奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
OYOYO美術部所属。

江差線の廃止

2012-10-31 04:36:19 | 鉄道
既報の通り、江差線の木古内ー江差間が廃止になりそうです。

この区間の輸送密度は1987年度が253人だったのに対し、昨年度は41人に減少。
そのうち通学定期利用者は昨年度は4人だったとか(H24.10.27朝日新聞道内版)。

4人ですか。

地方ローカル線の主なお客さんは学生と通院客。
その中で学生の輸送密度が4人とは、もう末期を越えた状態です。

これは往復の数字なので片道にすると2人しか利用していないことになります。

この区間のバス転換はもう既定路線、
あとはそのバスをどこが運行しそこで出た赤字をどう補填するかにかかっています。

各報道では15年間はJRが赤字を何らかの方法で補填するのだとか。
それでも鉄道を残したことによる赤字額よりもかなり少なくなるはず。

これからいろいろ決められていくのでしょうが、
何にせよ道内から鉄路が消えてゆくのは寂しいものです。

いや本当に、廃止になる前に一度は乗りに行かなければ。
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道東道、夕張ー占冠IC開通から1年 … 下

2012-10-30 05:11:24 | 交通
十勝地方から札幌圏へ購買力が流出している、それをどう考えるか。

当然ながら札幌圏より十勝圏の方が人口が少ない。
両圏域の人口差を考えると単純に十勝圏からの流出が問題になります。

逆に考えると十勝圏は交通網の整備によって、
札幌圏という巨大市場が近くなったと見ることができます。

これは十勝圏にとって大きなチャンス。

なにしろ十勝には日本のどこの地方にも真似できない特色があります。

それは、“食”です。

昨日述べた「十勝スイートピア・ガーデン」は道東道開通以後、
繁忙期では来客数が2けた台の伸びがあるといいます。

確かに間違いなく、「十勝スイートピア・ガーデン」は大混雑しています。
ここの名物、「三方六」の切れ端の特売品は開店後すぐ売り切れるといいます。

以前は午前中であれば売れ残っていることも珍しくなかった。
また以前は閑散としていた平日の午前中でも店内は客でいっぱいです。

東京近郊の有名観光地みたいだ。

ここ以外でも十勝地方の名のあるスイーツのお店は混雑しています。

スイーツの他では乳製品やお蕎麦、温泉など、
札幌からの集客を期待できる要素がたくさんあります。

札幌や全国の人にとって十勝は憧れの食や自然、温泉にあふれている土地です。

問題はそれを十勝の人がどう認識しどう取り込むのか。
往々にして地元の方たちがその魅力を認識していない。
でも十勝地方はその心配はないな。

高速交通網の整備は概ね地方が衰退する原因になっていました。

それを覆し都会を取り込む、そんな知恵と実行力が十勝に問われていますし、
十勝はそれをなしうるポテンシャルが十分にある楽しみあふれる土地なのです。

終わり
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道東道、夕張ー占冠IC開通から1年 … 上

2012-10-29 05:04:35 | 交通
北海道開発局は道東道・夕張ー占冠IC開通1年後の利用状況を発表しました。

それによると開通後1年で平均5,800台/日の利用があったそうです。
またお盆時期にはトマムー十勝清水間では最大19,200台の利用があったとか。

それとともに開通区間の前後では開通前に比べて利用が1.5倍に。

まずはめでたい。

また同区間を利用する札幌ー帯広の都市間高速バスは、
それまでの1日7往復から10往復に増えたこともあり、
乗客数は3年前に比べ7割増えたという。

それに比して鉄道は南千歳ートマム間の乗客数は、
4~9月で前年より5%下回ったそうです。

先日乗ったスーパーとかちは4両編成だったしなぁ。

さて、1日5,800台という数字。

これは上下合わせた数字でしょうから片道は1日2,900台。
とすると1時間あたり約120台、1分あたり2台。

1日平均片道約30秒に1台の割合でこの区間を通る車があるということ。
もちろん日中と夜間では交通量が大きく違うのでしょうが。

この通行量は建設費などを考えると費用対効果でどうなのか、
私では判断し難い。

とはいえ十勝地方には大いなる経済効果があったのは間違いない。
柳月の「十勝スイートピア・ガーデン」などは開通前に比べ大混雑しています。

“食”は人を十勝にひきつける大きな要素だ。

それと同時に、十勝地方から札幌圏へ購買力が流出しているのも間違いない。

札幌市内や北広島の三井アウトレットなどに十勝から購買層が流れている。

続く
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札幌東急百貨店・クリエーターズマーケット

2012-10-28 05:34:54 | イベント



今日から31日(水)まで、札幌東急百貨店で行われます。

場所は9F催事場、時間は10時~20時(最終日は17時まで)。

羊毛フェルト、ドールハウス、手作りアクセサリー、布雑貨など、
注目のクリエーターが登場します。





そこになんと、
