えているというように見えます。
この間にある信号場で保安要員が乗り降りすることがあり、その余裕時分を確保しているのでしょう。

実際に3月に乗った時には上越信号場で職員の方が降りていった。
にしてもだ、いくらキハ40とはいえ遅すぎないか?

またこの上越信号場付近では上を見上げると旭川紋別道の高架を見ることができます。
浮島IC付近は石北本線のはるか上、吹きさらしの山の中です。

夏はともかく、冬はとても危険な立地にあると分かります。
私もよく利用しますが、よくぞあんな高いところに道路を作ったものだ。

最後に、帰りの旭川駅では隣のホームに伊香牛行の普通列車が出発を待っていました。

 

 

 

 

愛別行でも当麻行でもなくその間にある伊香牛行だ。
何でそんな行き先の列車が存在しているか、謎。

もちろんそれなりの理由があるのでしょうが、それにしてもわからない。
何方かご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

これで旅行記は終わります。

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今度は遠軽へ … 札幌へ

2021-08-29 05:49:09 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

遠軽13:27-(上川15:21、16:06)-旭川17:11、17:37-岩見沢19:15、19:38ー琴似20:37


遠軽からは9名の客を乗せて出発、あとは車内で旭川までのんびりと過ごします。

上川では45分の停車、その間に15:40発の特急「大雪4号」と、
15:41発の特別快速「きたみ」を見送ります。

私が乗っている普通列車を含め3つある駅のホームがすべて埋まります。
でもどの列車も客は少ない。

さてキハ40は新しい車両は送風機を備えています。
が、私の乗った列車の先頭車両は天井から懐かしの扇風機をぶら下げていました。

 

 

 

 

『JNR』のマークがついている、まだこんな車両が残っていたのか。
キハ40 733、さすがです。

旭川に到着、早朝6時の札幌からずっと乗ってきたキハ40の旅は終わりました。
ここからは電車の旅になります。

電車は早いですね、キハ40とはスピードが全然違います。

岩見沢からのラストランナーにはuシートがついていました。
となれば遠慮なくそちらの座るとしましょう。

 

 

 

 

当然ながら座り心地は普通座席とは違います、
最後にこのような座席でのんびり過ごせるとは、疲れ方も違うというものよ。

琴似に到着、これで日帰り旅は終わります。

明日は旅行記で書けなかったことを書いて終わりにします。

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今度は遠軽へ … 遠軽駅構内で

2021-08-28 05:29:29 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

さて、旭川行に乗りましょう。
その前に駅構内をブラブラします。

現在は2面3線で3番線まである遠軽駅ですが、昔は名寄本線用の0番線がありました。
その場所は1番線の湧別寄り、頭端式となっていました。

私は様々な場面で0番線を利用しましたが、
一番想い出深いのは夜行急行列車「大雪」で札幌に行ったとき。

札幌発の遠軽行急行「紋別」崩れの普通列車(興部から普通列車)で0時前に遠軽に到着、
深夜営業をしていた立ちそばの北一そば店でそばを食べた後急行「大雪」に乗りました。

北一そば店は両急行の利用者のために0時を挟んで店を開けていたのですね。
遠軽からの乗車も結構あったのでコンビニもない時代、そば店は繁盛していた。

この辺りの経緯はかつてここに書いているのでそちらをご覧ください。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/d383cf6790e86fd243736d15743dc290

北一そば店は2019年に閉店しましたが建物はそのまま残っています。

 

 

 

 

また3番線の向こうには広大な敷地が広がっています。
かつて遠軽機関区があったところで、扇形機関庫などは撤去されましたが転車台は残っています。

 

 

 

 

それと遠軽駅で忘れてはいけないのは岡村べんとう屋が調製元だった「かにめし」です。
岡村べんとう屋は廃業しましたが町内にあるホテルサンシャインで復刻、
ホテルと道の駅で販売していますがこれが見た目からして何か…違うんだよなぁ…。

キリがないのでここまでにしておきましょう。
旭川行2両編成の普通列車、出発です。

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今度は遠軽へ … 北見バス遠軽営業所

2021-08-27 05:25:39 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

駅前通りを歩いてすぐ、国道と交差する一角に北見バス遠軽営業所があります。

ここからの北見バスの路線は湧別・紋別方面がメインとなりあとは町内循環線と清里線、
都市間バスは札幌行の「高速えんがる号」と旭川行の「北大雪号」です。

また町営バスは遠軽丸瀬布、社名淵、瀬戸瀬温泉の各線が発着しています。

 

 

 

 

建物は1階が営業所と待合室と食堂など、2階は事務所などテナントが入居しています。
1階の食堂は「名店食堂」という名前でしたが撤退し「大宇宙(おおぞら)」に変わっていました。

