名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の登山史

2009年03月09日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、高山で飛騨山岳会木下喜代男会長の講演「飛騨の登山史~信仰登山から近代登山へ~」を聴いてきた。

明治41年に設立された飛騨山岳会は、日本山岳会に次ぐ古い歴史を持っている。
講演はプロジェクターで、珍しい山の写真や豊富な資料を紹介しながら行われ、分り易く飽きさせない内容であった。
山の歴史が縄文・弥生時代までさかのぼり、内容もヨーロッパアルピニズムまで広がり、時間がかなり延びてしまった。
飛騨山岳会は、日本の近代登山史そのものを歩んできた会なので、黎明期の笠が岳、錫杖岳、乗鞍岳、穂高連峰などの開拓史を期待していたが、時間切れになって聴けなかったのが残念であった。


夕方、高山ICから高速に乗って名古屋へ向かったが、ちょうどスキー客の帰りと重なる時間になって、大渋滞に巻き込まれてしまった。
ぎふ大和を過ぎたあたりからスムーズに流れていたので、いつものように2車線になる郡上八幡から入れば、余分な時間や料金を払うことは無かったのにと悔やまれた。
飛騨方面のスキー場は、客の減少を嘆いているが、高速道路利用で便の良くなった奥美濃は賑わっているようだ。

コメント (2)
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