私のプロフィールにある似顔絵を描いてくれた奥村清美さんが出店します。

奥村さんのブログはコチラ … http://kaitonokaze.blog129.fc2.com/

今回は狭いスペースらしいのでそんなにブツは持ち込めないみたいですが、
それでも奥村さんのほんわかした作品に触れることは出来るはず。

奥村さんは今回、カンバッジ、ストラップ、シール、くるみボタンなどを出品するようです。

お近くをお通りの方は顔を出してみてください。

私は31日の午後に行きます。
そのときはよろしく~。
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☆☆催行決定「滝上・丸瀬布 森林鉄道探り旅」☆☆

2012-10-27 05:15:09 | 滝上町



かねてから募集していましたシィービーツアーズの“鉄”旅、
「滝上・丸瀬布 森林鉄道探り旅」の催行が決定しました。

ツアーの詳細はコチラ → http://www.cb-tours.com/programs/y1b002.html

設定は11月3日と10日に札幌を出発する1泊2日の旅。

これは滝上町に残る「濁川森林鉄道」の跡を辿るツアーです。

滝上町では森林鉄道の線路跡や橋脚跡、そして地図など、
ゆかりの場所や資料をふんだんに見て行きます。

宿泊するホテルでは夕食の後に、
実際に森林鉄道で働いていたOBによる語りもあります。

「濁川森林鉄道」が廃止されて50年以上経ちます。

そこで実際に働いていた方のお話が聴けるなんて、
そんな機会はこれからも滅多にない。

2日目は紋別市鴻之舞にある鴻紋軌道跡と丸瀬布森林鉄道跡を見学するという、
まさに『ごめんなさい!』という気分のツアー内容。

こんな鉄分の濃い旅ですが、11月3日出発分は催行が決定しました!

いやぁ、“鉄”の吸引力はすごいですなぁ。

11月10日出発分はまだ募集していますので、
興味のある方は同社にお問合せ下さい。
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ヨシイエ童話 … こんな時代だから、お勧めの漫画

2012-10-26 05:27:09 | つらつら思ったこと
業田良家という漫画家がいます。

「自虐の詩」は阿部寛の主演で映画になりました。

この漫画家の作品群に“ヨシイエ童話”というのがあり、
その1~4巻が“世直し源さん”という作品になっています。

選挙で通称“源さん”という人が当選し、総理大臣になります。

本名・本田源太郎。

いつもステテコに腹巻という格好です。
そして、構造改革の法律を提案します。

“国会議員性根(しょうね)たたき直し法案”。

国会議員の曲がった根性、叩き直せ…っていうやつ。
こういうところは現実世界と変わりませんが。

細かいストーリーなどは省きますが、今の状況をえぐってます。

こういう時代だからこそ、皆さんにお勧めしたい作品です。

私はいつまでたっても、色あせない物語だと思っていますが…。
気になったら、ブックオフででも立ち読みしてみてくださいまし。

いやいや、マンガですみません…。
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栗山町開拓記念館・泉記念館

2012-10-25 05:08:39 | 北海道の博物館



所在地は栗山市街地ではなく、角田地区。
ここは宮城県角田藩からの移住者が開いた街だそうです。

展示はテーマごとに分かれ、それぞれに資料と解説がなされています。

昔町内を走っていた夕張鉄道の資料もきっぷや駅設備などがあった他、
新ニ岐駅から分岐していた角田炭鉱専用線の資料もありました。

嬉しかったのは昔の住宅地図があったこと。
炭鉱で栄えていた頃の栗山町の様子がよくわかりました。

各テーマの展示それ自体はいいのですが、
内容がそこで完結されていて横の結びつきがない。

町の歴史はいろいろな要素が絡み合って有機的に結びつくもの。
それを解きほぐしながら全体を眺めることが必要です。

そういう試みがあまりなされていない。

なので例えば、炭鉱の盛衰と交通網の関係とかそれによる商工業の成り立ち、
農業はそれにどう関わってきたのかなどがわからない。
町全体の地勢や概要もつかみにくい。

私は夕張鉄道が町内のどこを走っていてそこから専用線が延びる角田炭鉱がどこにあり、
それと国鉄がどう絡んでいたのかがわからなかった。

いろいろな地名の由来なども解説しているがそれが町内のどこにあるのか一見してもわからない。
こっちの解説とあっちの地図を見比べて初めてわかるような状態。

結果そのことが、町の全体像をわかりにくくさせている。

そんなことは町民であるならば常識、だからいちいち解説するまでもない。
そういう雰囲気が感じられたのが残念だったかな。





隣接して開拓の祖・泉氏の旧居宅である泉記念館があります。



*栗山町開拓記念館・泉記念館

住    所:夕張郡栗山町角田60-4
開館時間:10:00~16:00
入 館 料:高校生以上100円、小中学生50円
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始
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JR北海道、10月27日にダイヤ改正

