アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

こじつけ御免!! ピアノバトル

2017年02月28日 | ピアノ
いよいよスグの土曜日にイロモノオフが迫ってまいりました。今回のテーマは「ピアノバトル」ってことでいつもながら妙に力の入ったビジュアルも上がってきております。

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イロモノオフって毎度いろんなテーマが決まってますが、うまくテーマに合う曲が出せればよし、諸事情からあんまり合うものがなければこじつけてもよし、さらにはこじつけ方も思い浮かばなければスタッフさんに泣きつけばこじつけてくれる、という親切設計のイベントです。

私も今回は「ピアノバトル」?? ふだんから非常におとなしい穏やかな曲を選ぶことが多い(お指の都合で)私としてはたいへん困ったんですけど、アルカンの「ファ」を思いついて無事、バトルの真正面からエントリーすることができました。

プログラムができたのでコピペ:
-------------------
第1部(13時~)
オープニング
てふてふ バッハ/パルティータ第5番 ト長調 BWV829より 前奏曲
七海    和泉宏隆/TAKARAJIMA
ねこぴあの チェルニー/技法の練習曲 より 第23番
   シューマン/子供の情景より トロイメライ
きーちゃん カバレフスキー/騎士、戦士のおどり
   ギロック/まぼろしの騎士
いっとく ショパン/夜想曲第8番
YUMI ドビュッシー/ベルガマスク組曲より 月の光
   バッハ/ゴールドベルク変奏曲 BWV 988より 第26変奏

第2部(13時50分~)
私はタワシ グラナドス/ゴイェスカスより間奏曲
でご    ショパン/バラード2番
norisan アルベニス/カディス
   グラナドス/わら人形
udurann ロワイエ/スキタイ人の行進
くさぴあ クープラン/神秘の障壁
   バッハ/平均律第1巻23番 BWV868
artomr+鳥目 ヤナーチェク/シンフォニエッタより 第4楽章

第3部(15時~)
夜毎屋+shig バッハ/前奏曲とフーガ BWV541
かなこ 羽田健太郎/渡る世間は鬼ばかり
ゆかとー 植松伸夫/FF VIIより 闘う者達
misae 崎元仁/FF XIIよりTo The Place Of God
   ショパン/夜想曲20番(遺作)
アンダンテ アルカン/ファ
Syuka ハイドン/アンダンテと変奏曲
いもコン シューベルト/ソナタ第19番 第2楽章

第4部(16時10分~)
clala   J.ウィリアムズ/スターウォーズより
ともみ ショパン/英雄ポロネーズ
shig    クープラン/凱旋
   ラヴェル/クープランの墓より メヌエット
ふぅ チック・コリア/スペイン
neko チック・コリア/スペイン
sister mimi リスト/メフィスト・ワルツ1番

第5部(17時20分~)
アンダンテ+鳥目 モーツァルト/復讐の火は地獄のように胸に燃え
☆ぶぃ☆ モーツァルト/幻想曲ニ短調
ごえ    シューマン/交響的練習曲 Op.13より 遺作変奏曲 III,IV,V
mari    ベートーヴェン/ソナタ第17番「テンペスト」 第3楽章
ぴあ    スクリャービン/練習曲 Op.8-2

第6部(18時10分~)
ねこ    ベートーヴェン/ソナタ第21番「ワルトシュタイン」 第1楽章
ベルク 梅林太郎/Yuri on ICE
おゆき スウェーリンク/半音階的幻想曲
ふろど ヨハン・デ=メイ/交響曲第1番「指輪物語」より 魔法使いガンダルフ
------

蓋を開けてみますと、こんな狭いテーマに真正面から応えたエントリーが案外多かったですね。みんな真剣にイロモノしてます。中に「なんでこれがピアノバトル??」というものも混ざっていますが、当日もらえる紙のプログラムには参加者が書いた「ひとこと」が入ってますからそこにこじつけの解説が入っているハズです。

まぁもしどうしてもこじつけが思いつかなくても、
「緊張との戦いです」
とかいえばバトルなんで、その意味ではこれまでになく「広い」テーマだったのかも…

ともかく。聞いて楽しい盛りだくさんプログラム、しかもコンサートだけじゃ終わらず絶対なんかネタが仕込まれてるので、聞き参加も楽しいと思いますよ~お時間ありましたら是非。

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音楽でアンチエイジング

2017年02月27日 | ピアノ
アンチエイジングといえば、怪しげなサプリやら化粧品やら、様々なものが出回っているけれど、特に見た目年齢を若くすることに関心は持っていない。まぁ年齢相応でいいんじゃないの? モデルデビューするわけでもないしさ…

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←まだまだ人生折り返し地点(?)

