名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

広域農道「飛騨農園街道」

2008年12月16日 | セカンドルーム

 

国道158号線の高山市丹生川町から岩井町を経て朝日町に至る「飛騨農園街道」は、山の尾根に沿ってくねくねと走る広域農道である。

 乗鞍岳


片側1車線の舗装道路は道幅も広くて走り易く、東に乗鞍岳、西に白山、南に御岳が眺望できる。
新緑や紅葉の頃は、鮮やかに彩られた林間道路のドライブが楽しめる。
奥飛騨温泉郷や木曽方面へ遊びに行くときによく利用するが、通り過ぎる車はほとんど見かけない。

 白山


交通量が少ない理由は、並行して走るルートが他に3本もあるし、本来農業振興のために作られた道路も、農業の低迷が続き十分に活用されていないからだ。
最近開通したふるさと農道「美女街道」は、西側を走る国道361号線が冬季閉鎖されるので、その機能を補うために作られれたという。
更にその西側には、幹線道路である国道41号線が走っている。

 凍結した美女ヶ池
今日は「飛騨農園街道」を走って、美女高原を往復してきたが、すれ違う車は1台も無かった。
農林業振興のための道路が、ドライブを楽しむための道路になり下がってしまっては納税者も納得しない。
予算があるから、広域農道や大規模林道を作り続けるという間違った農林行政の姿が随所に見られるが、ぼつぼつ道路行政を一本化して、税金の無駄使いは止めにしてもらいたい。

コメント (2)
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