アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

無謀曲ではありません

2018年09月30日 | ピアノ
昨日は、Megumi先生のところに「舟歌」を持ち込みました。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←気長に弾いていきます

テーマはずばり「無謀曲をなんとかする」(←無茶ぶり)

レッスンの最初、「最初に全体弾きますか? 弾きにくいところを取り出してレッスンしますか?」と聞かれて、いやーどこもかしこも弾けてないし(^^;; いっそ全体聞いていただきました。

木曜日のヨガ前レッスンのときと違ってピアノがまともなので、最初はまぁまぁまともに弾き始めたのですけど、思ったように弾けない個所が出てくるたびにだんだん気持ちが焦ってきて…

けど何を焦ってるんでしょうね? レッスンしてもらうというのに別に無理してイイトコ見せたいったってしょうがないよね??

しょうがないんですけど、まぁたまに見てもらう先生だからカッコつけたくなるのも人間のサガでしょうか。

そして焦ってくるとだんだん弾きにくくなってきて、なんで弾きにくいのかわからないんですけどなんか椅子を低く設定しすぎたような、もっと高いところから弾きたいような気がしてきました。けど椅子の高さはふだんからそんな高め設定してなく、いつもとあまり変わらないみたいなんですよね。不思議。

でも弾きにくく感じる中で頭はわりと冷静で曲への集中は途切れず、最後まで楽しんで弾けました。

弾き終わると先生がまず、「無謀曲ではないです」と。

なんのことかというと、まぁ実際問題今はあれこれ弾けてないにしても
頭の中にある理想形というか音楽はとてもいいものがあって、
それがあちこちでちゃんと伝わってくる(実現できていない中でも)
ということです。

だから「技術的なことをクリアしていけば(!)」いつか本当に素敵に弾けるはずで、だから無謀ではない。(逆に、バリバリ弾けていても音楽がないないならそっち作るのは余計たいへんなので、ということらしい)

そしてまず重心の話をされました。体の重心がどこにあるのかをいつも意識するのがとても大事で、もちろんピアノ弾く中でいろいろ動くので重心も動くんだけど、それが体(腰)の範囲内におさまっていなければ倒れそうになって「手をつきたくなる」わけで、つまりおゆき先生のいうところの「鍵盤にぶらさがって弾く」ことになってしまう。

私の弾き方はかなり、高いところからつかむような、覆いかぶさって弾くような弾き方になっており、だから腕もフリーにならなくて鍵盤を弾く深さをコントロールしにくいし、あとペダルも、浅く踏むコントロールとかがしにくい(確かにそうでした)。

緊張して「あがる」というけどそういうときにほんとに重心が「あがって」いるのだと。

あぁ!! 確かに。だから「椅子低く設定しちゃった?」みたいな感じになっていったのね。どんどん。たいへん腑に落ちました。

褒められたところは、主に単旋律のところ…単旋律の中に和声の変化を感じて弾くのがとてもよくできていたと言ってもらいました。そう、単旋律になるとわりと思うとおりに弾いているので…でもこの曲は重音だらけなのですよね(そういう曲だ)

そして音が(右手だけでも)重なって進行するところ、これを「一番上を強調して弾くのか」「全部のバランスをとっていくのか」というのは難しい問題だけど、要するにその両方が真なのであって、そしてそのように弾くためにはやはり分解して弾く。

これ、面倒でついさぼっちゃうやつね。

部分的でいいし、たまにでもいいから、とにかくお奨めとのことでした。舟歌はさすがにこれナシではどうにもならない。私も、舟歌の最初の一段のところは繰り返し分解で弾きましたよ(そしてそのあとは割愛してた(^^;;)


私がレッスンレポを書くより先に先生が書いていました(o_o;;
→Megumi先生の記事「頭の中の完成型・理想形は聴こえる」 ありがとうございます(^^)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンサート時の雑音

2018年09月29日 | ピアノ
先日、全国町田ピアノコンクールのガラコンを聞きに行ったとき、客席をひと目見て思ったのが、
「年齢層がむっちゃ高い」

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←人の振り見て我が振り…

コンサートの性質上、受賞者の祖父母が来るだろうけどそんな率ではなくて、ものすごく高齢者に偏っている。こういうのって、公共の施設でやってる無料か低額のコンサートで、市報に載ってたりするとよくある。

