真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

健康のために外国語を学ぶべき

2018年01月28日 | Weblog
米国の名門大学、カーネギーメロン大学が行なった調査によると、トランプの英語は小・中学生並みであるという結果が出たというから驚く。思考回路も小・中学生並みなんじゃないかと思う。なぜなら、人は心に思うことをこと言葉として発するわけだから。

2015~2016年の大統領選で、時々話題になったのがトランプの使う「シンプルな英語」だった。彼の英語は理解しやすい簡単な英語であり、それがトランプ勝利の一因になったとまで言われている。

事実、ワシントンポスト紙によれば、米国民の40%以上が基礎的な英語能力しかないと指摘しており、トランプがその数字を知っていたのかどうかは分からないが、多くの人が理解できる言葉で話したことで大衆の心をつかんだというわけだ。

トランプの英語は今では「Trumpese(トランプ語)」などと揶揄されているのだが、これは反トランプ派がトランプを貶めるために言っているのではなく、大学の研究によって証明されているそうだ。

第2言語として英語を学ぶことで私たちの脳の機能と健康が向上するらしく、新しい言語を学ぶことが人の健康に有効であるという研究が世界的に話題になっている。母国語以外の別の言葉を話すバイリンガルの人は、例えば、アルツハイマー病の発症が5年ほど遅くなると言われていたり、脳卒中などによって起きた認知機能も、バイリンガルの人のほうが回復する確率は2倍であるとの研究結果もある。

また第2言語を習得することは、一般的な脳機能を向上させる、知覚の感度も高くなり、第2言語が認識力を高めるとし、脳の機敏性が高まるそうだ。つまり、健康のために外国語を学ぶべきで、特に学べる機会が多く、世界中で使えるという実益も考えると英語を学ぶのが手っ取り早いということらしい。

言葉を学ぶことが健康につながる可能性があるということ、ビジネスパーソンにとっては別の言葉が話せることは、仕事でも大きな武器になる。それに脳の活性化で仕事がうまく回り、健康効果なども期待できるらしい。生涯年俸も違って来るという研究結果もある。これほど良いことがあるなら、外国語を学ばない手はない。

 

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