 

 

 

 

ところでこの営業所、北見バスの他の路線と繋がっておらず単独の路線網となっています。

以前は遠北線(遠軽ー北見間)があり金華峠を越え北見までの路線があったのですが、
今は清里線となりキララン清里までに短縮されました。

また長距離バスではかつて、紋別ー遠軽ー北見間の「北見線急行バス」がありました。
紋別ー北見間は遠軽での5分の休憩を含め所要時間は2時間55分、運賃は1,250円(1977年)。

急行「天都」も含めオホーツク各地と北見を結ぶ人の流れは太かったのです。

私はこの急行バスに何度か乗ったことがありますが、車窓の風景が鉄道とは違い新鮮でした。
石北本線の常紋峠はよく通っていましたが、金華峠なんぞ滅多の通らなかったからな。

今では逆になりましたが。

しかしあれだ、今どき北海道のバスターミナルで食堂が営業しているとは珍しい。
当日はお休みだったのが残念です。

さて、駅に戻りましょう。

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今度は遠軽へ … 遠軽へ

2021-08-26 05:39:57 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

上川11:10-遠軽12:41


遠軽行普通列車はキハ40の2両編成、上川からは9名の客が乗車しました。
うち8名が私を含め見るからに“鉄”、そしてもう一人は“鉄”かどうかは不明。

と思ったらその方、白滝で下車しました!

 

 

 

 

こんな回送同然の“鉄”専用みたいな列車にまともな客がいたことと、
この峠越え区間だけを利用する方がいたことにビックリしました。

上川ー白滝間、お隣の駅ではありますが所要時間は49分、運賃は970円。

白滝では2人、丸瀬布でも数名の乗客を乗せ遠軽到着です。
私が乗車した日は学校は夏休み、世間はお盆だったので途中から乗車がありましたが、
それとは関係ない平日であればどんな方々がこの列車を利用するのであろうか。

それは次の研究対象に取っておきましょう。

まぁこの列車の運転目的は旭川からオホーツク地区へのキハ40の送り込みなので、
JR的には乗客はいようがいまいが関係はないのだとは思いますが。

遠軽に到着、上川からの列車は13:00発の網走行となりそのまま出発、
私以外の“鉄”はその網走行に乗車し去って行きました。

網走で更に釧路行に乗り換えると19:55には釧路に到着するのですが、どこまで行くのやら。
私は折り返しの旭川行まで時間があるのでこれまた駅前を散歩します。

さて、出かけましょう。

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今度は遠軽へ … 上川森のテラスバスタッチ

2021-08-25 05:31:52 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

琴似5:39-札幌5:45、6:00-旭川8:53、9:19-上川10:27


札幌からはまず旭川行のキハ40・2両編成、旭川からは上川行キハ40・単行。
これらの列車については今までさんざん書いてきたので割愛します。

上川では遠軽行まで43分の待ち合わせとなります。

 

 

 

 

駅を出てすぐ右には道北バスの営業所があり、『上川森のテラスバスタッチ』と名乗っています。
同じ建物には層雲峡観光協会と上川町商工会も入居しています。

さてこの時間、バスタッチには10:40発旭川行の都市間バス「石北号」が休憩停車中です。

 

 

 

 

「石北号」は旭川ー北見間を層雲峡経由で結び所要時間は3時間30分、
4往復設定されていますが今は2往復のみ、道北バスと北見バスの共同運行です。

この便は北見バスの担当、減便での運行ですがそれでも乗客は少ない。

実は北見バス担当の「石北号」は帰りの上川での停車時間でも出会います。
帰りの便でも乗客は少ないのが気になります。

これ以上減便は出来ない運用ですが、路線の維持は出来るのであろうか。

そもそもこの「石北号」は登場時は2往復で運行開始、大変好評を得て後に4往復に増回、
それを見たJRが専用車両での特別快速「きたみ」の運行を始めたという経緯があります。

その辺りの経緯はこのブログの中で書いていますのでご興味のある方はご覧ください(長いよ)。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/1dba9c37bb6de47e1f05c9b2d0baa392

旭川行「石北号」が出発した後は同じく10:40発の層雲峡行路線バスが出発します。
駅に戻り、改札から構内に入り旭川行特急「大雪2号」の到着を待って11:10、遠軽行の出発です。

続く

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今度は遠軽へ … はじめに

2021-08-24 05:33:23 | 北海道の“鉄旅”日記

 

 