でも、昨日、七回忌に出席して久しぶりに親戚の方々に会い、自分の10年後、20年後、30年後、40年後のことを考えるとちょっと違う気持ちになった。

モデルデビューはしないにしても、何歳まで、ピアノを弾いたりして楽しめるかは大いに気になるところだ。70歳、80歳、90歳にもなると、健康状態の個人差はものすごく大きくなり、生きてはいてもとてもピアノのオフ会に出て弾いて飲んで…というわけにいかなくなる場合も出てくる。

老化の個人差の一部はおそらく生まれつきの性質(遺伝的な)であって、そこは運命というかどうしようもないんだけれど、血液型やら、髪の色やらと異なり、健康寿命というのは遺伝だけで決まるようなものではなく、どう生活しているかということが大きく関わるのは間違いない。

七回忌で、とても印象に残ったのは伯父(父の兄)の若さである。父の兄といっても年がかなり離れた兄弟で、もう90歳なのだけど、足腰もしっかりしているし、七回忌というごちゃごちゃしたイベントをしっかり仕切っているし、帰り際にはイタリア語やドイツ語や中国語の歌もいろいろ歌ってくれた(アカペラ。歌詞もちゃんと暗記している!!)。長年、合唱を趣味にしているのだ。

イタリア語がわかるということではないらしいが、そんな意味不明な音の羅列でもちゃんと頭に入れておけるように、手帳にはびっしりといろんな国の言葉が書きつけられており、まめに「学習」して身につけようとしていることがわかる。

歌と酒 老々介護の処方箋 (伯父の句)

若さを保つ秘訣としてよく言われることはいろいろあるけれど、
・頭を使う
・手を使う
・新しいことにも取り組む
・笑う
・人と会う
・歩く


このあたりのことは、音楽を趣味にして、その活動を広く続けていれば必然的にこなせることになる。

趣味に打ち込んであちこち飛び回り、相当な年になっても元気な人って身近にもいませんか?

もっとも、そういう人がたくさんいたからといって、
長く趣味に打ち込んでいるから長く健康なのか
それとも
長く健康に過ごせているから長く趣味に打ち込めているのか
は定かじゃないので(^^;;

私が(あなたが)熱心にピアノその他に取り組み続けたからといって90歳まで元気に活動を続けられるかなんて保証は別にない。

でもまぁいいのだ、そんなことは。研究論文を発表しようってんじゃないんだから。

楽しいから、やりたいと思える趣味を続けていて、そのことそのものが
その趣味を続けられるような健康を支える力になる
としたら素敵なことだと思う。

伯父は、なにせそんな時代の人なので、若いころは音楽に触れることもできず、「シャープがひとつついてト長調、フラットがひとつつくとヘ長調」というようなことも50歳くらいから初めて勉強したという。

へー50歳から…っていったら私はまだこれからだよね(^^)
これからまだずいぶん先は長い、できることたくさんあるよ。

はからずも米寿を過ぎて次の山
卒寿の第九 友と進まん
 (伯父の歌)

今年の年末も第九を歌うそうです。

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連弾練習は楽しい。

2017年02月26日 | ピアノ
まだまだ来月のことと思っていたイロモノオフですが、三月といっても4日だし、なにせ二月ってば28日までしかないときて、気が付いたらもう来週末じゃありませんか。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ザラストロというヤツに、死の苦しみを味わわせねば

ということで今日は鳥目さんが連弾合わせに来てくれました。今回のイロモノ、テーマは「バトル」なので曲目は
モーツァルト「魔笛」より「復讐の火は地獄のように胸に燃え」
にしました。

いわゆる「夜の女王のアリア」、コロラトゥーラソプラノが華やかに技巧を披露するので有名ですね。
内容はといえば、「ザラストロ許せん!!」っていう宣戦布告で、まぁ要するに夫婦喧嘩の歌です。

これをピアノ連弾でやるとどうなるかっていうと…

連弾っていうのは基本的に「おとながひだりでこどもがみぎ!」(注: 実年齢とは無関係です)なわけで
私と鳥目さんペアの場合、私は鉄板の「こども」パート担当となるのですが、

…そうするとわたくしが夜の女王になるんですの(^^)

リアルで高い声は出ませんけど、コロラトゥーラソプラノ気分になれます。お得~

ただね、ピアノで高いほうの音、しかも、めるちゃんで弾くとなると、ともすれば
「おとなしくきれいでかわいく」
なっちゃってそりゃ夜の女王とは別物。

今日の合わせの一発目は、そんな感じで、なんかちがうー感が漂っていましたが、

もっと怖く!!

