奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

十勝バスの“エコ通勤企業定期券”と“ビジネス企業パス”

2019-03-31 06:01:02 | 交通
地方のバス会社は乗客の減少が続き赤字が当たり前になっていますが、
十勝バスは2011年に40年ぶりに乗客が増加し『奇跡』といわれました。

そして今や黒字経営という、常識ではあり得ない経営をしているバス会社です。

一時は倒産寸前までいった会社がここまで回復するといろいろなアイディアが出てくるもので、
十勝バスでは日帰りバスパックや各種フリーきっぷなどの施策を打っています。

その中に企業向け定期券として発売されているのが“エコ通勤企業定期券”と“ビジネス企業パス”。
    → https://www.tokachibus.jp/pdf/kigyou-teiki.pdf

“エコ通勤企業定期券”は社員の3名以上が申し込むと通常の30%の割引率が、
定期券の種類により割引率が最大41%にまでなるというもの。

“ビジネス企業パス”は帯広エリアと十勝管内エリアの2種類、
通勤には使えませんがそれ以外ならエリア内は登録企業の社員なら誰でも何回でも使えるというもの。

詳しくは同社のHPをご覧ください。

それにしても凄い発想だ。
赤字会社ではまず出てこないアイディアでしょうね。

私も赤字のホテルの運営をしたことがありますが、
そういう会社は何をしてもできない理由ばかり並び立て前向きな話ができません。
そんなことだからいつまでも負け犬根性が抜けないんだよ、ということばかり。

JR北海道はまさにそういう感じですね。

ですが成功体験がある人や会社は前向きで才能もアイディアも集まってきます。
十勝バスもそんな会社なのでしょう。

これからもローカルバス会社のモデルとして発展してほしいですね。
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統一地方選、前半戦が本格化

2019-03-30 06:19:30 | つらつら思ったこと
統一地方選は昨日、道議選と札幌市議選が告示され、
既に告示されていた道知事選と札幌市長選と合わせ激しい選挙戦が繰り広げられています。

毎度のことながら、札幌市内はこの4選挙でいろいろと…。
何しろ狭い区内に10数名の候補者が入り乱れて走り回るのですから。

と思ったら、私の住む西区では市議選で無投票になりました。
政令指定都市での市議選で無投票とは珍しいのではないか。

詳しくは知りませんが。

事前に分かっていれば、私が立候補したのに。
だったら、まぐれで当選したかもしれないし私も“政治家”になれたのに。

あぁ、残念。

※前半戦は7日、後半戦は21日投票です。皆さん、投票に行きましょうね。
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赤心社記念館(浦河町)

2019-03-28 05:43:59 | 北海道の博物館






赤心社(せきしんしゃ)は浦河の開拓のために設立されたキリスト者の組織です。

北海道の開拓時代は宗教団体による開拓集団が各地に入植しています。
赤心社はその中の一つでした。

設立は1880年、81年には50数名が西舎に、82年には80数名が元浦川(荻伏)に入植しました。

赤心社記念館は1888年の荻伏出張所事務所として荻伏駅前に建てられ1918年に荻伏村に寄付、
現在地の荻伏支所所在地に移転され公会堂として利用されました。

1925年からは荻伏村役場となり1954年に現在地に移転しました。
荻伏村は1956年に浦河町と合併しています。

1961年に一部改修の上、浦河町郷土館となり1964年に浦河町立郷土館荻伏分館に、
そして1974年に赤心社の関係資料を整備し現在の赤心社記念館となっています。

見学は平日は隣の荻伏支所に、土日は西幌別の郷土博物館に連絡しなければいけません。
面倒くさいので外観だけ拝見することにしました。

なかなか洒落た建物じゃないですか。
当時としてはかなり最先端のデザインだったと思われる。

中にはどんな展示があるか気になりますね。
もう少し暖かくなったら見学してみようかな。




*赤心社記念館

住   所:浦河郡浦河町荻伏15
見学時間:9:00~16:30
入 館 料:無料
休 館 日:月曜、祝日、12月30日~1月5日
備  考:見学は郷土博物館か荻伏支所に事前連絡
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丸瀬布町いこいの森 森林鉄道乗車券

