石北本線の上川ー白滝間には北見峠があり、そこを石北トンネルが通っています。
行きも帰りもこの峠を登るときには非力なキハ40は非常に鈍足になります。
時速15㎞くらいで喘ぎながら登る、という驚きの遅さは体験する価値あり。
ですがこれは時間調整でわざとスピードを抑えているというように見えます。
この間にある信号場で保安要員が乗り降りすることがあり、その余裕時分を確保しているのでしょう。
実際に3月に乗った時には上越信号場で職員の方が降りていった。
にしてもだ、いくらキハ40とはいえ遅すぎないか?
またこの上越信号場付近では上を見上げると旭川紋別道の高架を見ることができます。
浮島IC付近は石北本線のはるか上、吹きさらしの山の中です。
夏はともかく、冬はとても危険な立地にあると分かります。
私もよく利用しますが、よくぞあんな高いところに道路を作ったものだ。
最後に、帰りの旭川駅では隣のホームに伊香牛行の普通列車が出発を待っていました。
愛別行でも当麻行でもなくその間にある伊香牛行だ。
何でそんな行き先の列車が存在しているか、謎。
もちろんそれなりの理由があるのでしょうが、それにしてもわからない。
何方かご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。
これで旅行記は終わります。