8月3日、私は日帰りで釧路まで鉄分補給に行ってきました。
連日の猛暑の中冷房のついていないキハ40、なかなか味わい深かった。

それから10日後、8月13日にこれまた日帰りで遠軽まで行ってきました。

遠軽への日帰り鉄分補給は今年3月に行ったのですが、これが結構楽しかった。
それではまたということで、お盆休みを利用し決行することにしたのです。

今はコロナ禍、帰省もできないご時世、密なところには行ってはいけません。
となれば道東の普通列車の旅ですよ、どうなっても密になり様がない。

実際に両日とも道中はほとんどボックス席を独り占め、究極の“疎”の旅となりました。
中々快適でよかった。

で、今回一番驚いたのが3日との気温の差。

北海道はオリンピックが終わった途端に気温が下がり、朝晩は半袖では寒いくらいでした。
それまで真夏日だ猛暑日だと言っていたのがウソのように、気温が10℃ほど下がった。

この落差がいかにも北海道らしい。

今回の行程は以下の通りです。


琴似5:39-札幌5:45、6:00-旭川8:53、9:19-上川10:27、11:10-
遠軽12:41、13:27-旭川17:11、17:37-岩見沢19:15、19:38ー琴似20:37


ということで、明日から旅行記です。

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瞬殺だった、横浜市長選

2021-08-23 05:40:19 | つらつら思ったこと

昨日投開票が行われた横浜市長選、8人が乱立し選挙が成立するかが懸念されていました。
有効投票数の1/4の得票がないと再選挙になるからです。

それだけ有力者が立候補していたのですが、結果は20時に山中氏の当確が出ました。
混戦と言われていたのに、瞬殺でした。

その時間では当然選管からの発表はないのですが、
それを待たずとも各報道機関の調査結果は明らかだったのですね。

この結果は総裁選や総選挙にも影響を与えるというのが大方の見方です。

それは当たり前だろうな、今のままではどうしようもないもの。
何もなさない政府の無策ぶりは目に余る。

これ以上は申し上げませんが、今日からいろいろありそうです、

何があってもいいのですが、その結果はいい方向に向かっていただきたい。
これ以上、無駄な死者を出さないように。

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ワクチン接種の副反応の補足

2021-08-21 08:33:45 | つらつら思ったこと

一昨日のブログで2回目のワクチン接種の副反応について書きました。
その際に東京新聞(電子版)に掲載されていた発熱の確率のことに触れました。

そのブログの内容では言葉足らずだったので今日はその補足です。

私はワクチン接種の副反応で39℃ほどの熱が出たと書きました。
俺(私)は何ともなかったのにお気の毒と思った方もいらっしゃると思います。

私は職域なのでモデルナ製、自治体で接種する方はファイザー製が多いと思います。
東京新聞ではこの両ワクチンの副反応に現れ方の違いが記事になっています。
    → https://www.tokyo-np.co.jp/article/124060

ここではいろいろな副反応について書かれていますが、
両社製で著しく違うのが発熱の出現頻度です。

モデルナ製の方がファイザー製より37.5℃の発熱は約2倍、38.0℃以上は約3倍、
その出現頻度が高いという結果になっています。

モデルナ製の方がファイザー製よりはるかに発熱しやすい、
私はそのトラップにその確率通りにはまったわけだ。

アメリカのデータでは両社製に差はないのだそうで、
なぜ日本でこういう結果になっているかについて原因は不明とのこと。

これからワクチン接種をする方も多いと思いますが、
両社製の違いをあらかじめ把握した上で準備することをお勧めします。

どんな準備をしなければいけないかは謎ですが。

くれぐれも発熱が38.5℃以上にならないと解熱剤を飲まないという私の話は参考にしないように。

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サンマ初水揚げ、1匹3,500円

2021-08-20 05:38:41 | 北海道のこと

昨日、厚岸港にサンマが初水揚げされました。

水揚げ量はわずか154キロ、競りではキロ2万8千円で去年の2.5倍となりました。
そして漁協の直売所では高いものでは1匹3,500円で売られたということです。

1匹3,500円のサンマ、ウナギや大間のマグロ、網走の釣りキンキよりも高かろう。
日本で一番高級な魚ではないだろうか。

もう日本ではサンマは秋の風物詩ではなくなりました。

そして驚いたのがその漁場です。

今回の漁船は“小型船”で、10トン以上20トン未満の船です。
そんな小さな船が繰り出した海域は通常のロシアの200カイリ内ではなく公海で1200㎞沖。

こんな小さな漁船が1200㎞沖まで行って帰ってくるなんぞ、どうなっているのか。
これでは1匹3,500円で売っても赤字だろうに。

そこまでしてサンマを追い求める意義があるのだろうか。

もうサンマは食べなくていいよ。
そういう時期になっていることを自覚するときかもしれません。

こういうところでスパッと切り替えられないのが日本なんだなと思います。

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