気ままに

大船での気ままな生活日誌

福留孝介 開幕3ランの鮮烈デビュー

2008-04-01 22:14:48 | Weblog
シカゴカブスの福留孝介がやってくれました。対ブルワーズ戦の開幕試合で3打数3安打、それも9回裏に同点3ランという鮮烈デビューです。この試合、生中継で観たかったです。何故、生にしなかったのか、NHKに文句を言いたいです。イチロー、松井、松坂のときは、初めの試合はたしか生中継だったはずです。生と録画では感激度がまるで違います。

それでも、こうゆう試合は、録画でも観ても、結果が分っていても、何度みても、嬉しくなります。今日も、もちろん午後6時からの録画中継全部観ましたよ、時々、上原先発の巨人ー中日戦にチャンネルを回しながらですが(笑)。

そういえば、PL学園の福留孝介は本当は巨人に入りたかったのに、ドラフトくじは近鉄に当ってしまった、で日本生命に入る、そして2年後に、巨人でなく中日を逆指名して入団したんだっけ。その福留が、今、メジャー球団の主軸として迎えられ、こうして夢のような鮮烈デビューを飾っている・・

日本でやってきたことをそのままやるだけですよ、と気負いが全くないのがいいですね。イチローと松井を足して、2で割ったような打者と向こうでは評価されているようですが、確かに、そのようになりそうですね。今シーズンは、3割25本100打点、30盗塁で新人王と予想しておきましょう。

中日は巨人を4対3で破りました。福留鮮烈デビューのお祝いですね。
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飛鳥Ⅱ あれこれ

2008-04-01 08:58:53 | Weblog
去年、ボクらは小樽から横浜までの、2泊の飛鳥Ⅱの船旅をしていますので、今度は2回目の乗船となりました。青島と上海を巡るコースで、11泊しましたので、前回とは違って、十分この客船のことを知ることができました。

船長さんの歓迎レセプションの挨拶の中で、”今回は中国餃子事件のあおりでキャンセルが大部出て、いつもは満杯に近いお客さん(800名定員)が500名弱しかおらず、今回はごゆっくりできると思います、我々乗組員が477名ですから、ほぼ1:1でお世話できます”という話がありました。

ボクがびっくりしたのが、この500名近い乗組員の数です。実際船を動かす、機関士関係の方のほか、二つのレストラン、いくつもの喫茶室、バーの従業員、それに部屋の片づけのメイドさん、エンターテイメント関係の俳優さんたち、と確かにそれくらいは必要だなと、2,3日泊まってから納得しました。そして、これら従業員の皆さんの国籍が、なんと25ヶ国に及ぶそうです。フィリピン人が多いですが、世界一周船に相応しい、インターナショナルな布陣です。

5万トンの巨大船舶ですから、ひとつの12階建てビルのようなもので、最上階の展望風呂(ボクの一番のお気に入り、毎朝、毎晩入りました)、11階のオーシャンビューの(あたりまえ)洋風レストラン等、そして10階から5階までは客室になっています。5階にロビーとメインレストランがあり、6階には劇場や映画館、カジノ(ここもボクのお気に入り;汗)が、7階にはウオーキングができる400メートルの周回デッキがあります(ここもお気に入り)。どうしても運動不足になりますので、フィットネスセンター(ワイフのお気に入り)、プールもあります。ダンス教室も開かれています。もちろん頭の体操も。ライブラリーやインターネット室もあります。もちろんお医者さんもいますし、美容院も、エステもあります。

まるで、ひとつの町のようです。現代のノアの箱船ですね(笑)。この万全の体制は、10日余りの旅にはぜいたくすぎますが、毎年実施される、この船のメインクルーズ、100日余りに及ぶ世界一周クルーズのために整えられているものです。100日余りの船旅を健康に、楽しく過ごさせるためにはこれくらいの設備が必要なんですね。

お客には、リピーターが多く、ボクらが食事のテーブルでご一緒した方の中にも、すでに世界一周もされたという80才を越えたご婦人、300泊、600泊記念日を今回のクルーズ中に迎える方など、飛鳥Ⅱをまるで別荘のように利用されている方がいるのには驚きました。

100日も船旅を続けるといろいろなことがあるでしょうね、というボクの質問に、彼女は、まあ人生の縮図ね、と短い言葉で答えました。これは他の人の話ですが、夫婦ケンカをして、奥さんが何日も女友達の一人部屋に居候したとか、一人参加の女性同士がすぐ仲良くなったのですが、途中で大げんかして、寄港地から帰ってしまったとか、トラブルもあるようです。もちろん、楽しいこともたくさんあり、前述の彼女は、ここで社交ダンスを覚え、すっかり、ダンスにはまってしまい、今回のクルーズでも夜3時間は踊るのだそうです(80才以上の方ですよ)。今回も墨絵や手芸の教室がありました。100日もあれば、いろいろ勉強もできますね。

ボクの知人で、車いすの70才を越す奥さんを連れて船旅の世界一周をされた方がいて、いつか新聞記事になっていました。そういえば、この船にも車椅子の方を何人もおみかけしました。飛行機では困難な世界一周も船旅では十分可能なことを実際目にしました。従業員の方が食事のときなどに、こまめにめんどうをみていました。

乗客の年代別割合は、60代35%、70代48%、50代6%、80代10%で、平均70.4才だそうです。ですから50代の女性はここではピチピチギャルみたいなものですよ(笑)。ご夫婦が多いですが、未亡人の方も結構いました。船旅はお年寄りにやさしい旅なんですね。たしかに疲れません。時差もないし、大きな荷物も動かす必要はありません。ただ、荒波のときはしんどいかもしれません。この船旅でも、鹿児島を出てから東シナ海に入ると、風速30メートルの風が吹き始め、夜中じゅう揺れ続け、ボクらも船酔いしてしまいました。10メートル程度の風ですと、揺れは全く気になりません。

10日ほどの船旅では飽きることはありません。専属の歌手やダンサーによる、ムーランルージュのような(笑)ショー、マジックショー、上海雑伎団の演技、京劇、jajaコンサート(秋山幸男さんのサックスが良かったです、今回フアンになりました、自作のI miss you とか心に響く曲ばかりでした)、そして三遊亭楽麻呂師匠の落語、映画(砂の器や武士の一分や洋画)と盛りだくさんです。加えて、青島と上海では上陸してのツアーもあります

でも100日間はもつかどうか(笑)、限られた環境の中で楽しくすごせる、人生の達人でないと無理かもしれません。ボクは10日程度で十分かなと思います。もう少し、修行を積まないとダメでしょう。いや、それよりも、なによりも財政面であきらめざるをえないでしょう。

・・・
出発日が日曜でしたので、大桟橋は”見送り人”でいっぱい。


夕陽の横浜、行ってきます。ベイブリッジをくぐったところです。


船内ロビーフロアー


船室、ベランダにも出られます。


展望風呂。サウナもあります。


ウオーキングデッキ。上に見えるのは救命ボート、使わずにすみました(笑)。


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