小手先のごまかしでなく、制度の中止・撤回こそ!
高齢者の医療費負担増の凍結、与党PTが正式決定
http://www.asahi.com/politics/update/1030/TKY200710300315.html
高齢者の医療費負担増の凍結を検討している自民、公明両党の与党プロジェクトチーム(PT)は30日、来年4月に予定していた70~74歳の窓口負担割合の1割から2割への引き上げを1年間凍結するなどの措置を正式に決めた。
自民・公明政権が昨年強行した医療改悪法。来年4月から「後期高齢者医療制度」が導入されようとしている。
75才以上の人を勝手に「後期高齢者」と呼んで他の世代から切り離し、過酷な保険料の取り立てと差別医療の押しつけによる大改悪です。
東北大学教授の日野秀逸さんは「高齢者だけ別の医療保険制度に独立させ、死ぬまで保険料と患者負担を払わせるような制度は、世界でも例がない異常なものです」と述べています。
高齢になって、病気になりやすくなり、医療費がかかる。それを別枠にして押せえ込もうとしているのが自民・公明政権です。この制度の創設は、高齢者医療への事業主負担を軽くしたいという財界・大企業の要望に答えたものです。
高い保険料を、年金からの「天引き」で強制徴収。しかも2年ごとに自動的に引き上げる。滞納(1年6ヶ月)したら保険証のとりあげ。「保険料が払えない」ことを理由に医療を受ける権利を奪う、血も涙もない冷酷な仕打ちです。これはもう医療制度ではありません。
しかも、医療内容は差別され、受診や薬の制限、入院患者の追い出しと「在宅死」の推進です。“命の沙汰も金次第”“お年寄りは早よ死ね”というのがこの制度ではないでしょうか。
いま、こうした中味が知られてくるなかで、高齢者、医療関係者をはじめとして国民の中から批判の声が強まり、広がっています。
自民、公明の与党プロジェクトチームが一部「凍結」を決めざるを得ないところに、この制度の破たんを自ら認めたことになるのではないでしょうか。
ほんのちょっとの延期でまた、国民をごまかそうとするけしからんものです。
だまされません、実施中止以外ありません。
自民・公明の与党は、先の参院選挙の大敗を真摯に受けとめるべきではないでしょうか。
高齢者の医療費負担増の凍結、与党PTが正式決定
http://www.asahi.com/politics/update/1030/TKY200710300315.html
高齢者の医療費負担増の凍結を検討している自民、公明両党の与党プロジェクトチーム(PT)は30日、来年4月に予定していた70~74歳の窓口負担割合の1割から2割への引き上げを1年間凍結するなどの措置を正式に決めた。
自民・公明政権が昨年強行した医療改悪法。来年4月から「後期高齢者医療制度」が導入されようとしている。
75才以上の人を勝手に「後期高齢者」と呼んで他の世代から切り離し、過酷な保険料の取り立てと差別医療の押しつけによる大改悪です。
東北大学教授の日野秀逸さんは「高齢者だけ別の医療保険制度に独立させ、死ぬまで保険料と患者負担を払わせるような制度は、世界でも例がない異常なものです」と述べています。
高齢になって、病気になりやすくなり、医療費がかかる。それを別枠にして押せえ込もうとしているのが自民・公明政権です。この制度の創設は、高齢者医療への事業主負担を軽くしたいという財界・大企業の要望に答えたものです。
高い保険料を、年金からの「天引き」で強制徴収。しかも2年ごとに自動的に引き上げる。滞納(1年6ヶ月)したら保険証のとりあげ。「保険料が払えない」ことを理由に医療を受ける権利を奪う、血も涙もない冷酷な仕打ちです。これはもう医療制度ではありません。
しかも、医療内容は差別され、受診や薬の制限、入院患者の追い出しと「在宅死」の推進です。“命の沙汰も金次第”“お年寄りは早よ死ね”というのがこの制度ではないでしょうか。
いま、こうした中味が知られてくるなかで、高齢者、医療関係者をはじめとして国民の中から批判の声が強まり、広がっています。
自民、公明の与党プロジェクトチームが一部「凍結」を決めざるを得ないところに、この制度の破たんを自ら認めたことになるのではないでしょうか。
ほんのちょっとの延期でまた、国民をごまかそうとするけしからんものです。
だまされません、実施中止以外ありません。
自民・公明の与党は、先の参院選挙の大敗を真摯に受けとめるべきではないでしょうか。