花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

青い世界

2022年06月30日 | 学校
ちょっと古い写真です。撮影したのは夕方をとっくに過ぎても一向に暗くならないから。
もしかしてと思い調べてみると2022年6月21日は夏至。
この日は夏至の前日でした。
さて太陽が沈んで空が茜色に染まってから漆黒の闇に包まれるまでの短い時間、
空がブルーブラックに染まる時があります。
この現象はブルーモーメントと呼ばれ、
一日のうち最も美しい時間帯ともいわれます。
これを研究したのが2016年のTEAM FLORA PHOTONICS。
白夜の南極は太陽高度が低く地平線付近に長く滞在するため
きっとブルーモーメントは私たち日本より長いのではという仮説を立て、
国立局地研究所が公募した極地研究テーマ募集に応募したところ、なんと採用。
昭和基地から送られてくる貴重なタイムラプス映像を半年かけて分析し、
仮説通り3時間以上もブルーモーメントが出現することを証明しました。
2017年に国立局地研究所で発表したところ、高く評価していただきました。
このように環境班は栽培環境とはあまり関係のない研究にも取り組んだことがあるのです。
さて青森、京都、神戸など色々な場所でブルーモーメントに遭遇するたび
撮影してきたフローラ。なかでもきれいだと思ったのがストックホルム。
北欧の夏は夜なるのが遅いのは知っていましたが、
水の国際大会でみた青い空は本当にきれいでした。
もしかしたらこの夏、また美しい空に出会えるかもしれません。
なお出現する夕方を日本では逢魔時といい
昔からお化けに出会う時間帯といわれています。
ちょっとそちらには遭遇したくありません。
名久井農業高校は今日から期末考査が始まります。
コメント

客引き行為

2022年06月30日 | 研究
ポスターセッションに参加すると、
なぜかずっと無言で立っている高校生がときどきいます。
最初は体調が悪いのかなと心配しましたが、不思議に毎年1回は遭遇するのです。
ポスターセッションは、学芸会のように順番に発表するわけではありません。
興味を持ってやってきたり、近くにきた人に声をかけて
まずは聞いてもらうというキャッチ作業が必要になります。
もしかしたら無言で立っている高校生は
うまく人に声をかけられずにいるのかもしれません。
せっかく自分の研究を聞いてもらえるチャンスなのに、もしそうだとしたら残念。
ポスターセッションを楽しむには、まずちょっぴりの勇気が必要です。
さてフローラは、今までたくさんの発表会に参加してきましたが
ありがたいことに、そのような人はいませんでした。
今回の学会主催のポスターセッションでも、
生まれて初めてなので最初はみんな戸惑っていましたが
慣れてくると積極的に人を声をかけています。
特に男子はまるで文化祭の模擬店でお客様に声をかけるノリで楽しんでいるのです。
「オンラインよりもずっと楽しい」とは彼の感想。
男子が頑張るから刺激されて女子も一生懸命。
気がつくとたくさんの方がフローラ3組のポスター前に集まっています。
客引き行為は禁止されていますが、ポスターセッションでは大歓迎。
フローラは今年も、ものおじせずに事に向かう修行を楽しく積んでいます。
コメント

いつでもどこでも

2022年06月29日 | 研究
富山で開催された学会主催の高校生ポスター発表会。
これは大会前日のフローラハンターズの様子です。
なんとホテルのラウンジで二人一組になって何やら話をしています。
実はお互いに質問しあっているのです。
ポスター発表には原稿などありません。
したがってこのように何度もスピーチしたり、
質問に答えることで頭を整理していくのです。
2009年、TEAM FLORA PHOTONICSを立ち上げる前の名農生は
力はあるのですが、真剣に取り組まない雰囲気が流れていました。
発表でも質問の練習でも1回やればもうやめ。
おそらく勉強するのがカッコ悪いと思っていたのかもしれません。
だから農業クラブの大会に出場してもそう勝てるわけありません。
さらに負けてもちっとも悔しくないので笑っている生徒がたくさんいました。
そんな名農生を変えるために結成されたのがフローラなのです。
一人一研究、原稿のないポスター発表への積極的チャレンジなど
今では当たり前となっているフローラの流儀は
すべて一人一人が責任を持って真剣に取り組んでもらうための方策でした。
フローラはいろんな大会に行けるのでいいなと
何も知らない他の名農生は羨ましがりますが
その影にはやる時は精一杯というメンバーの努力があります。
富山県のホテルで真剣に質問し合う彼らの姿を見ると当時を思い出します。
「ポスター発表って面白い」「初めて勉強するのが楽しいと思った」
初代フローラがポスター発表の練習をしていた時に話してくれた言葉です。
コメント

クレイアニメ

2022年06月29日 | 研究
研究紹介の動画を制作しているフローラハンターズ。
日本らしいものって何って考えた時、思いついたのがアニメです。
しかしたくさんの絵を描くわけにもいかないので
二人が選択したのは粘土細工をコマ取りするクレイアニメーションでした。
油粘土は硬くなりませんが、こねるのにたいへん。力仕事です。
さらに翌週は水大賞の表彰式と学会での発表会、
次の週は農業クラブの県大会。さらに次の週は大切な期末考査。
すべての大会に選手として参加する彼女たちにとって、
撮影できる期間はわずか5日間しかありません。
そこで突貫工事。すべてこの作業に集中することになりました。
初めてのチャレンジなので失敗の連続。
それでもなんとか撮影を終えることができました。
さて大変なのは編集作業。パソコンを持っていない彼女たちは
すべてスマホで行います。ちょっと見せてもらいましたが
よくあんな小さな画面で編集できるものだと驚きます。
小さな画面に小さな文字のテロップ。絶対私たちにはできません。
完成した後、話を聞いたら朝の4時まで編集したこともあったそうです。
体調が悪く、つい数ヶ月前まで学校を休みがちな彼女にとって
たいへんなハードスケジュールでしたが、
それでも休まず遅刻もせずに頑張りました。
きっとたくさんの方の期待に応えようと覚悟を決めたのかもしれません。
ご褒美でもあげたいところですが、
その前にまずは明日から始まる期末考査を乗り越えなければなりません。
編集同様、全力でクリアしてください。
コメント

街を出てみよう

2022年06月28日 | 研究
ポスターセッションは富山市の国際会議場で開催されます。
そこで前日、会場下見とポスターの修正をするため
会場まで行ってみることにしました。
移動手段は路面電車。お洒落なものあれば
昭和を思い出す古い車体も走っています。
乗り方はワンマンバスと同じ。
降りたいところで降車ボタンを押すのですが
一律210円と便利で助かりました。
わずか1両か2両編成。こんなかわいい路面電車を
南部町に走らせたらいいのに。
路面電車に乗ってさくらんぼ狩り。人気出るかも。
誰かが話していました。
そういえばストックホルムでもお洒落な路面電車が走っています。
もしかしたら乗ることができるかもしれません。
さて路面電車は暖かな西日本でたくさん走っていますが
ここ富山や北海道の函館、札幌のような北国でも走っています。
雪は大丈夫なの?メンバーの誰かがまた話しています。
住んでいる町や学校を飛び出すと、いろいろな疑問やアイデアが浮かんできます。
生きた学習をしています。
さて昨日、相撲の先生がとても喜んでいました。
理由は先場所十両優勝した教え子の錦富士が次の場所で幕内に昇進するとのこと。
幕内に阿武咲と錦富士の二人の教え子がいるとはすごいことです。
次はこの教え子同士の対戦。近いうちに実現するのを期待しましょう。
コメント