京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

上巳

2009年03月03日 05時46分17秒 | 風景・和菓子

↑下鴨神社「光琳梅」

よく考えたら今日は3月3日、もっとも新暦ではありますが。
今日はミンミンの日や~!餃子が安い!
耳鼻科にも行ってみようかな・・・。


↑今年は、下鴨神社の流し雛は行けヘンな・・・なんかすることが多くて。
これは去年の写真。

上巳(じょうし・じょうみ)の節句は、本来旧暦の3月3日(新暦でいうと2009年3月29日です)。
本来この上巳の日に禊(みそぎ)をして、邪気を祓ったことに由来しています。
桃の花が咲く季節であるから、桃の節句ともいわれます。確かに29日ぐらいなら桃の花が咲いているかも。
桃始笑(ももはじめてさく)は七十二候(しちじゅうにこう)の二十四節気の啓蟄の次候の表現。3月10日~14日ね。
その頃が京都御苑の桃の見ごろかな。

とりあえず、お雛さまらしい雰囲気の和菓子をどうぞ。


長久堂「奏」


上用(山芋使用)、赤こしあん


紫野源水「引千切」
このお菓子は、京都のおひなさんに必ず供えます。
ひちぎりは、ひきちぎりの意やそうです。
おだんごを引きちぎって、ちぃおうど、お玉じゃくしの頭に、まるめた餡をのせたような形。
普通は、あんまり美味しゅうないけど、源水製は美味しかった。


小豆粒あん、白きんとんのせ


長久堂「雛の膳」
これは、去年も紹介のばらずし風のデザインね。
ばらずしもおひな祭りには欠かせない。


きんとん、薯蕷煉切、赤こしあん
コメント (8)
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