1989年に廃止された名寄本線下川駅跡は整備されいろいろな施設ができました。
バスターミナル合同センターにはバスターミナル、観光協会、商工会が入居し、
その裏は“にぎわいの広場”としてうどん祭りの会場などとして使われています。
そのバスターミナルの前に名寄本線の沿革を記した碑があります。
名寄本線は1919年に名寄ー下川間が開通、1921年に上興部ー興部間の開通により全通、
そして前述のように1989年に廃止になっています。
私の下川駅の思い出というとやはり、急行「紋別」。
渚滑線の始発列車で渚滑へ、そこから札幌行の急行「紋別」に乗ったのですが、
西興部駅を過ぎ天北峠を超え網走管内を抜けて最初の駅が下川駅でした。
網走管内から抜け出ると気分が変わったものだった。
下川駅の次が名寄駅、進行方向が変わり旭川、札幌へと走っていきました。
北見滝ノ上駅出発が5時半ころ出発、旭川は10時ころ、札幌には12時ころの到着。
今だったら高速バス「流氷もんべつ号」で滝上から札幌まで3時間33分だ。
バスターミナル裏の“にぎわいの広場”にはキハ22が2両保存されています。
それがナント、5月から10月まで無料の宿泊施設「気動車」として開放している。
寝袋などは用意しなければいけないのですが、何しろ無料でっせ(要予約)。
中はフローリングと絨毯の2フロア、トイレや水場も隣接しているそうです。
私が行った時には日曜で施錠されており中は見ることはできませんでしたが、
一度泊まってみたいような気はする。
それにしても「気動車」という名前はちょっと安易というか…。
まんま、だね。
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