奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

異次元の少子化対策とは

2023-06-30 05:17:49 | つらつら思ったこと

日本は少子化が進み、将来に不安を抱えたまま時間が過ぎています。
総人口も2022年の推計では前年に比べ55万6千人の減少、減少幅は年々拡大しています。

これでは日本の将来は危ういということで、政府は「異次元の少子化対策」をしようとしています。
その予算も倍増するということですが、本当に倍増するのは2030年初頭なのだとか。

そんな先に予算を倍増したからといって、少子化対策に間に合うはずがない。
ってか、そもそもお金を出せば少子化は止まるのか?

ところで結婚した夫婦の最終的な出生数(完結出生児数、といいます)は2021年で1.90人でした。
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」より。
    → https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16gaiyo.pdf

結婚した夫婦は平均で1.9人の子供を授かったということになります。

これはよく言われる「合計特殊出生率」の1.26人(2022年)よりかなり多い。
ということは、結婚をした方は独身者を含めた総平均に比べ出生数がかなり多いということですね。

であれば、単純に結婚者数を増やせばいいのではないか。
そうすれば夫婦一組当たり2名弱の子供を授かることになるぞ。

それが真の少子化対策であるのは前述の数字が示しています。

一番簡単にできる対策は夫婦別姓を認めることですね。
それならば、法的にも守られ安心して結婚をし子供を授かろうという方が増えるのは間違いない。

予算の必要もなく、法律を通せば経費ゼロで実現できるぞ。
これを待ち望んでいる方がいかに多いか、今までの経緯からわかっているだろうに。

これは何十年も前から当事者から要望されてきたことです。
それすら叶えずに今更『異次元の少子化対策』とは、本当に笑えるな。

政府が早々に本気で少子化対策を考えていたなら、今頃は…。

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夏タイヤを買いました

2023-06-29 05:30:13 | つらつら思ったこと

昨日、夏タイヤを買いました。

タイヤサイズは185/60/16、ヨコハマの新品、
価格は特別価格なのでここでは披露しませんが…。

工賃、バランス、廃タイヤなど諸々含めとにかく安かったとだけにしておきます。

それまで履いていたタイヤはかなりすり減っていて、
使い続けていてもせいぜい年内で限界だろうという代物でした。

当初は年内で履きつぶして来年取り換えると考えていたのですが、
タイヤは年々値上がりしていることをから早々に買ってしまおうということに。

その方が安く買うことができるだろうと思ったわけだ。
来年に新品のタイヤを買おうと考えている方、早いうちがいいぞ。

ということで、わが愛車のタイヤはピカピカしておる。
新品は気分がいいなぁ。

新品のタイヤに取り換えると明らかに違うと思うことは、
ノイズが小さくなり車内が静かになり非常に快適だということ。

この差は車に詳しくない私のような者でもはっきりわかります。
運転していてもとにかく静かに感じる。

次はスタッドレスタイヤですが、これは来年買うことになりそうです。
この冬、事故に遭わないよう気を付けなければいけませんね。

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JR北海道、主な駅の営業時間

2023-06-28 05:41:50 | 鉄道

 

JR北海道の有人駅はみどりの窓口を持っています。

道外ではみどりの窓口の営業を終了する駅が多いようですが、
JR北海道は必死に維持しています。

さてその駅窓口の営業時間は当然ですが地域の事情に合わせ各駅で違っています。
わが最寄りの琴似駅は5:30~22:45となっており、始業時間は始発列車に対応しています。

各駅の案内は同社HPをご覧ください。
     → https://www.jrhokkaido.co.jp/network/tel/eki.html

最短の営業時間は多分南稚内駅で、6:10~14:00の7時間50分です。
次いで音威子府駅の8:15~16:10(日祝休み)の7時間55分かな。

では一番営業時間が長いのはどこかというとこれがなんと深川駅で、
5:30~0:10の18時間40分となっています。

旭川駅ですら営業時間は5:00~22:00(7月10日からは7:00~19:00)なのに、
なぜ特別な事情があるとも思えない深川駅の営業時間が長いのか?

