花のたより☆山のふみ ~青森県立名久井農業高等学校~

青森県の小さな学校「名久井農業高校」の美しい自然と植物研究グループ「チームフローラフォトニクス」の取組みを紹介します!

ブリーダーの想像力

2012年10月31日 | 学校
第2農場の草花温室です。
ご覧の通り、名農生が育てたシクラメンが満開。
先日、新聞やテレビのニュースでも紹介されました。
それにしてもいろいろな花色や花弁の形があるものです!
これらを見るとブリーダー(育種家)の想像力に感心させられます。
この温室は名農祭で公開されます。
もちろんお好きな花を購入することもできます。
ぜひご自分の目でお確かめください。
また昔、「シクラメンのかほり」という歌がヒットしました。
しかしシクラメンは一般に香りがないか香りの薄い花です。
したがって温室に入っても香りはしないはず。
ところが品種改良が進み、現在は芳香のシクラメンが開発されています。
名農のシクラメンは香りがあるのかどうか
こちらはご自分の鼻でぜひお確かめください。
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黄色いリンゴが増加中

2012年10月31日 | 学校
最近、黄色いリンゴを栽培する農家が増えているといいます。
それはなぜでしょうか?
専門の先生に尋ねてみると労力軽減が理由だそうです。
赤いリンゴは全体きれいに着色させるために
葉摘みや玉まわしという作業が必要です!
名農でも現在、品種「ふじ」でこれらの作業が真っ最中です。
管理を怠ると光が当たらないので
赤い色がつかず陰の部分が黄色になってしまうので大変なのです。
ところが黄色いリンゴは最初から黄色です。
したがって葉摘みをする必要がないのだそうです。
管理が簡単な黄色いリンゴが増えてくるのもわかるような気がします。
さてまもなく名農祭。本日、午後から準備に入ります。
リンゴはもちろんですが、名農のジャムも販売されるようです。
どこで販売しているのか、ぜひ探してみてください。
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楽しい時をプレゼントしたいから

2012年10月30日 | 学校
小中学生対象に名農が主催する食と科学のコンクール「アグリサイエンス」。
入賞されたみなさん、おめでとうございます。
待ちに待った授賞式が11月4日、名農で開催されますが
今回は受賞者が多く会場が人であふれそうです。
11時から行われる授賞式のメインはなんといっても審査講評!
このコーナーの進行はTEAM FLORA PHOTONICSの3年生が行います。
先日、会場となる会議室で流れを確認してみました。
入賞者にインタビューする司会者役のメンバーも初めてで
ドキドキですが、前に並ぶ子供たちもドキドキ。
何度も段取りを確認しながら
子供たちに楽しい時間をプレゼントできるよう頑張っていました。
またストックホルムで発表した概要を3年生が発表してくれる予定です。

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人工いくら?

2012年10月30日 | 生物生産科
なにやら面白い実験をしています。
これは生物生産科加工班の研究。
ピペットからビーカーに液を一滴落とすと
中でこのように丸くなります!
まるで人工いくらを作っているようです。
尋ねてみるとやはり人工いくらと同じ作り方でした。
しかし中に入っている液が違います。
この液には酵母菌が入っているのだそうです。
お酒などを発酵させる際に必要な酵母菌ですが
発酵具合がちょうど良くなったら
一般的には加熱処理して酵母菌を死滅させます。
また熱処理せずにミクロのフィルターで濾過する方法もあります。
生ビールなどはこの方法を用います。
ところがどちらも酵母は使い捨てで、再利用はしません。
加工班ではこの酵母を再利用しようと
人工いくらの中に閉じ込めて、発酵後は回収しようとしています。
いくらの中に入っていてもちゃんと発酵するというのがポイントのようです。
長い間、有用な天然酵母探しをしている加工班。
貴重な酵母をそう簡単に死滅させるわけにはいかないのかもしれません。
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ふぞろいの林檎たち

2012年10月29日 | 学校
第1農場のリンゴ園です。
たくさんの木の中にまったく手入れをしていないものがあります。
それがこのリンゴの木です。
剪定もしていないので枝が上に上に伸びています!
摘果もしていないので枝に大小無数の果実がついています。
本来はこんなに実がつくものかとあらためて驚きます。
伺ってみると品種の名前もわからないそうです。
リンゴには自分の花粉では結実しないという性質があります。
したがった違う品種のリンゴを植えておく必要があります。
この無名のリンゴはそんな花粉供給のために使われているそうです。
この写真を撮影してから約10日たった現在、真っ赤に色づいています。
色にひかれてつい盗み食いした人いわく「酸っぱすぎる」!
生食は美味しくないかもしれませんが、
紅玉のように加工に使うと最高のリンゴになるかもしれません。
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