音威子府といえば、その独特な黒い蕎麦。
私は去年の夏、音威子府駅の中にある常盤軒で賞味しました。
あれは美味しかった。
さて、音威子府で蕎麦を賞味できるのは3軒(多分)。
駅の中の常盤軒、国道沿いの一路食堂、道の駅の中にある麺屋一ふじ。
ちなみに麺はどこで食べても同じ、畠山製麺のものです。
一路食堂は営業時間外、そこで今回は麺屋一ふじで食べることに。
11時の開店と同時にお店の中へ、卵とじ蕎麦(670円)を注文。
蕎麦の皮を一緒に挽いたという真っ黒い色のそばは健在、
そのそばの香りも去年と同じで非常に食欲をそそります。
美味しくいただきました。
が。
麺はともかく、何か物足りない。
味は間違いなく、音威子府駅の常盤軒の方が美味しい。
地元の方と話しましたが、やはり意見は同じ。
駅の蕎麦は絶品だという。
それは駅の雰囲気、蕎麦を作る親父さんの風情、その歴史、
全てが相まって“音威子府駅の蕎麦”の味となっているのです。
市街地にはもう一軒、一路食堂もありますが行く気が失せた。
音威子府で蕎麦を食べるなら駅に限る。
近々そっち方面で用事をつくらなければいけないな。
そして音威子府駅で蕎麦を食べよう。