気ままに

大船での気ままな生活日誌

高安、玉鷲と千秋楽決戦へ

2022-09-25 09:10:50 | Weblog

おはようございます。

大相撲秋場所もいよいよ今日が千秋楽。横綱が途中休場したり、大関も二大関が負け越すなど惨憺たる成績で、終盤戦からの優勝争いはなんと平幕力士のみとなった。14日目前時点で、ぼくの応援する元稀勢の里の弟分、高安、そして37歳で連続出場記録を続け、優勝経験のある玉鷲、そして、北の富士さんの孫弟子に当たる北勝富士の3力士に絞られてきた。

そして、14日目。まず、玉鷲対翔猿戦。翔猿、離れてとって玉鷲を翻弄することを期待したが、玉鷲、迷わず突進、一気に翔猿を押し倒した。これで、若隆景ら4敗力士の優勝の可能性がなくなった。同時に、高安、北勝富士も負けると千秋楽を待たずに玉鷲の優勝が決まってしまう。相撲ファンの多くはそれだけは止めてくれと思ったにちがいない。

その数番あとに、北勝富士が登場。相手は関脇・若隆景。北勝富士、めずらしくかちあげで攻めるが、若隆景にうまくとられ寄り切られる。元鶴竜さん、大事な対戦では、変わったことをしないでいつもの自分を出さないと、と解説。ぼくは若隆景の二桁勝利を喜んだ。やはり次代を背負う一番手は若隆景だと思う。千秋楽も勝って11勝として大関昇進の起点にしたい。兄の若元春も伸びてきており、二桁勝利は確実な情勢で(今日、御嶽海なので)、兄弟三役も夢ではない。

そして、高安が土俵に登ってきた。いつもの落ち着いた顔だ。大きな拍手。観衆のすべてが高安に味方しているのがわかる。負けてしまえば明日は野球でいえば、消化試合になる。相手は勝越しを狙う豊昇龍。時々変化もする曲者だ。ただ叔父さん(元朝青龍)から、今日だけは注文相撲をとるな、まっすぐ行け、と忠告を受けているはず。ヘンなことをすると将来のある豊昇龍に傷がつく。

立った。豊昇龍、変化なし!いいぞ、高安、ぶつかる。豊昇龍、動きが止まる。一瞬、引き落とし!高安の勝利!大歓声ではなく、代わりに大きな拍手。

これで優勝争いは高安と玉鷲の2人に絞られた。そして、千秋楽は玉鷲と高安の直接対決が組まれた。さてどうか。ぼくの予想は高安。なにせ、初日段階、終盤戦前段階のいずれの予想でも高安を本命にしているので。玉鷲は終盤予想でに入っている。

本割は高安、かちあげでぶつかり玉鷲を一気押しで完勝。そして優勝決定戦。スタミナは本来、32歳の高安より高齢の37歳の玉鷲が不利とみるが、今の玉鷲は若々しい。五分と五分とみた。決定戦では元鶴竜さんが北勝富士のときに述べたように、いつもの自分を出した方が勝つのではないだろうか。玉鷲も高安も変化をしないし、どんとぶつかり勝負してほしい。同じニ所一門で互いに知り尽くした仲で対戦成績も五分五分。決定戦の勝者は相撲の神様が決めてくれるだろう。

ただ二度目優勝の玉鷲より涙の初優勝の高安をみてみたい。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (6)
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