JR北海道は4月1日、今年度の事業計画を発表しました。
詳しくは同社のニュースリリースをご覧ください。
その中で、2両編成のワンマン電車を導入するとの記述があります(5ページ)。
今までは電車新製の“検討”となっていましたが、導入すると一歩踏み込みました。
現在の普通列車用の電車は3両編成が1ユニットとなっています。
札幌圏ではこれでいいのですが、滝川―旭川間と苫小牧ー室蘭間では輸送力過多となります。
現在は滝川―旭川間は721系の3両編成がワンマンで運転されています。
問題は苫小牧―室蘭間で、電化されているにも関わらず普通列車は全てディーゼル車両、
電車として走っているのは特急「すずらん」だけで非常に非効率となっています。
新製ワンマン電車の投入区間はまずはこの区間であるとみて間違いなかろう。
これでやっと、電化区間の本領を発揮できるわけだ。
実際の導入は試作車新製後に試運転を経て問題がなければ量産車の製造となります。
なので少なくても2~3年後となるのであろうな。
来年も引き続き普通列車用の気動車はH100が増備されキハ40が淘汰され、
特急用気動車は261系が増備され183系が淘汰されるのであろう。
そして苫小牧ー室蘭間の141系の淘汰も見えてきた。
昭和の車両の終焉はいよいよ近いようです。
※画像は2両編成の141系