団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

さださんには、教えられることが多いです。

2015-10-30 07:54:26 | 日記
 前回放送されました「生でさだまさし」を録画で見ました。
さださんには、教えられることが多いです。

番組の中で、さださんが終身雇用制や年功序列を日本らしいシステムと
話されました。
成果主義なるものよりも、日本人にとってこちらの
方が合う。
昔は終身雇用制だったから、この会社で骨を埋めようと考えるし、
愛社精神も生まれた。

 私も終身雇用制でなく、いつリストラされるか分からない会社に愛社精神なるものが
生まれるわけがないと思います。
良くも悪くも昔の会社は家族主義でした。

 日立と並ぶ家電メーカーのトップに君臨した東芝が代々の社長の不正会計により、
会社の母体が揺らぎ始め、大幅なリストラを始めました。
まずは半導体事業の一部をソニーに売却し、従業員もソニーに引き取ってもらうという
話です。
ソニー自体、昔の栄光はなくなって、危ない会社のように私には思えるのですが。

 天下の東芝に入って、一生この会社で働けると思われた社員が可哀想です。
業績が悪化したのは、社長のせいなのに。
これじゃ大会社に入っても安心できないです。
学生がいっそう公務員志望になるでしょうね。

 私自身サラリーマン生活の後半は、リストラの嵐に遭いました。
私が定年で辞める時は、同期と呼べる人間はたった一人でした。
こんな会社に愛社精神を要求されても無理です。
まぁ、思い出したくない会社ですが、37年間もいたので忘れられないです。(苦笑)




さだまさし 惜春 FM東京 DENONライブコンサート 1979






君は坂道を登ってゆく
僕は坂道を下りてゆく
すれ違い坂は春の名残りに
木蓮の香り降る夕暮れ

薄墨の中に沈みゆく愛を
涙と交互に掘り起こせば
出逢うのはいつもあたたかな嘘と
わずかばかりの夢の切れはし

やさしさ故に傷ついて
やさしさ故に傷つけて

君は振り返る弱さもなく
僕は引き止める強さもなく
ただ立ち尽くせば背中合わせに
おだやかに落ちてゆく二人

君は忘れ去る強さもなく
僕は思い出す弱さもなく
ただ音もたてず時の流れに
ふりつもるさびしさの気配

倒れゆく愛の光と影から
こぼれた真実を抱き起こせば
哀しみはつまり風に追われては
枯葉がくり返す吹き溜り

やさしさ故に傷ついて
やさしさ故に傷つけて

君は坂道を登ってゆく
僕は坂道を下りてゆく
すれ違い坂は春の名残りに
木蓮の香り降る夕暮れ
コメント (8)
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