最後は街中に出て郷土史料館の見学です。
結構大きな建物に開拓以来の歴史を中心に展示されています。
自然分野はごくわずか、ほとんどは開拓、農業、生活と炭鉱となっています。
これでいいんですよ。
美唄のような単一産業の盛衰を経験してきた自治体は、
それを中心に街がどういう経緯をたどって今に至ったかを考察することが大事。
自然や考古はさわりだけでよろしい。
展示内容で目を惹くのはやはり炭鉱関連の展示。
特に坑内を再現したジオラマは目をひきます。
たぬき堀から近代の機械で大がかりに掘る方法までの変遷をまとめており、
坑内を知ることができない今となっては貴重な展示でしょう。
ただここにもっと詳細な解説があればより理解が深まったろうとちょい残念。
さて、この史料館ができたのは昭和55年。
この史料館のようにジオラマが大きいと展示内容を変える事は容易ではなく、
そこに今ここを訪れる人たちとのギャップが出てきます。
当時は美唄から炭鉱がなくなって7年後ですが人々にはまだ記憶が残っていたでしょう。
ですが今は多くの人にとって炭鉱の記憶は遠い彼方。
同じ炭鉱関係の展示を見ても当時と今では見る人の理解度が違ってくるのですが、修正できない。
これは当時建てられた博物館によく見られる傾向ですが、残念ですね。
*美唄市郷土史料館
住 所:美唄市西2条南1丁目2-1
開館時間:9:00~17:00
観 覧 料:一般200円、小中学生50円
休 館 日:月曜、火曜日、11月1日~4月30日
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/
と申します。
先刻、貴ブログ内の日記記事「三菱美唄記念館」
http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/2145d107b894ff8b17ef41ded5d9f3e8
にリンク報告させていただきましたが、この貴・ブログ日記記事にも、私が運営しておりますホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「美唄市郷土史料館訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/HOKAIK03.HTM
からリンクを張りましたので、その旨、報告申し上げます。
私は、親子二代の転勤族で、中学2,3年の2年間札幌市に住んでいました。美唄市郷土史料館訪問記へは、母校の同窓会があった翌日に、炭鉱マニア
http://coal.shimazu-yoshihiro.net/
でもありますので産炭地を巡るべく、訪問いたしました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
これからもよろしくお願いします。