京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

わからんかった・・・

2015年09月13日 06時15分29秒 | 風景・和菓子
我が家は、新聞をとっておりません。
結婚してズッとなんです。
しかも、最近テレビもあまり観なくなった。
時々、よくわからない言葉がでてきます。
「50年に一度の大雨」というのもそうです。
言葉の定義がよくわからなかった。
みなさん、言葉の定義を知って見聞きしています?



最近、日本で「50年に一度の大雨」や「「50年に一度の突風」なんてのが年に数回起こる。「年に数回?」と頭が混乱する。
テレビを観ると被害が極端に酷い所の画面ばかり。
それも同じシーンが何回も映る。
猫も杓子もワーッと取材に行く。
目の不自由な人が象を触って、どんな動物か判断するような感じね。
全体像が見えてこない。
そんなことを報道している間に政府は、こそっと「安保」「消費税」「マイナンバー」なんかを進めているように見える。
父親に説明していた。あなたは、戦争中大本営発表に新聞やラジオで接していたよね。本当だと思っていたでしょ。終戦になり、あれは違ったというのを体験したよね。いまの報道は、どれに近いと思わない?と話していた。



テレビを観ているとなんか気持悪いのです。
昔なら大きな惨い事件なのに、いまでは、毎日のように惨い事件が起こる。
国民は、晩ご飯を食べながら、報道されるニュースを観ている。
一昔間なら考えられないことです。
みんなが人の死に無感動になっている。
マスゴミは、ドンドン刺激的になっていく。事件でも犯人捜しまでやっている。いいんだろうか?国からの指示でやっているんだろうか?知られて都合の悪いことは、隠してしまっているように見える。この間、「リーマン・ショックみたいな事態」と言っていた。「リーマン・ショック」なんてどんなだったか忘れてしまっている。
株価で言えば「6994.90円」になった時と言ったらわかり易いのに。
そんなことは、起こりっこないと皆思っていますよね。そうありたいけど、外的要因でそうなる場合もある。国内で言えば火山噴火やマグニチュード8ぐらいの地震がくるかもしれない。不測の事態を予測し対応しておかないといけません。
難民が日本に船で押し寄せるような事態になったら、国はどうするんだろう?人口が増えてありがちと思えるかな?
みんな国を頼りにし過ぎるのは問題ですよ。自分達でできることを、リスクヘッジをして置いた方がいいと思う今日この頃。


↑もう少ししたら酔芙蓉の季節、ちょっと早く咲いていた。

話しを「50年に一度の大雨」に戻します。
私は知らなかったので調べました。
この表現は2013年に特別警報が運用開始されるにあたり、その発表基準を気象庁が算出してきめたそうです。


↑亀屋良長「菊日和」

本当は「(この地域5km四方で)50年に一度の大雨」らしい。
だから他の地域で「50年に一度の大雨」もありうる。
つまり今年は、「50年に一度の大雨」が10回あったということになるらしい。
なんか役所らしい表現やね。
でもなんとなくテレビから流れてくるニュースを観ている。


↑こなし、白あん

自分で同じような表現を考えてみた。
・お善哉をひっくり返したような溶岩流
・イカ焼きははぜたような爆発
・クリームコロッケをホワイトソースから作り、油で揚げようとして、油にいれた途端油全体にクリームが拡がったような溶岩噴出
・50メートルプールをひっくり返したような(私は見たことがないけど、想像はできまます)洪水
・炬燵の上でぼたん鍋をしていて鍋をひっくりかえしたような噴火
・コンビニでホットコーヒーをカップに入れ、歩いていると危ない系の人に衝突し、ホットコーヒーを相手の白いスーツにぶちまけたような噴火
・セルクルでタルトを焼き、セルクルを外そうとして、上腕部に熱いセルクルがぶら下がったような暑さ
左上腕が『燃えよ! カンフー』の主人公のようになったのはいうまでもない。
・3日徹夜して作成したB全のポスターが仕上がり、絵皿を洗おうとポスターの前を通った時、足元がフラッとして絵の具をポスターにぶちまけたような洪水
・ラーメンに胡椒をかけようと、胡椒のいれものを優雅に取り、ラーメンの上で降ったら胡椒の容器の中身が全部でたような造山活動
・ラーメンに粉唐辛子を振ろうと容器をまたまた優雅に取り、ラーメンの上で降ったら粉唐辛子が全部ラーメンの上に乗ったような造山活動(これは食べられるから待避レベルは低い。ただし人による)
・後ろ姿が友人だったので、後ろからラリアットをしようとした。当たる瞬間他人だとわかった時の震度
・京女だと思ってお風呂から裸で勢いよく飛び出したけど、義母だとわかった時のような震度
・私の御聖母さんが、マクドナルドのカウンターで「モスバーガー1つ」と行った時の静寂のような雨(それ涙やろ!)

こんなことならなんぼでも頭に浮かぶ自分に震度5を感じる。
なんか格調の高い記事にならへんなぁ・・・。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
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