2012-10-24 04:44:50 | 鉄道
学園都市線の電化がいよいよ仕上げになります。

JR北海道は10月27日にダイヤ改正を行い、
現在は一部気動車で運行されている学園都市線・札幌ー当別間を完全電化します。

これに伴い現在は電車と気動車で運行されている苫小牧ー室蘭間は、
普通列車が全て気動車での運行になります。

この区間は電化されているにもかかわらず、
電車は「特急すずらん」だけが走ることになります。

その他札幌近郊で細々改正がありますので、
通勤や空港までのアクセスで影響を受ける方は駅などでご確認下さい。

“鉄”の私には気になることがいくつかありますが、
それは乗り鉄”した時にでも追々解明していくことにしましょう。

それとは別に冬の臨時列車も発表されました。

そこでは最近のスキー離れを象徴しているのか、
富良野やトマム方面へ向うリゾート列車の運転がありません。

今まで「アルコン」や「トマサホ」をはじめ華々しくリゾート列車を走らせてきましたが、
この冬は「ニセコエクスプレス」だけになります。

時代は変わるものよのぉ。

そんな感慨にふけっている時間はない。
そのうちまた鉄分補給してやる!

買ってきたばかりの新しい時刻表を眺めながら、
次はどこに行こうかと考える私です。
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素人大臣の悲喜劇

2012-10-23 04:42:06 | つらつら思ったこと
田中法相が窮地におかれています。
暴力団と関係があったとか政治献金の問題とか。

政策以前の下らない話で全くつまらないのですが。

そもそも田中法相は法務行政には疎いのだとか。

そんな専門外の人材を大臣に起用した方もどうにかしていますが、
それを承知で大臣に就任する本人もどうにかしている。

「私は専門外でその任にふさわしくありません」

と言って辞退するという選択肢はないのかねぇ。
それでこそ政治家だと思うのだが。

政治家ではなく政治屋が、
『大臣になること』自体が目的なのでその選択肢もないのだね。

そこで思い出すのが田中直紀防衛大臣の辞任劇。
そのときに書いたブログはコチラ … http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/d3b17c25341a037d9e1668a40ad357b2

背景は同じだよね。
「大臣病」だ。

それを見ているこちらとしては笑うしかない。
まさに政権末期、というか日本全体のことを考えると野党も含め日本が末期。

とはいえそういう政治家しか選べない国民だということも事実。
結局は私たちの問題だといえるでしょう。

田中直紀防衛大臣のブログでも書いた一言をもう一度。

『ひどい政府は、愚かな民が作る』(福沢諭吉)

まさにその通りだと思うしかないのです、私は。
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秋の南富良野ノロッコ号 … 帰り

2012-10-22 05:05:36 | 北海道の“鉄旅”日記
新得からは石勝線まわりで札幌まで。

まずは13:29発のスーパーおおぞら8号でトマムまで。





トマムで下車したのは初めて、駅周辺は何もなし。

駅からはトマムリゾートのインフォメーションセンターまでの陸橋が伸びていますが、
その陸橋は閉鎖されていました。

駅の案内にはその陸橋の先にトマムトラベルセンターがあるとありましたが、
その陸橋が閉鎖されていては行くことができません。

その後の行程は以下の通り。

トマム14:31(スーパーとかち6号)-新夕張15:08、15:44-夕張16:11、16:19-
南千歳18:17、18:22(エアポート183号)-札幌18:55、19:08-琴似19:13

この間、今では解除されましたが特急の減速運転のせいで全ての列車が遅れました。

遅れ時間は最大10分程でしたがこれでは交通機関としての信頼性が損なわれる。
日本の鉄道で何ヶ月も恒常的に列車が遅れるなどと言う事態は珍しい。
それだけ日本の鉄道は優秀であるとの証左ではあるのですが。

最後に札幌駅でサプライズ。

ホームに「SLニセコ号」が入線してきた!





乗っている乗客の表情がまたなんとも楽しそう。

そうそう、観光列車は普段とは違う旅を提供してくれるもの。
乗客を幸せに出来ない観光列車などありえない。

JR北海道はもっと原点にかえって、観光列車を考え直した方がいいぞ。
私も予定外のSLを見て、その日の疲れが吹っ飛びました。

ノロッコ号もよかったし、SLを見ることができたのも良かった。

終わりよければそれでよし、いい一日でした。

お終い
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