団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

今こいつに死なれたら俺も生きていけないな

2017-03-23 05:00:16 | 日記
録画していた笑福亭鶴瓶さんがMCをされている「チマタの噺」を見ました。

  番組のスタッフさんが高円寺で大きなカバンを持って夜一人で歩いている男性にインタビューされました。
69歳の男性で、「今ちょっと飲んできた」と言われました。

「4日前にかみさんがガンでちょっと初期じゃないけど手術したので見舞いに行って帰るところ
こういう時の病気の姿を見る時、男っていうのはダメだね
うちのヤツは気丈だからさ
弱いところを見せないから
手術の時に病室を開けて出て行く時に、ウチのかみさん明るく『行って来るね〜』
もう言葉をかけられなくてさ」
 「『おう!』というのが精一杯

手術から帰って来た時は、麻酔で朦朧としているんだけど
本人は意識はあって目は開いているんだけど

 いや〜久々に泣いたね
おぉ良く帰って来たね
ほろっとしたね
そういう事になってみないと
大事な人ってわからないじゃないですか
今こいつに死なれたら俺も生きていけないな

普段は結構荒く当たっているのよ
でも気付かされたね
  手術室から帰って来た時は涙が出た
そういう意味ではかみさんが1番かな」


 スタッフが「奥様との出会いは?」とたづねると、
飲み屋で偶然見かけた奥さんに一目惚れされたそうです。(笑)


 「結婚された30年・40年を振り返ってみると」の質問をスタッフがすると、

「縁だと思う、今にして思えば。
ここに至るまでに紆余曲折いっぱいあるわけじゃないですか
続けられるっていうのは、縁があるんだと思う
ダメなら途中で切れちゃう
そうは言ってもね
最後のところでケンカしても別れずに
そういう意味では・・・・

 まぁね この死ぬ思いしたから1回ね
また戻って来て一緒に過ごせれば良いかな」と話されました。

 この男性は、誰かにこのことを話しかったように思えました。
奥様を愛おしく思っていらっしゃるんですね。






ちあきなおみ 愛のくらし
コメント (10)
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