実は沼田町に立ち寄りあちこち見て回ったのは今回が初めて。
そのことを敬意を表し、石狩沼田駅にやって来ました。
駅舎はJRによくある地方駅の佇まい、国鉄時代から使われてきたものです。
紋別駅も似たような外観だったなと思う。
駅舎内は待合室とトイレ、そして出札の窓口があるのみ、その他は何もありません。
深川駅の管理駅で窓口は簡易委託となっています。
窓口の営業時間は7:20~8:55、9:50~11:25、12:35~13:40で平日のみとなっています。
営業時間は1日あたり4時間15分しかありません。
窓口が開いているだけでも良しとしなければ。
せっかくなので“わがまちご当地入場券”を購入。
私はこれをコレクションするつもりはありませんが、各地で何かあれば買うとしましょう。
ところで私はこの駅といえば急行「はぼろ」を思い出します。
札幌から留萌経由幌延行の「はぼろ」、名寄経由遠軽行「紋別」、網走行「大雪」、
3列車あわせて所定10両編成、最盛期は所定13両編成走っていた3階建て列車でした。
私はこの中の急行「紋別」には頻繁に乗っていました。
当然その編成の中に休校「はぼろ」があり、「紋別」と共に懐かしい思い出となっています。
その他にも「ましけ」「るもい」や臨時の「天売観光号」の各急行、
そして旭川や滝川から運転された海水浴列車が停まっていたこの駅。
そんな賑やかな時代があったとは思えない、今の石狩沼田駅でした。
※窓口の営業時間が短すぎたのか、入場券はセコマ沼田店での扱いも始まりました