奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
OYOYO美術部所属。

有島記念館

2012-11-30 05:56:11 | 北海道の博物館



「生まれ出づる悩み」「或る女」などを書いた作家であり、
この地の地主でもあった有島武郎の軌跡を紹介した施設です。





作家としては名作を世に出したことで名声を得ています。
ですが次第に筆力が衰えほどなく人妻と心中死をする。

地主としては有島農場の開放を宣言、
当時としては画期的な思想の持ち主でもありました。

往々にしてこういう施設は、その人のいい面ばかりに光を当てがちです。
陰の部分にもしっかりと言及してこそ、その人の全体像を見ることができる。

地元の有名人の陰の部分は見たくないものですが、
いいところだけ見せていては焦点がぼやけてしまう。

人妻と心中したところに当時の有島の作家としての苦悩があったように思うのだが、
その人妻に関する言及がほとんどありません。

また筆力が衰えたことも正視しなければいけないと思うのですが。
このことと心中との相関関係はどうなっているのか。

建物は大きく、そしてわかりにくい。
展示を見るにあたり順路がはっきりせずまた小展示室もあちこちふいに出現、
見学していてストレスを感じる。

有島ファンなら、それこそ有島の足跡を辿るためにはいい施設です。

有島の事をよく知らない方は、
寒くない時期にその足跡を辿りたっぷり時間をかけて有島の作品に触れてみる。

そのように過すことが出来るならば有意義な時間となるでしょう。



*有島記念館

住    所:虻田郡ニセコ町字有島57
開館時間:9:00~17:00
入 館 料:大人500円、中学生100円
休 館 日:月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始、5月~9月は無休
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

OYOYO観楓会inニセコ … ミルク工房から帰りまで

2012-11-29 05:11:43 | 北海道の旅日記
ホテルをチェックアウトし、東山地区の「ミルク工房」へ。
“高橋牧場・のむヨーグルト”は札幌などでもよく売っていますね。





ここは広い敷地にいろいろな施設があり、いろいろなものを製造販売しています。

車がひっきりなしにやってくる。
連休中とはいえ、このオフシーズンにたいしたもんだ。

お馴染みのむヨーグルト、アイスにソフトクリーム、シュークリーム、
カステラ、チーズケーキ、バウムクーヘン、クッキーなどなどにレストランまで。





ミルク工房自体のオープンは平成9年ですが、もちろんその前から高橋牧場はありました。
酪農家が生き残っていく上でどうしたらいいか、その中で出てきた一つの答えでしょう。

生乳に付加価値をつけて一般消費者に直接売る。
全国あちこちにこのような農場がありますね。

札幌という消費地に近いこと、ニセコという観光地であること。
「ミルク工房」の成功はこの2つの要素が大きいなぁ、と思う。

ところでここ、「ミルク工房」には普通の“牛乳”がありません。
売っているのは全て牛乳の加工品です。

加工品の中では“チーズ”もありません。

いろいろな理由があるのでしょうが、
鮮度管理に手間がかかるものと商品になるまでに時間のかかるものはない。

生乳は手取り早く商品にして売りたい。

商売としては一つの正しい判断でしょうし、そうせざるを得ない理由もあったろう。
でもここが普通の“牛乳”を作ったらどんな味になるのか、興味があります。

このあとは有島記念館などに立ち寄って解散、それぞれ家路につきました。

みんなありがとう、またやろうね。

終わり
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

OYOYO観楓会inニセコ … ニセコグランドホテル

2012-11-28 06:28:51 | 北海道の旅日記
私はあちこち温泉に泊まりますがこんな時間にチェックインすることは稀。

いつもは仕事の途中なので遅い時間にチェックインして急いでお風呂に入り、
慌しく夕食というパターンがほとんど。
場合によっては夜中にチェックインしコンビニの弁当ということもしばしば。

ところがこの日は違います。
温泉を堪能する時間はたっぷりある。

お宿は大きな混浴の露天風呂があるニセコグランドホテル。

宴会は18:30から、それまでは温泉三昧。
温泉、休憩、温泉、テレビ、また温泉…。

このホテルはお湯の質がいい、こんなにお湯を堪能したのは久しぶり。

宴会は畳の大広間、お鍋やカニなどの料理にカラオケにお酒。
こんな正統派の観楓会は久しぶりじゃ。





前菜    だしまき卵、ミニホタテ、ミニ焼き芋(←不思議な食感、美味)
お造り   3点
焼物    鮭
茹物    カニ
揚物    天ぷら(塩でいただく)
蒸し物   茶碗蒸し
鍋物    牛乳鍋
デザート、ご飯(道産米)、お吸い物、香の物

