前回の日記のクイズ(?)の答えです。
第11番コンチェルトのフィナーレ、第127小節左手バス、
3拍子、三連符の伴奏
「♭シ♭ミ ラ ♭シ♭ミ ラ・・」と来て、
次の3拍目は、なぜ同じ和音なのに、前2拍と同じ「♭シ♭ミ ラ」ではなく
「♭シド♭ミ 」なのか?
なぜならば、
左手に対する右手、ソプラノのメロディが
「ド~レ ♭ミ~ファ ソ~ラ」であるから。
1拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「レ」、
2拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「ファ」、
それに対し、
3拍目の、左手三連符の3番目の音「♭ミ」と同時に鳴る右手の音は「ラ」です。
もし、これが、1、2拍目と同じように、
左手三連符の3番目の音た「ラ」だったとすれば、
同時に鳴る右手の音は左手と同じ「ラ」となる。
つまり、ユニゾン(=ここの場合、ハーモニーがなくなり美しくない響き)になってしまう。
・・・ほんの0.何秒かの、一瞬の響きですが、
それが美しくないとなると
超多忙のモーツァルトさんではありますが、
かくのごとく
ささっと音を代替されるのですね。
第11番コンチェルトのフィナーレ、第127小節左手バス、
3拍子、三連符の伴奏
「♭シ♭ミ ラ ♭シ♭ミ ラ・・」と来て、
次の3拍目は、なぜ同じ和音なのに、前2拍と同じ「♭シ♭ミ ラ」ではなく
「♭シド♭ミ 」なのか?
なぜならば、
左手に対する右手、ソプラノのメロディが
「ド~レ ♭ミ~ファ ソ~ラ」であるから。
1拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「レ」、
2拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「ファ」、
それに対し、
3拍目の、左手三連符の3番目の音「♭ミ」と同時に鳴る右手の音は「ラ」です。
もし、これが、1、2拍目と同じように、
左手三連符の3番目の音た「ラ」だったとすれば、
同時に鳴る右手の音は左手と同じ「ラ」となる。
つまり、ユニゾン(=ここの場合、ハーモニーがなくなり美しくない響き)になってしまう。
・・・ほんの0.何秒かの、一瞬の響きですが、
それが美しくないとなると
超多忙のモーツァルトさんではありますが、
かくのごとく
ささっと音を代替されるのですね。
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