真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

隠蔽の本質ー「薬害肝炎問題」

2007-10-24 | 政治
隠蔽より、いのちを大切に
薬害肝炎 厚労省の不作為、再び 患者ら「悪意としか思えない」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/m20071023022.html?C=S
 厚労省や製薬会社が患者の個人情報を持ちながら、告知する努力をせずに放置してきたことが問題化している薬害C型肝炎問題。治療に役立つ可能性のあった情報は、なぜ生かされなかったのか-。関係者らの声を拾っていくと、過去に薬害エイズ事件で厚労省が批判を受けた「行政の不作為」に対する教訓のなさが浮かび上がってくる。(赤堀正卓、鎌田剛)

 2002年に製造販売元の三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から、報告を受けた汚染された血液製剤フィブリノゲンによる感染例418人の書類が厚労省の地下倉庫から。
 1980年以降、血液製剤フィブリノゲンを使用した人は、三菱ウェルファーマの発表で30万に近く。感染者は1万人。この間に多くの被害者の病気が進行し、亡くなった人もいます。薬害肝炎に気づいていない人もいます。告知する機会をことごとくつぶしてきた国の責任は重大です。
 「(企業は)実名がわかっていながら放置していた。国も自ら対策をとらなかった。これを薬害隠しと言わず何と言うのか」と原告側の人は怒りの声です。

 都合の悪いことは隠してしまう、隠蔽ではすまされない尊い人間の命の問題です。 こうした隠蔽の背景には、「薬害エイズ事件」でもみられたように、国民の健康や安全はそっちのけで、与党・自民党や製薬業界の利益を優先する、「政・官・業の癒着」の構図が根底にあります。この病原にこそメスが入る政治を!
 

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