花のたより☆山のふみ ~青森県立名久井農業高等学校~

青森県の小さな学校「名久井農業高校」の美しい自然と植物研究グループ「チームフローラフォトニクス」の取組みを紹介します!

農業会社ゲームスタート

2012年05月31日 | 学校
園芸科学科の農業会社経営の授業が始まりました。
数週間もかけて計画してきましたが、いよいよゲームスタートです。
取り組んでいるのは摘花作業。
余分な実がつかないように花の段階で摘み取っています。
間違うと収量に影響しそうで怖いのですが
みんな相談しながら取り組んでいます。
自分たちの木はだれも面倒を見てくれません。
先生も尋ねないと教えてくれません。
いやでもコミュニケーションが必要です!
失敗すると赤字。
来週は摘果作業が待っています。
明日は高校総体の開会式です。
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育成ゲーム

2012年05月31日 | 学校
園芸科学科3年ではリンゴの生産販売を行う会社を
生徒たちで経営する授業があります。
会社は3つあり、ひとつの会社は数名の社員がいます。
先日、自分たちのリンゴの木にネームプレートを取り付けました。
この会社が選んだ木の品種名は「あいかの香り」。
好きな品種を選べるので、作業量や収穫時期を考えながら
この他に数本借用したようです。
いかに他社より良いリンゴを作るか、
また販路を開拓していかに有利に経営するかがポイントです。
よくコンピュータやスマートフォンでは
野菜やキノコなどの育成ゲームが人気になりますが
この授業もりんごの育成ゲームであり会社のマネージメントゲームです。
しかし違うところはバーチャルではなく現実であるところ!
汗を流して自分が考えて動かきながら進めていくのが最大の醍醐味です。
3社とも目標は同じですが到達するまでのルートは自分で決めます。
マニュアルのない授業なので社会で役立つ知恵と実行力が養えます。
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フローラでもフォトニクスでもない研究

2012年05月30日 | 学校
今年の2年生はたった4名しかいませんが、驚くほどたくさんの研究に取り組んでいます。
平均で一人2テーマ、つまり8テーマもあります。
その中のひとつがジャガイモ栽培。
チームの名前になっている花とも光工学ともまったく関係がありません。
かといって新しい栽培法を開発しようという生物生産科的なアプローチではありません。
まだ予備実験ですが目標は作物の生育診断。
LEDと並んでチームのもうひとつの特徴であるITを活用した新しい方法を模索しています。
どうしてこんなにテーマを設けるのでしょう?
昨年は先輩がコカコーラ環境教育賞で大賞、今年は水研究で3年生が国際大会に出場!
こんなにも先輩たちの活躍をみせられると
いつかは自分も全国大会に出てみたいと思うのが当然なのです。
しかしそんな簡単に全国大会には行けません。
特に今年は国際大会や農業クラブのために時間がさかれ
新しい研究になかなか着手できないでいます。
そこで自分たちの夢を叶えるためにも4名が手分けしながら取り組み始めました。
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知的好奇心を育てる

2012年05月30日 | 学校
チームは昨年から養液栽培について調査をしています。
といっても研究という呼べるほどのものではありませんが
いろいろなタイプがあるのでみんな遊んでいます。
これはパミスサンドという小石を敷き詰めて栽培する方式です。
この中に肥料の入った液体が結構入っていますが
いったいどうなるものやら2年生が試しています。
この他にもほとんど水がなく霧で育てるタイプ、
得意の気泡がたくさん出てくるタイプなどさまざま。
これに光を組み合わせるといろいろな栽培法を作り出せそうでわくわくします。
難しいことはいわずにまずは自由に遊びながら
知的好奇心を育ててみましょう!
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サクラソウの保護活動報告

2012年05月29日 | 学校
先週、3年生は種差海岸で人工授粉を行いました。
1週間遅れて海岸にやってきた2年生が
活動した辺りを探してみるともう結実しはじめています。
練習の成果もあり、今年も大成功のようです。
昨年、サクラソウを保護するため
確実に種子を採ろうと卒業した3年生が
おそらく種差では初の人工授粉を行いました。
その結果、自然交配より2倍も多く種子を得られることがわかっています!
自生地も回復しつつあるのでこれからは自然交配にまかせますが
人工授粉はいざという時に必要な技術。
チームがこの春、県に報告した保護のノウハウと研究データは
国立公園化が近い種差海岸の自然保護活動を推進するうえで
たいへん貴重なものになるはずです。

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