アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

プロコフィエフの譜読みの難しさ

2011年11月30日 | ピアノ
腹をくくって、人生初プロコフィエフに邁進しておりますが…

***ピアノWeb発表会、聞き逃した曲はないかな!?***

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譜読みはたいてい苦にならない私ですが、これはかなり難航してます。

え? この間の熱情ですか? あれはですね、譜読みに苦労してたわけじゃなくて、単に指が思うように動かなかっただけですよ。どの音を押すのかはすぐわかりますもん。この曲は、


音が妙に多くて、かつ臨時記号がむちゃくちゃ多い。
なんか、聞いたことない和音。というか、不協和音?


元々、フラット五つついてるところへ、さらにフラットついたりナチュラルついたり、大混乱。

モーツァルトとかと違って、物事が予想通りに運ばないというか(だからってモーツァルトが弾けるわけではない-笑)、音をいちいち、目ちかちかさせながら確認してると、いっかな進まない。頭に入らないし。

それで、いやーダメかなこりゃ、やっぱりラフマに戻ろうかとか思っていたところ、数日したら急に、トンネルを抜けたように弾きやすくなりました。

音の流れと響きが耳に入って、で、それが「聴音」できるようになったのね。「ドミソ、ドファラ、シレソ」ではすまない音の響きが、最初ぐちゃっとなってて分解できず、だからほんとにミクロに楽譜を見ていかなきゃいけなかったのが、この小節は「こう」と思えばその音がどこかわかるようになった感じ。

それでようやく、なんとかなりそうな気がしてきました。

すると。
ほんとにいい曲なんですよ!! これ。美しいしドラマがあって。いいなぁ~
やっぱりどうしてもこれ弾きたい!!

で、最後まで残りそうな難関部分が、このあたり:

Adagioですから、頭の整理がきれいについた暁には、別に「指がこんなに動かない」とかそういうことではないと思うのですが。とにかく、こみいってる。

このまま一人で格闘していると、「おろしあおふ」に間に合わないような気もするので、年末年始を有効に使えるように、むしろ音が並ばず苦心している今、年内どこかでレッスンに行ってこようかな。

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ピアノWeb発表会、総括と各賞発表

2011年11月27日 | ピアノ
皆様、ピアノWeb発表会「大人が弾く子どもの曲」の聴き参加、コメント参加、弾き参加、ありがとうございました!!

***ピアノWeb発表会、聞き逃した曲はないかな!?***

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大盛況の23エントリー、今回初参加の方もかなりいらっしゃいました。
我ながら、よいテーマ設定だったとほくそ笑みつつ、早くも次回テーマについて悩んでいる次第でございます。

テーマについてのご要望、ご提案、お待ちしております!! よろしく。

それでは、毎回恒例の、勝手に賞を贈るシリーズ、行きたいと思います。

えーまず
「選曲賞」は、音の並びがシンプルな中に、ものすごく豊かな空想空間があることを示された、
No.6 のんびりくろねこさん 「ゆうぐれ」林 光

「連弾賞」は、素直な選曲と凝った編曲で、のびのび連弾の楽しみを表現された、
No.5 フクママさん 「ミッキーマウス・マーチ」

そして
「テーマ大賞」は、まさに子どもの曲として定番中の定番曲、しかも「大人が弾く…」で選びがちなしっとり系でなくあえてコレ、それを軽やかに滑らかにしっかり大人ならではの演奏を聞かせてくれた、
No.15 みかんさん 「貴婦人の乗馬」ブルグミュラー

に差し上げたいと思います。ぱちぱちぱち!!
副賞がなんにもありません。すみません(^^;;

あ、あと、番外として「それは大人の曲だと思うけど素敵だから許すで賞」
No.2 かーたんさん 「星空~幻想小曲集1より」大辻ゴン
に。そういえば最近ちっともゴンさんが登場されませんがどうされているのかな。

その他の皆様も、ピアノを楽しむ大人の魅力たっぷりの演奏ありがとうございました!!

「これ弾いてみたい!!」という曲との出会いもいっぱいあって、初めての試みの録音会も楽しくて、実り多い発表会でした。

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シンデレラかロミジュリか

2011年11月24日 | ピアノ
休日だった23日、はなひめはクッキーハウス教室で大盛り上がり。

***ピアノWeb発表会終了しました(23名)ありがとうございました***

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クッキーハウスのほかはこんなの作ってた:

クッキーハウス用のクッキーは、硬くて腐りにくいものなのでおいしくないけど、こっちはおいしいよ(^^)

それで、私は先生のうちまで送迎しなきゃいけないので、子どもたちがクッキーやってる間はグランドピアノを借りるのが恒例。

今回のテーマは、「おろしあおふ」用の選曲。ずいぶん前に、「おろしあおふ」(要するに、ロシア関係の作曲家を選べってことね)ではラフマニノフのエレジーを弾くって書いたことがあるけど、しばらくみんなのエントリーを静観していたら、あれよあれよとラフマニノフが増え、まぁ「エレジー」って書いた人はいないけど、やめとこうかなと。

それで、ラフマでなければ初スクリャービンとも思っていたんだけど、これまたもう入ってるので、思いついたのが初プロコフィエフ。もちろん、プロコフィエフといったって、「戦争ソナタ」とかありえない曲がいろいろありますが(^^;; まぁ無理やりにでも目がありそうなものっていえば

・ピーターと狼
・シンデレラ
・ロミオとジュリエット

でしょうか?? ピーターと狼はどんな曲か知ってるんで(昔、母のやってた発表会でも何曲か聞いたことある)、なんとかなる部分もあるかとは思うのだが、やはりオトナとしてはシンデレラかロミジュリに行きたいよね。