2019-03-27 05:43:01 | 鉄道



最初に乗車日を書きますが、2003年8月16日です。
娘と2人で帰省した折に立ち寄ったときのもの。

遠軽町丸瀬布にある「いこいの森」にはキャンプ場や日帰り温泉など、
様ざまなレジャー施設が揃っています。

目玉はかつてこの地にあった武利意(むりい)森林鉄道で走っていた蒸気機関車、
『雨宮(あめみや)21号』が運転されていること。

『雨宮21号』は東京の雨宮製作所で製造された国産11トン蒸気機関車で、
森林鉄道蒸気機関車の動態保存では全国唯一となっています。

北海道遺産にも認定されていますね。

私はこれには何回か乗っています。
いこいの森に敷かれた2㎞ほどを走るだけですが、なかなか楽しい。

今年も4月下旬から走り始めると思いますが、
タイミングが合えばまた乗ってみたい。

運賃は当時も今も変わらず、大人500円で子どもが250円。

ちなみに当時は合併前だったので“丸瀬布町”となっています。
今は遠軽町丸瀬布なので、お間違えなきようお願いします。
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日立電鉄、関東鉄道竜ケ崎線

2019-03-26 05:29:12 | 鉄道



2003年(H15年)8月10日のきっぷ、3枚です。

日立電鉄はJR水郡線太田支線の終点、常陸太田ー鮎川(日立市)間を結んでいた私鉄です。

このとき私は郡山から水郡線で南下、上菅谷駅から太田支線に入りました。
終点の常陸太田駅前には日立電鉄・常北太田駅がありました。

さて、乗り鉄としてはここで悩む。
日立電鉄に乗れば水郡線・上菅谷ー水戸間が未乗になり、
水郡線で折り返せば日立電鉄が未乗でどちらにしても乗り残し区間が出る。

結局私は日立電鉄は次の機会ということで水郡線を折り返しました。

ところがその“次の機会”は訪れることなく、日立電鉄は2年後に廃止されてしまった。
素直に日立電鉄に乗っていればと、今思えば…。

関東鉄道竜ケ崎線は常磐線・佐貫ー竜ケ崎間を走っています。
起終点を含め3駅、全長4.5㎞、所要時間7分。

水戸から都内への移動途中に立ち寄ったもの。
こういうミニ鉄道は気軽に乗りつぶしできるので嬉しい。

ということで日立電鉄は立ち寄った記念として、
関東鉄道竜ケ崎線は乗車記念としてきっぷをゲットしました。

尚、当時は関鉄の子会社が運営していた鹿島鉄道(石岡ー鉾田間)も走っていましたが、
2007年に未乗のまま廃止されてしまった。

ローカル私鉄はいつどうなるか、わかりませんね。
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北欧館パン博物館 入場券

2019-03-25 05:40:21 | 北海道の博物館



北欧は札幌発祥のパン専門店、一時は広く店舗を展開していました。

また全国展開を図り各地に関連会社を設立しましたが札幌の本体が倒産、
札幌では現在後継会社が3店舗を運営するのみとなっています。

東京では小田急グループと提携した子会社が関東で47店舗を展開しています。

当初は「東京にも北欧がある!」と思っていましたが、
今では「札幌にもまだ北欧があるんだ…」という逆転現象を起こしています。

さて札幌の北欧が元気だった1990年に西区で開館したのがパンの博物館。
場所は山の手6条1丁目、今はスシロー札幌山の手店があります。

“日本ではじめてのパン博物館”ということで、パンに関する展示がいろいろありました。
また工場も併設されており見学が可能だったほか、パンのバイキングレストランもあった。

パンのバイキングってねぇ、そんなに食べられるものではないぞ。

開館は当初は平日もしていましたが晩年は土日祝のみ、
いかにも寂しい姿となって2015年に閉館しました。

博物館はともかく、パンのバイキングで採算を取ろうとしたのでしょうが、
セール連発の安売りチェーンのイメージがあった当時では難しかった。

さすがに無理筋だったと思わざるを得ない。
理念も何もない、無茶な博物館とバイキングレストランでした。

手元に入場券があったので、記録としてブログに残しておきます。
ちなみに入館日は2003年7月26日でした。
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大江戸線汐留駅開業記念 東京ワンデーパス(京急・都営地下鉄一日乗車券)