そうするとどういうことになるかというと、客席がすごくうるさい。

別に演奏を聞く気がなくおしゃべりしているとかそんなことではまったくなく、
本人はうるさくするつもりはなくて、

・財布を取り落として鈴がチリチリ
・のど飴を取り出すのにコンビニ袋がガサガサ
・スマホが派手に鳴って、当然止めようとするのだが止めるまでが長い
・立てかけた傘がバタンと倒れる
・カーディガンを取り出そうとして鞄がさごそ

そんなのが延々と続くのだ。袋のガサガサとかけっこうコンサート会場ではうるさく響くもんです。鈴つけてるんだ…いいけど…なぜ演奏中に財布いじる…

なぜ高齢者がうるさくなりやすいかといえば、動作が大雑把になるとか、あと、がさごそ音とかが本人にとってはうるさくないからだろうか。

前にそういう(市の施設でやってる1000円の)コンサートを聞きに行ったとき、開始前にロビーでサンドイッチを食べていたら、同じコンサートを聞くらしいおば様方の会話が聞こえてきた。

すると、彼女たちのライフスタイルというか、限りある年金をなるべく上手にやりくりして、低額のコンサートや展覧会、習い事など探してせっせと市内幅広く回って楽しむためにさかんに情報交換している様子がよくわかった。

この生活は私の憧れでもある。そういうふうに年を取りたいと思う…認知症予防にも、「きょういく(今日、行くところがある)」「きょうよう(今日、用がある)」が大事だというではないか。市も、そういう活動のために税金を使うならとても有効活用といえるだろう。

で、大いにそういう機会を生かして生活を楽しんでもらうのはいいとして、というか私もそうなる予定なのだが、それでコンサートがうるさくならないようにするにはどうしたらいいのか。

みんなちゃんと「演奏中は静かに」と思ってて、だからしゃべらないんだけど、それじゃ十分じゃない。

まず、スマホは電源切る(マナーモードとか、わかりにくいし間違えるからやめとく。とにかく電源切る)

飴ちゃんをなめたくなりそうだったらなめ、カーディガンを着たくなりそうだったら着て、残りの荷物は全部座席下とか床とか「手から離して」しっかり安置。

そして演奏中は荷物を触らない。 ←これ大事

うるさくない年寄りを目指して、無料/低額コンサートを制覇します。


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「舟歌」ダイジェストレッスン

2018年09月28日 | ピアノ
そして(昨日の記事に書いたように)当日メールしてショパン「舟歌」レッスンをお願いしたのですが

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ヨガ前の30分、超・有効活用。

・今月来たばっかりの生徒
・弾いてた曲は吉松(プレイアデス)
・速いの弾けない人であることは明らか

…からの「舟歌」リクエスト? しかも30分レッスンで? そして、しあさって本番??

と、どっからつっこんでいいかわからんかったと思うのですが、先生動じず、さらっと
「じゃあ通して弾いてみましょうか。お客さんになります♪」
なかなか強い先生である。

いやしかし、途中止めずに私の舟歌を聞くのって、かなりの忍耐力を要しますよ…

しかも、言い訳になりますが
このピアノ、ほんっとうに弾きにくいんで、いつにも増してガタボロに弾きました。

それを先生、ご持参の楽譜と、私が見ている楽譜を見比べながらメモとりながら何も言わずに最後まで聞いて、

「ここ音ミスだったみたい」
私が星の数ほどミスタッチをしている中から(笑)ずばり音ミスを指摘
(そうでした、そこナチュラルじゃないですね。最初のうちは正しく弾いてたような気がするんだけど、いつのまに間違えたほうで定着していたのか??)

「ここ、左手が忙しいからなのか、右手がしぼんじゃって」
(左手がオクターブ連続のあたり)
右手で弾くフレーズのかたちがぺしゃんこになったところを弾き直し。

「ここ難しいですよね」
(曲後半、和音ラッシュのところ)
さっきハズしまくりだったところをちょっとゆっくり練習

先生「あと、弾きにくいところありますか?」
私「…全部」
先生 (苦笑)
私「あーココ、ここに向かってクレッシェンドがしにくいです」
先生「そうそう、手が突っ張っていて、弾きにくそうだなと思いました。もっとさっと縮めて次へ…(手の使い方をゆっくりおさらい)」