特別な事情があるから0時過ぎまで営業しているのでしょうが。
この辺りの事情、関係者に聞いてみたいなぁ…。

それとは別ですが、7月10日から窓口の営業時間と休業日が変更になる駅があります。

駅によっては営業時間がかなり短くなります。
特に早朝と夜間帯にご利用の際はご確認ください。

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滝川駅・北の大地の入場券

2023-06-27 05:35:27 | 鉄道

 

5月28日のブログに、娘と「たきかわ菜の花まつり」に行ってきたと書きました。

私は滝上から向かい娘は札幌の自宅を出て滝川駅で合流したのですが、
私は早く着きすぎて滝川で時間を余らせてしまった。

駅で暇ができるとついつい買ってしまうのが“北の大地の入場券”ですね。

表のモチーフは滝川ー江部乙間で菜の花畑の向こうに走る特急「ライラック」です。
さすがにジギスカンを背景に…とはならなかったようで。

ですが「たきかわ菜の花まつり」当日に買ったとしては上出来でしょう。

裏のモチーフは北光公園なのですが、これは砂川市にある公園ではないですか。

砂川駅も“北の大地の入場券”を発売しているのですが、
そちらのデザインはどうなっているのであろうか。

いろいろな事情があるのでしょうが、大変なことよのう。

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デスクトップパソコンも復帰しました

2023-06-26 06:05:46 | つらつら思ったこと

デスクトップパソコンが不調になってからしばらくブログはお休みしていました。
しばらくしてからノートパソコンを譲り受け、ブログを再開しています。

ブログをお休みしている間、いろいろな方から生存確認のご連絡をいただきました。
その節はご心配をおかけしましたが、私は相変わらず元気です。

修理に出していたデスクトップパソコンも早々に持ち帰っていたのですが、
それもやっと昨日、復帰していろいろなことが通常営業に戻りました。

初期化したのでいろいろなセッティングに時間がかかるということで、昨日まで放置していたのだ。

デスクトップ、快適だよ。

モニターも大きいので見やすいので文章も打ちやすいですし、
動画を見てもこれまた画面が大きいので見やすい。

何より、今まで使っていたキーボードが使えるのは大きい。
いろいろな入力がストレスなくほぼブラインドタッチでできるのがいいな。

こういう慣れって、大事なんだと再確認しました。
このような微妙なことが文章を書く時のパフォーマンスに影響する。

ということで、明日からはフルスペックで参ります。
これからもよろしくお願いします。

コメント (4)
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生野駅跡地・碑

2023-06-25 05:46:27 | 鉄道

 

生野駅は遠軽町にあった、石北本線の駅です。
平成の大合併以前の生田原町ですね。

開業は1946年、仮乗降場として設置されました。
場所は今より1㎞ほど生田原寄り、保線官舎があったための開業です。

1973年に保線官舎の廃止により豊原地区の中心だった今の駅跡に移転、
2021年に廃止されました。

駅があったころはたまねぎ列車の撮影のときに目印にしてたものですが。
で、廃止から2年経ち現地がどうなっているか確認してきました。

 

 

駅跡はホームがあったところが更地になり、その一角に駅跡の碑がありました。
碑を建立したのは「豊原自治会」で「令和三年六月建立」とあります。

駅の廃止が3月なので、そのすぐ後に碑が建立されたことになります。
地元自治会、動きが速いな。

場所は石北本線の安国と生田原の間、豊原54号線踏切横になります。
事前に調べていかないと、わかりにくいぞ。

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空知監獄署出張所の跡

2023-06-24 06:41:19 | 北海道の旅日記(道北、道南)

 

昨日の農作試験所事務所から環状線を富良野方面へ進むとすぐに神居交番(神居2-6)があります。
その交番の真ん前にあるのが「空知監獄署出張所の跡」の碑です。

碑文を読んでみましょう。


ここより東200Mの地(現美瑛川の中州)にあったといわれている。
明治22年から24年にわたり忠別太から網走口に通ずる北見道路開設の工事が行われたが
この工事に空知監獄署出張所の囚人が従事して文字どおりの苦役悪闘をしたと伝えられている。
上川開拓のうえで忘れることができな場所である。


空知監獄とは、1882年に三笠に置かれた監獄(刑務所)です。

設置された場所は現在の美瑛川の中州ということですが、これは昔は川筋が違っていたためで、
実際には当たり前ですが美瑛川の横に設置されたものでした。

ここに囚人たちが集められ、旭川から網走までの“北見道路”設置のために働かせました。

“北見道路”は一般的には『中央道路』と呼ばれ、過酷な労働環境により多数の犠牲者が出たことで知られています。
旭川から網走の間には犠牲になった囚人たちの霊を慰める慰霊碑が各地に残されています。

一番有名なのは北見市端野町緋牛内の『鎖塚』ですね。

その労務を担うために空知監獄の囚人たちが集められた旭川の出先がここにあったということです。

昨日のブログでは樺戸監獄(月形町)の出張所があったと書きましたがそちらは上川道路建設に、
こちらは空知監獄の出張所で中央道路の建設に従事したわけだ。

網走には網走監獄があり、こちらも道路建設で多大な犠牲者を出しています。

北海道の開拓期にはそういう負の歴史が各地にあったことは忘れてはいけませんね。

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上川郡農作試験所事務所棟(忠別太駅逓第一美英舎)

