名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

ねむの花

2008年07月23日 | セカンドルーム

 

集落にある池は、睡蓮や花菖蒲が終わり、まもなく蓮の花の時期をむかえる。

花の端境期の今頃は、山のあちこちで淡い紅色のねむの花が咲いている。
山は深い緑に覆われ、花の少ない時期なので、淡い色でもよく目立つ。

紅と白の糸状の花は、細くてはかなげだが、暑さに耐える強さを持っているようだ。
詩や歌では可憐なイメージで表現されることが多いが、芭蕉の句は暑さに耐えて咲くしたたかさを詠っているように思う。
このあたりでは、暑さがピークになる頃ねむの花が咲く。

コメント (4)
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