2019-03-24 06:07:59 | 鉄道






都営地下鉄大江戸線は1991年に光が丘ー練馬間が都営12号線として開業、
その後順次路線を伸ばし2000年に全線開業しています。

ただ汐留駅は駅周辺が再開発中だったため開業が遅れました。

そして2002年11月2日、大江戸線汐留駅はゆりかもめ汐留駅と共に開業しました。
それを記念して京急とコラボし発売されたのがこのきっぷです。

細かく見てみると面白いきっぷですね。

まず利用可能日が2002年11月の土日祝日のみ、
フリーエリアは京急・横浜ー泉岳寺間とその支線、都営地下鉄全線、
京急側の出発駅がゴム印で発売金額は手書き、更に改札で入鋏。

なるほど、これならどこの駅でも使えて汎用性が高い。
が、発売の手間を考えると駅では大変だったのではなかろうか。

そして紙製の立派なきっぷではないですか。
大きさは横18㎝ほど、縦が10㎝ほどあります。

今だったらこんな手間のかかるきっぷ、絶対に発行しないな。

いい時代だったね。
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イチロー、引退

2019-03-23 05:20:41 | スポーツ

シアトルマリナーズのイチローが21日の試合後、引退しました。

私は「チャンネルはそのまま!」を観たあと引退会見を途中から拝見、
結局深夜1時過ぎの会見終了までず~っと観ていました。

イチローの業績については私がいちいち述べるまでもないので割愛します。

私はイチローが出場した試合を1度だけ、円山球場で観戦しました。
後日、その日のことをブログに書いています。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/6ad1e8f7327eefa7b375a7183feedd13

観戦したのは1996年、阪神淡路大震災の翌年でオリックスとして初の日本一になりました。
『がんばろうKOBE』の合言葉を覚えている方も多いでしょう。

この年のリーグ優勝を決めたのはイチローのサヨナラヒットでした。

その後の活躍は皆さんご存知の通り、驚異的な打撃と守備で大活躍しました。
マリナーズ時代は試合でヒットを打つのが当たり前、無安打だとニュースになった。

また代名詞の「レーザービーム」、あの正確さは変態的だった。
とにかくいろいろな記録、記憶、伝説を残した選手でした。

元イチロー、お疲れさまでした。

またどこかでお目にかかることがあると思います。
そのときはどこで何をしているのでしょうか。

そのときを楽しみに待っています。

※イチローの活躍をリアルタイムでずっと観られたのは幸せでした

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花王石鹸復刻デザインパッケージ

2019-03-22 05:38:24 | イベント



ツルハで見つけた石鹸です。
花王石鹸の復刻デザインパッケージ、1953年から使われていたものです。

花王石鹸は1890年に販売開始、以後いろいろ形を変え今も売っています。

凄いロングセラーだ。

「花王石鹸ホワイト」は普通に売られているナショナルブランドの石鹸では、
多分一番使い勝手がいいと思います。

いいものは長く売られるということですね。

ちなみにお値段は3個入りで213円(税込)でした。
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平成9年(1997年)の硬券

2019-03-21 05:33:16 | 鉄道



1997年のコレクションの紹介もこれが最後です(多分)。

道南の各駅で調達した硬券6枚。

日付順に茂辺地駅発の乗車券、黒松内駅、大沼駅、七飯駅、桔梗駅各入場券、
鹿部駅発の乗車券となっています。

鹿部から桔梗までの乗車券とは珍しい。
これは実際に乗ったときのものではないな。
どうやって手にしたのかわからない。

当時は6駅の中で茂辺地駅と鹿部駅が簡易委託駅となっています。

今は茂辺地駅がいさ鉄に移管の上今も簡易委託駅に、
黒松内駅と鹿部駅が無人化されました。

他の3駅は今でも駅員がいるとは、今どき頑張っている。

こういうきっぷはコレクションし甲斐があるなぁ。
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