2023-06-23 06:06:36 | 北海道の旅日記(道北、道南)

 

この建物は北海道庁が農産試験所事務所として1886年に建設した、上川地方に現存する最古の建物です。
北海道内陸部開拓の拠点として上川地方が選定されたことで農業の適性を見極めるための試験所ですね。

視察などのために上川を訪れる方々のための宿泊施設にもなっていたようです。

さて上川地方開拓のために建設が始まったのが岩見沢ー旭川間の「上川道路」です。
この道路の建設のために樺戸監獄(監獄は今の刑務所)の囚人が動員されました。

そにためこの建物は1887年に樺戸監獄に移管され同忠別派出所事務所になり、
翌年にはここの一室に上川二等測候所が設置され電話も敷設されました。

1889年、忠別太駅逓第一美英舎として払い下げられ1903年の廃止に至るまで駅逓として活用されました。

 

 

岩見沢ー旭川間の駅逓である5つの『美英舎』については2か所まで、ブログに書いたことがありこれで3か所目だ。

第一美英舎  忠別太駅逓所(旭川市神居)
第二美英舎  音江法華駅逓所(深川市音江)
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/50df49689bf312756fc7e7d40fb33261
第三美英舎  空知太駅逓所(滝川市)
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/6e29d0aba32c520212a40aa2012ed2ac
第四美英舎  奈井江駅逓所(奈井江町)
第五美英舎  空知太駅逓所岩見沢出張所(岩見沢市)

駅逓廃止後は民間に払い下げられ一般住宅となっていましたが、
上川地方最古の建物として旭川市が文化財に指定し解体調査を実施した上で建築当初の姿に復元しました。

それほど貴重な建物なのですが、目立たねぇなぁ…。

住所は旭川市神居1条1丁目1-30、「すき家旭川神居店」の脇を奥に行ったところですがわかりにくいよ…。

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卵があった!

2023-06-22 06:18:46 | 北海道のこと

鳥インフルエンザの影響で全国的に卵が品薄になっています。
スーパーでは開店と同時に卵が売り切れということが多く、ここしばらくはスーパーで卵を見ていませんでした。

開店と同時にスーパーに行くなどという芸当はできないので、
私はここしばらく卵を買ったことがありません。

全国的には供給量は例年の1割減ということですが、北海道では例年の2割減となっています。
道内の品薄感は国内でも際立っているな。

卵は地域で生産し地域で消費するという食材なので北海道での需給のひっ迫はしばらく続きそうです。
本州から持ってくるということもできないですし…。

そのような事情なのですが、なんと昨日はスーパー(東光ストアだった)に卵が売っていた。
税込み321円、お値段はともかくこれは買うしかない。

早速、卵2個を使ってとじ蕎麦にするというお殿様のような食べ方をしました。
一度に2個も卵を使うなんて、このご時世では罪悪感があるなぁ…。

さて次いつ卵を買えるのか。

私なんぞは卵は無ければ無いで構わないのですが、
お弁当に使いたい子供や高校生の親などは大変だろうな。

道内で卵の供給が回復するのは来年春頃と見込まれています。
それまではこの状況が続きそうだ。

しばらくは我慢ですね。

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石狩川伏古渡船跡

2023-06-20 06:10:58 | 北海道の旅日記(道央)

 

昨日の続きです。

昨日の記念碑から道道279号線を進むと雨竜川と石狩川を渡る橋(江竜橋)があります。
その橋のたもとに渡船跡の記念碑があります。

ここはもともとアイヌの方々が丸木舟で川の往来をしていました。

雨竜町の開拓期、入植者が多くなると対岸との往来のため渡船の必要性が増し、
1889年に坂口幸太氏が丸木舟を譲り受け渡船事業が始まりました。

函館本線・江部乙駅の開業は1898年です。

渡船事業の運営は往来の増加により個人から伏古集落、そして北海道に移り存続していましたが、
いよいよ永久橋架設の必要が高まり1965年に初代・江竜橋が完成しました。

橋の開通により開拓期以来続いてきた伏古渡船場は廃止になりましたが、
この間は1件の事故もなかったそうです。

初代・江竜橋は狭隘だったことと老朽化により建て替えられ、
2011年に現在の2代目・江竜橋になっています。

記念碑とその案内板も2代目の開通に伴い移設されています。

石狩川にはかつて、上流から河口まで100か所あまりの渡船があったそうです。
ここはそんな場所の一つでした

ちなみに最後まで残っていたのは美浦渡船で廃止になったのは2011年、これが北海道最後の渡船でした。

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