私はカラオケで弾けた。

翌朝はいつものように5時から温泉に。





露天風呂には誰もいない、ちょうどいい加減のお湯に浸かりながら夜明けを待つ。
少し休憩、また温泉、上がって体を冷ましまた温泉。

いやいや、本当に温泉を楽しみ尽くしたけど、まだ足りない…。
そんな気になる、いいお湯でした。

朝食は7:00からバイキング。
ご飯を3杯食べて牛乳を2杯、お腹いっぱい。

チェックアウトは10時、こんな時間まで宿でゴロゴロすることも珍しい。

よい宿によい仲間、それ以上望むものなし。

2日目はミルク工房など、そして帰り
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

OYOYO観楓会inニセコ … ホテルまで

2012-11-27 05:41:39 | 北海道の旅日記
昼食後は「SEED BAGEL&COFFEE COMPANY」へ。
ベーグルが美味しいと評判のお店、場所はニセコ町・有島記念館の近く。

が、場所がよくわからない。
近くまで来ているのは間違いないのですが、それらしい建物がみつからない。

よくよく見ると、普通の民家に見えたところがそのお店でした。





自宅兼用で看板も目立たないのでよく迷う人がいるらしい。

肝心のベーグルはほぼ売り切れていて1個しかない。
その1個は相棒が店内でコーヒーを飲みながら美味しくいただきました。

私もコーヒーをいただきながらお店で寛ぐ。
森の中、小川が流れテラスがある。

いい環境だ…。
夏ならテラスに出てコーヒーを飲んでみたい…。





その後、ニセコ駅へ立ち寄るとそこに偶然ノースレインボーエクスプレスがやってきた。





この時間に定期列車はないので、臨時列車ですね。

調べてみるとこれでした。
「小樽・後志 味覚の旅2012」 → http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2012/121002-1.pdf

このツアーはニセコ駅で駅前の温泉で入浴タイム、約2時間。
皆さん、ごゆっくりされたでしょうか。

そのあとは蘭越まで足を延ばしたり東山地区でガラス工芸のお店に行ったり。

この間、他の2台はそれぞれ陶芸と燻製作りの体験をしているはず。
ツイッターを見るとそれぞれ楽しんでいる様子。

私たちは16時頃、ニセコグランドホテルにチェックイン、
他のメンバーの到着を待ちます。

次は、ホテルにて
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

OYOYO観楓会inニセコ … 1日目お昼まで

2012-11-26 05:33:09 | 北海道の旅日記
OYOYO(まち×アートセンターさっぽろ)は毎週火曜日にいろいろな活動を行っています。

OYOYOのHPはコチラ → http://www.oyoyo16.com/
住所は札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル6階

火曜日以外にも様々な活動を行っています。
ご興味のある方は見学だけでもどうぞ。

でですね、今年はOYOYO発足以来初めて観楓会を行うことになりました。
日程は11月23日~24日の1泊2日、目的地はニセコ。

23日9:00にOYOYO集合、車3台に分乗して出発。





まずは中山峠で休憩、「中山峠森の美術館」へ。
ここから車は2台と1台、2手に分かれて進みます。

私は他の1台と一緒にニセコエリアに入って昼食。

旅の楽しみの一つは“食”、ニセコにはいろいろな美味しいものがある。

私たち一行6人は蕎麦の名店とされる「手打蕎麦いちむら」へ。





ここは蘭越産の蕎麦粉を石臼で挽き地元の湧水で毎朝手打ちしているらしい。

12時少し前にお店に入りとじ蕎麦を食す。
ニ八蕎麦で800円、十割蕎麦なら150円増し。

食事を終って会計をする時には12名も入店待ちの人がいた。
わずか時間が遅くなるだけで客が並ぶ人気店です。

この後は更に2手に分かれてホテルに入るまで単独行動。
私ともう一人はニセコエリアをふらふらドライブしました。

次は、ホテルに入るまで
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

冬に美味しい牛乳の秘密

2012-11-25 06:55:37 | 農業を考える
皆さん、牛乳を飲んでいますか?

私は酪農地帯育ちなので搾りたての生乳をよく飲んでいました。
子供の頃が懐かしい~。

その牛乳ですが、夏と冬で味が違うと知っていましたか?
加工乳は変わりませんが「成分無調整」の牛乳は味が変わるのです。

乳牛は暑さに弱く、夏は食欲も落ち水もよく飲むので
体内の脂肪分が減って牛乳の乳脂肪分も下がります。

冬は水分の少ない干草をいっぱい食べることもあり、
乳脂肪分が濃くなります。

ということで、牛乳はこれからが一番コクがあって美味しい季節。
普通に飲んでいるだけではなかなか気付きませんが、そうなのです。

これからが牛乳の美味しい季節。
昨日、ニセコグランドホテルの朝食で飲んだ牛乳は美味しかったなぁ。

と言いながら、画像はセコマの牛乳です。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今夜はニセコ

2012-11-23 06:40:05 | 北海道の旅日記
今日と明日、ニセコに行って参ります。

OYOYO(まち×アートセンター)発足以来初の観楓会で、
OYOYOを朝に出かけ明日の夕方までいろいろニセコ地区を探検に。

どんな旅になるかわかりませんが、
徒然ボチボチ行ってきます。

明日の更新はおやすみ、
次は日曜日になる…はずです。

ではでは。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

OYOYOゼミ公開講座 福島慶介「作品紹介と場の偶有性について」

2012-11-22 05:34:51 | イベント
OYOYOゼミ公開講座 福島慶介「作品紹介と場の偶有性について」

私が末席を汚しているOYOYO(まち×アートセンターさっぽろ)で公開講座が行われます。

・日 時:2012年11月27日(火) 20:00~22:30

・テーマ:作品紹介と場の偶有性について

・講 師:福島慶介(建築家/クリエイティブディレクター)