というわけで、楽譜をアマゾンクリックして、それをほとんど開く暇もないまま、クッキーハウス教室になだれ込んだわけだけど…

かろうじて聞いた感じのイメージを知っている曲(あまり多くない)を片っ端から試していくが、いやこりゃ無理っぽい…シンデレラどれも難しいね。ワルツとか弾きたいけど…

ロミオとジュリエット、第一曲の「フォークダンス」は好きなんだけど、まったく歯が立たない。第六曲の、「モンタギュー家とキャプレット家」は、これを堂々と弾いたらかっこいいなと思うけど、こんな音が飛ぶものを私が人前で弾けるわけがない。

ある意味一番大物なんだけど、思い切って最終曲はどうかと…
第十曲の、「別れの前のロミオとジュリエット」を弾いてみたらば、弾けるとはいわないけれども音は並ぶ?? かも!? 中間部のアダージョで、中声に主旋律が出てくるところがどうにも並ばないけど、ここを必死に練習したらあるいは?? とにかく、忙しくはなく別の難しさの曲ってことで。

こんな曲です:
プロコフィエフ/ロミオとジュリエット組曲Op.75-10/演奏:山岸ルツ子

切なく美しく、きらきらした魅力に満ちた曲。こんなの弾けたらいいと思いません??(^^)

結局、三時間程度のうち、ごく最初のほうでこの曲に行き着いて、あとはこればっかり弾いてみてました。離れられない。

しかし、「おろしあおふ」一月よ!? 間に合うのか??

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【ピアノWeb発表会】るんちゃんママさん+アンダンテ フォーレ「ドリーの庭」

2011年11月23日 | ピアノ
先日の録音会の前に自宅で、るんちゃんママさんと弾いた連弾です。

***ピアノWeb発表会本日まで!!(現在23名るんちゃんママさん+アンダンテまで)***

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(1) 曲名
組曲ドリーより「ドリーの庭」 ←曲名クリックでお聞きください

(2) 作曲者名 フォーレ

(3) ピアノ歴
[るんちゃんママさん]
6歳から高2まで。 ベートーベンのソナタ「悲壮」やショパンの「革命」「別れの曲」、ブラームスの「3つのインテルメッツォ」、バルトークの子どもの曲などが、印象に残っています。 このごろはお誘いいただく以外に全く弾いていないのに、声をかけていただいて、申し訳ないやらありがたいやら(汗)。
[アンダンテ]
三歳半くらいから、小学校三年生のときの「エリーゼのために」まで
~ブランク~
こじろう年長時にヤマハでいっしょに習い始める(以降八年間)
今は自習ピアノ

(4) 選曲理由/曲の解説
選曲はアンダンテがしました。なぜ私が選ぶかというと、そりゃ私が弾ける曲に合わせてもらうしかないからです。るんちゃんママさんはなんでも弾ける人ですけど、今は四人の子どもがまだ小さいんで練習する時間がありません。というわけで、家は傘なしダッシュで行けるくらいの近さなのになかなか今は連弾で楽しむってわけにはいってないのです。

「大人が弾く子どもの曲」といったら定番中の定番です。どなたか弾くかしらんと思いましたけど、かぶらないで弾けましたね。こうやって聞いてみると、なんだかビゼーの「人形≪子守歌≫」と似てるような雰囲気がありますけど、それは私が弾ける曲を選ぶとゆったり系になってしまうからです。でも、フォーレがドリーとか作曲するときに、ビゼー連弾曲を参考にしたりしてるかもしれませんよね(^^)

「人形≪子守歌≫」はシャープ5つでしたがこれは4つ、でもそこに臨時記号がいろいろついてゆらゆらと、どこに連れて行かれるんだ~というところが、慣れると妙に気持ちよくなってしまうんですよ。

途中派手にミスタッチをしているところからわかると思いますが1stがアンダンテです。

(5) その他
(るんちゃんママさんより)
とてもロマンチックな曲で、弾いてる最中も頭の中ではロマンチックに鳴っていて気持ちよかったです。

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【ピアノWeb発表会】こまたろう母さん シューマン 「お人形の子守歌」

2011年11月23日 | ピアノ
先日の録音会での録音です。

***ピアノWeb発表会本日まで!!(現在21名こまたろう母さんまで)***

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(1) 曲名
子どものためのソナタより「 お人形の子守歌」 ←曲名クリックでお聞きください

(2) 作曲者名 シューマン

(3) ピアノ歴
6歳から17歳~長い中断~子どもが4歳の時復帰して、ぼちぼちと 11年

(4) 選曲理由/曲の解説
シューマニストと呼ばれる熱狂的なファンを持つシューマンですが、私は高校生のときアベッグ変奏曲に蹴飛ばされて以来、どうも好きになれません。
今回、「子どもの」ということで検索したところ、この曲が出てきて、たまたま楽譜も家にあったので、挑戦してみました。
結果、やっぱりシューマンむずいです。どこが「子どものための」なんじゃ・・・

(5) その他
(アンダンテより補足)
私もシューマン苦手です。蹴飛ばされた経験すらなく(^^;; 手をつけることができてません。こまたろう母さんなら弾けそうだけどなぁ。今ならアベッグ録音会のとき思ったんだけど、こまたろう母さんが一番、普段からピアノを弾いてる人の余裕と風格が感じられました。ホームコンサートでは常連だけど、録音のハードルが高かったため、Web発表会は初参加。

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