そんな感じで駆け足ながらいくつか主に「フレーズの形」を修正(ふっくら)させ、最後に
「だいたいにおいてさっき音を探して焦ってたようなところは音楽が広がって盛り上がっているので『ゆったり間を取りたくて取ってるのよ』という顔をして弾くほうが慌てるよりいい」と実践的(チョイ悪?)アドバイス。


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然のカミングアウト「舟歌」

2018年09月27日 | ピアノ
今日はヨガ前のピアノレッスンがある日です。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←何事も、予定どおりにはいかないもの。

前回に引き続き「エックレスのソナタ」か、同じく伴奏モノでSento nel coreを見てもらおうと思っていたのですが、突然…

日曜日の会にキャンセル待ちを出してあったのが、
もう日にちも近いしキャンセル出ないと思って忘れかかっていたのですが、
昨晩、キャンセルが出るが出られるかと打診あり…

うーわー

心の準備が…今週ほとんど伴奏の練習しかしてないけど…でも弾きたい!!

八月に「子供の情景」全曲やったときと同じ、素敵な会場です。
しかも今度は、会場内でそのまま打ち上げまであるんだって。出てみたい~

今、練習してるソロ曲は、ショパン舟歌だけです。(10月後半に弾くやつ)

持ち時間はショパン舟歌にぴったんこです。

弾くんか。今から。

そうなると、木曜日のレッスン30分もたいへん貴重な時間なので舟歌を弾きたいし…
(土曜日は一日お出かけだからほとんど弾けない)

私が「そんな」大それた曲を弾いていることは、もっと私に慣れてもらってから新しい先生にカミングアウトする予定だったのですが。まぁもういいやどうせいつかバレる(ばらす)んだし…と、曲変更メール:

-----
○○先生

今日のレッスンでは、エックレスのソナタかSento nel coreを見ていただく予定でしたが、今週末(日曜日)の会にキャンセル待ちしてたのが昨晩急遽くりあがり、出られることになったので変更させてください。
ソロ曲を弾かなきゃいけないので、
 ショパン 舟歌
をお願いいたします。

突然何事というような難曲で何を考えてるのかわからんと思いますが、んー…私ももうちょっと先生に慣れてもらってから(?)無謀曲や変な曲を小出しにしようと思ってたのですが急ぎなのでスミマセン
-----

はは。やっちまったぜ(^^;; どうなるんだろう(そもそも30分レッスンで見てもらうような曲か?)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャカジャカ弾く伴奏

2018年09月26日 | ピアノ
じわーっと和音が変わっていくような曲が「得意」だとするならば、
苦手は何か? といえばそりゃもう

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←やっぱり白い系の曲が好き(^^;;

ジャカジャカした曲(^^;;

速い、音が多い、それ無理

たとえばこんな↓


これ、今度弾くロッシーニの伴奏の、最後盛り上がるあたりなんで、ずーっとジャカジャカして、最後はジャンジャンジャンジャン♪

音は単純で、Ⅳ、Ⅴ、Ⅴ、Ⅰはいはい終わりますよって感じで、
わかりにくいトコなんにもないんだけど、
じゃかじゃかでは手が付かれるし、
じゃんじゃんじゃんじゃんでは音ハズすし、

もーやってらんない!!

手が疲れるのは、無駄に力が入ってるという部分もあるとは思うんだけど、
だから「なるべく」無駄な力は抜くように心がけるにしても、
それ以上「うまく」弾くのはそりゃ心がけだけしても明日どうかならないんで、
あとは根性(笑)

というか筋肉!?

やっぱりこれは体育会系でいかないと乗り越えられない何か(?)
「99.9%の問題は、筋トレで解決できる!」とか言ってる人いたな誰か
(注: ピアノの話ではない)

んで、真面目にこの1ページは毎日弾いて(弾くのはせいぜい数回だけど)一週間ちょっと

ちょっと慣れてきた!?

ふだんこういう練習しないんで新鮮です…

それで今日、たまたま
「そうだ吉松も忘れないように弾いておかないといけない」
(11月にまた弾く予定)
と、練習会以降初めて弾いてみたらば

じゃかじゃか系(アレルヤの季節)が
ちょっと弾きやすくなってるー!!

そっか、ハノンとかツェルニーとかこういうことのためにやるもんなのかな
と、ちょっと思った。
まぁ、必要に迫られたときに慌ててやるんでもやらないよりいっか??


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする