今朝、目が覚めて窓の外を見たら雪が降っていた。
空は鉛色の雲が垂れ込め、寒風が頬を刺す。
今日で3月が終わるというのに、いまだに三寒四温の繰り返しで、季節の気まぐれに体が付いていけない。
薄っすらと積もっていた雪は、真冬のように積もることも無く、すぐにあとかたもなく消えていく。
この時期に降るはかない雪は、淡雪と呼ばれているが、なごり雪と呼んだほうが似合いそうだ。
♪君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた いま春が来て~♪♪
雪に対する思いはたくさんあるが、なごり雪、もどり雪、細雪など、散り際の桜と同じで、何とはなしに滅びの美しさに惹かれる。
山里では、4月になっても雪は降るし氷も張る。
なごり雪と呼ぶのは、まだ少し早いかもしれない。
明日から4月ですが..。
厳しい自然との生活ですね。
雪にはいろんな呼び方があり、私も好きです。
「雪虫」という虫は本当にいるのでしょう?
でも、雪虫 って言葉も好きなんです。
何だか、弱い女 ってイメージで(^-^)
なごり雪になってほしいのですが・・・
雪虫は冬の初めによく見かけます。飛騨では、雪虫が飛ぶと間もなく雪が来るとか、たくさん飛ぶと雪が多い年になるといわれてます。
かげろうと同じで、はかなげな虫ですね。
楚々とした風情はいいけど、好みを言えば嫣然とした雪女の方が・・・ (^-^)