飛騨地方は低気圧の影響は少なく、雨風がいつもより激しい程度であった。
北西の風に乗って黒い雲が流れてくるごとに、強い雨が降るが長くは続かない。
谷川も多少水量を増しているが、濁りもなく上流で土砂崩れなども起きていないようだ。
夕方、雨が上がったので散歩に出かけたら、冷たい風とともに雪まで降ってきた。
数日前には春の陽気を楽しんだが、思わぬ4月の雪にも見舞われ、終日暗い日曜日となった。
昨年来、山里を引き上げて名古屋へ戻る計画を進めているが、少しずつ前に進んでいる。
田舎に定住して家具制作をしながら、農作業や山仕事もしたいという30代の若者に出会った。
若い人が人生をかけて取り組む限り、ぜひ成功して欲しいという思いから、度々会って意思の確認や今後の計画についても話し合ってきた。
夢が先行して厳しい現実に耐えられず、途中で挫折する人を何人も見ているし、ここに住みたいという人の話を聞き、地に足が着かず不安を感じることも多々あった。
自然の厳しい山里では、小さなコミュニティに溶け込む資質も大切な要素であるし、自然以外に何もない集落に都会の価値観を持ち込めば、夢がしぼみ居心地も悪くなる。
その反面、綺麗な水や澄んだ空気、豊かな自然に感謝し、人情が厚く親切な人たちとの触れ合いを大事にすれば、これほど住みやすい所はない。
昨日も会って話し合ったが、本格派の山男である彼は、夢と現実をわきまえ、将来の設計もしっかりしていた。
今後は集落の人たちが、心から歓迎してくれるように条件を整えながら、引継ぎを進めていきたい。
以下続く・・・(時々続きを掲載します)
私もいつかそんな暮らしがと思ってみるものの、現実は子育て世代でまだまだ遠い話です。
でも妄想が仕事の活力に少しは繋がるのかなと思っています。
将来に夢を持っていれば、今の仕事や生活の励みになります。
実現できるように頑張ってください。
心強い若い人が現れてよかったですね。
戸惑うことも多いでしょうが、ぜひ頑張って欲しいです。
わたしも応援したいと思います。
若い人がここで頑張れば、いろいろな可能性が出てくることでしょう。
背中を押す程度かもしれませんが、出来る限りのサポートをしたいと思ってます。
荒れてしまいますから本当に好かったですね。
山里さんのサポートがあればこの若者君も心強いことでしょう。
成功されるよう祈っています。
1年も放置すれば見る影もなくなるので、引き継いでくれる人がいて良かったです。
きっと村の力になってくれると思います。
長い一生からみたらスタートラインに立ったばかりですね
山男さんと言うことですから慣れない山里暮らしにも
果敢に挑戦できそうです。
お家も工房もそのままでよかったです。
先週葉山の森戸川渓谷へ出掛けました。
家から歩いて1時間で森のゲートに着きます。
いきなり立ち入り禁止 落石注意の看板ですが
目をつぶって森の奥へと進みました。
この日はウグイスの声が目立ちましたが来月になると
森全体が小鳥達の声で響き渡るのです。
なかでも珍しいサンコウチョウがやってくるので
バードウオッチングの人で賑やかになります。
森戸海岸海岸にそそぐ川の上流でしょうか。
海あり山あり谷ありで退屈しないですね。
ちょっとした冒険で新しい発見があったりして・・・
それにしても健脚ですね。