一足お先にゴールイン！

9月になりました！
果樹や野菜の研究班はこれからが収穫の秋。
大忙しの予感がしますが、チームフローラフォトニクスでは
8割の研究がすでに終了しています。
そこで今取り組んでいるのはデータの集計。
今までのデータをまとめてはPCで処理しています。
夏が終わると実験も終了。
これが結成時からの研究スタイルです。
なぜこんなに急ぐのでしょう。
それは秋になると学会を始めたくさんの発表会があるからです。
園芸科学科時代、「肉食系植物研究集団」と呼ばれていたように
秋になるとポスターを背負って全国各地で開催される発表会に
殴り込みをかける戦いを好む女子集団だったのです。
環境システム科に移籍して数年経ちますが
このスタイルだけは踏襲していて
今月下旬にまずは第1回目のポスター発表に参加する予定です。
収穫の秋は戦いの秋。
チームフローラが全国に出陣します。

ネギは赤に軍配!!

ネギの調査を行っています。
これはチームらしくネギに赤や青の人工光を照射すると
どうなるかという2年生の研究です。
赤色光は光合成を促し葉をぐんぐん生長させます。
よく植物工場でレタスに赤いLEDを照射するのはこれが理由です。
それとは違い青色光は逆に茎を太く葉をしっかり作ります。
それではネギはどちらの光を照射したら効果的なのでしょうか。
茎を太くする青という人、ネギは葉なんだから赤という人。
いろいろな考え方があります。
それならやってみようというのがチームの流儀。
しかし途中で、疑問にすぐ決着がつきました。
あきらかに赤色が大きく立派に育っているのです。
ネギの可食部のほとんどは葉。
やはり葉をぐんぐん伸ばす赤に軍配があがりました。