・参加費:500円、事前申込不要

・主 催: OYOYOゼミ

小樽で若手プロデューサー、まちおこし仕掛け人、建築家など多彩な活躍をされている福島慶介さんを講師にお招きします。

小樽の(旧)岡川薬局プロジェクトの方、と紹介した方が「ああ、あの」とピンと来られるかもしれません。

3年前に1930年(昭5)に建設された小樽市指定歴史的建造物「岡川薬局」を買い取り、
カフェと宿泊施設を併設させ古くから伝わる文化と実験的なコミュニティのスタイルを提案し続け注目を集めてきました。

http://www.re-okagawapharmacy.info/

内容は福島さんがこれまでお話されたことのないものになる予定。

まだ作品を見たことのない方も作品紹介も含めてお話いただきますので、
どうぞ気軽にご来場ください。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ノスタルジックさっぽろ1972 ~冬季五輪から40年 資料でたどる札幌のすがた展~

2012-11-21 05:29:55 | イベント
札幌市立図書館所蔵資料の特別展です。

場所:札幌市中央図書館1F展示室(中央区南22条西13丁目)
会期:開催中~12月23日まで
時間:平日8:45~20:00(休館日は~17:00、土日祝8:45~17:00)
料金:無料

市立図書館には開架されている書籍の他にも所蔵しているものがたくさんある。

札幌オリンピックからもう40年経ちます。
私が10歳のころ、テレビで日の丸飛行隊を見て興奮したことを覚えています。

あの頃の私にとって札幌は、遠い異国のような存在でした。
確か札幌にはまだ行ったことがなかったはず。
紋別でさえ、滅多に行くことができない大都会だったのですから。

札幌はオリンピックを境に街並が変わりました。

地下鉄や地下街ができた、道路があちこち広がった、駅前にビルが立ち並ぶようになった、
ホテルが急に増えた、雪まつりが国際的に有名になった、外国人観光客が増えた…。

その頃にできたビルが今は老朽化して駅前通りのビル群は今、建て替えラッシュです。

当時の札幌の様子をつぶさに見ることができる展示です。

札幌の地図がありました。

千歳線はまだ旧線で、「東札幌」などという駅名も見えます。
郊外は宅地化されていない土地がいたるところにある。
西野などは家がポツポツとしか見当たりません。

もちろん、オリンピック関連の資料はふんだんにあります。
役員や組織委員会などの関係者が部内だけで使っていた資料は珍しい。

競技者の写真などもあります。

一番の人気者だったフィギュアスケート女子シングルのジャネット・リン。
オチョア、ナディヒ、シェンク、イリーナ・ロドニナ、りんごちゃん、日の丸飛行隊。

札幌の転換点だったオリンピック、40年の節目にふさわしい展示でした。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

北海道新幹線、「建設事業概要の説明会」を開催

2012-11-20 05:16:08 | 鉄道



北海道新幹線は現在、2015年の開業を目指して新函館(仮称)駅までの工事が進んでいます。

その先、札幌駅までの工事は今年6月に認可され、
8月に長万部で起工式が行われました。

札幌までの全線開業は23年後、なんとも遠い未来の話です。

その未来の話の北海道新幹線ですが、
札幌までの延伸についての説明会が11月13日に西区民センターで行われました。

こんな機会はもう2度とないと、私もこの説明会に出席してきました。

当日は(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構と札幌市の担当者が臨席、
地元住民に対し機構の担当者から30分ほど様々な説明がありました。

その後質疑応答があり、1時間ほどで説明会が終了。

計画によると新小樽(仮称)駅を出た新幹線はすぐトンネルに入り、
札幌市西区西宮の沢の住宅地から地上に出てきます。

その後発寒駅付近でJR在来線と平行し札幌駅まで高架橋で行くルートになります。
札幌駅では現在の1・2番線を新幹線が使うようになるとのこと。

ということは、私の住むマンションの目の前を新幹線が通ることになる。
高架橋の高さは琴似付近だと在来線の高架橋と同じくらいだという。

それだと新幹線と在来線が併走している場面を見ることができるな。

などなど、“鉄”としては興味深い話をいろいろ聞く事が出来ました。

それとは別に地元民としてはやはり工事の騒音とか高架橋による日照権とかが気になる。
また電波障害、新幹線の走行音、建設用地の立ち退きなどの問題も。

やっぱり新幹線って、巨大プロジェクトなのだなぁ。

でもこれって、在来線を高架橋にする時直面した問題と同じですね。
新幹線だからもう少し影響する規模が大きいというだけだ。

さて、私はここで繰り返します。

開通は23年後、私が生きているかどうかわからない遠い未来の事。

まだ現実味がないなぁ。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加