名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山あいの畑

2009年04月09日 | セカンドルーム

 

集落から渓流沿いに林道が上流へと続いている。以前は農作業や山仕事で利用されていたが、今は人に会うことはめったに無い。
冬は雪が深くて歩けないが、それ以外の季節は散歩コースの一つになっている。

 
渓流は長靴を履いて浅瀬や岩伝いに沢歩きをすることも出来るが、まだ雪解け水で水量が多くて入れない。
春の陽光に輝くせせらぎは、水ぬるむ感じだが、手を入れると切れるような冷たさだった。
犬も暑い時は体ごと入ることもあるが、まだ浅瀬を見つけて遊ぶ程度だ。

 
林道沿いには、耕作しなくなった田畑や作業小屋などが、僅かな平地に姿をとどめている。


耕作を止めて年数を経た田は杉や桧が育ち、止めて間が無い田畑は小さな雑木やすすきなどで覆われている。


去年までは、二組の老夫婦が奥で農作業をしていたが、今年はどうなることだろう。
ぼつぼつ畑仕事が始まる時期になってきたが、山あいの田畑は鶯の鳴き声と、せせらぎの音以外は何も聞こえてこない。

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2 コメント

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Unknown (たぬき)
2009-04-09 22:54:01
是非耕作続けていただきたいですね。

山登りの途中に、以前は畑や田んぼだったところに木が植えてある光景を私も見かけたことがあります。苦労してつくった農地だったのに・・・。

それ以上に私、今年から花粉症がひどい。
Unknown (山里の住人)
2009-04-10 08:19:52
たぬきさん

若い人たちが魅力を感じるようにな農業になるといいですね。
こんなにしんどくて、お金にならない仕事は自分たちだけでいいと云ってます。

今はヒノキの花粉が酷いようです。
お互いに辛いですね。

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