おどろおどろしく。迫力。盛り上がってって最後はブチ切れ。

ってな感じがなるべく出るように、「ここはもっとパッと切る?」「ここまでテンション高いままでいって~」などと作戦を練ります。

イメージしてもなかなかそのとおりに弾けませんが、
おぉこんな感じ、
と弾けたときは、ぴぴっとすぐ「今のよかった!!」と合意に達するのでスピーディーに進んでいきます。

迫力といっても大きな音を出せばいいわけではなくて(ずっと大きな音を出しててもそりゃ音楽じゃないし)、
静かだったり音が途切れたりという怖さだってあるし、
あるいは、単に速く弾けば勢いが出るってもんでもなくて、第一速すぎたら弾けないし、ふつふつと内にこもった怒りが推進力みたいに前進していきたいわけです。
その組み立てというか、どういうのがイイと思うかについてはとても意見が合うんです。

意見としては合ったとしても、私の実施能力がちょぼちょぼなので、ソロ曲みたいなややこしい曲であればそんなに簡単に変わっていかないのですが、

連弾曲というのは、「こどもがみぎ」のほうの人って相当音符としては単純なことやってますし
それでいて曲全体はスケール大きいですから、

改善が速いんです!!

短時間の練習ですがどんどん変わっていくのがおもしろいです。

最後に合わせたときは、「このブチギレ感がいいね!!」というとこまで来ました。当日が楽しみ♪

ただね。短い曲だから、テンションがうまく高まらないとあっちゅう間に終わっちゃう。おとなしいままだったら何やってるかわからないので、最初からエネルギーどろどろして弾き始めるのが大事かな。そこはちょっと不安。三回くらい弾くといいのが弾けそうだけどねぇ。

…出番直前、誰かに怒らせてもらうとか!?

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他人に聞く「曲の難易度」はあてにならない

2017年02月25日 | ピアノ
大人再開ピアノの当初、習っていたヤマハの先生はつごう8年間、しかも一回30分のレッスンとはいえ月三回みてもらっていたのだからそれなりに長いお付き合いだったといえる。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←結局、自分で弾いてみてなんぼ

それに、私が好き勝手な無謀曲を次々持っていくのに、丁寧に辛抱強くつきあって、現実的具体的な解決を探ってくれてたんだから、私の技量も隅々までよく知っていてもよさそうなものである。

ところが、その先生は、どうも最後まで、私が何ならできて何はできないのかってとこが結局ピンと来てなかったみたいで、私にとっての曲の難易度ってものが、あまりわかってなかった。というより、どういうわけだか大誤解していたようだ。

私がすんごい思い切って「軍隊ポロネーズ」を持っていこうとすると
「そんなつまんない曲やめなさいよ。英雄ポロネーズにしたら? そのほうがずっといい曲だから」…いやいやいやいや

(発表会で別の大人の生徒さんが弾いた「子犬のワルツ」に言及して)
「まぁ子犬のワルツだからね(アンダンテさんには簡単すぎるというニュアンスで)」
…私、あれぜんぜん弾けないんですが

どうしてそういう具合になるかというと、先生の頭の中にある
「難易度順ものさし」
みたいなスケールでもって、かなり難しい部類に入る曲を私がいろいろと持っていくわけで、
それらの曲がこのくらい弾けるんだったら、それより易しい(←先生のものさし上で)曲であれば
当然もっと弾けるだろう、って推測になるらしい。

そもそも、なんで先生の考える「難易度順ものさし」と私のがぜんぜん合わないかというと、辿ってきたコースの違いというのがたぶん大きい。

物心つく前から行き届いたトレーニングを積んでピアニストになった先生と、
伸び盛りの年齢に一切ピアノの練習をせず大人になって再開した私と(しかもハノンもバッハもツェルニーもやってない)、

それは一本のものさし上で習熟度が大きく異なるっていうだけの話ではなくて、
もうぜんぜんあさっての方向を向いているといってもいい。

何ができるできないというでこぼこの形がまったく違う。
もちろん、そのでこぼこの形は、先生が主に見ている子どもたちともぜんぜん違うわけで。

私が「無謀曲シリーズ(笑)」でショパンバラード三番を見てもらっていたとき、突然先生が、
「もしかして、半音階弾けないの!?」
と心底びっくりしたように言ってたことがあった。えぇ弾けませんが何か

先生にとっちゃ、そんな基本音型はとうの昔に身につけてて自動運転でいけちゃうしろものだからね。そりゃびっくりなんだろう(それよりややこしいと思われる音型のほうがマシに弾けてたり)。
(それとは別に、半音階もろくに弾けない人がバラードに挑戦しようとしていることも驚きだっただろう)

まぁ何がいいたいかというと、でこぼこの形は人それぞれ違うので(特に大人はいろんなバックグラウンドや歴史があるので)、他人のいう難易度順は必ずしも自分には当てはまらないということです。

結局、自分の「手に当てて」みて調べるのが一番確かですよ。

あとね…

初見で弾く場合の難易度ならともかく、何か月もかけて弾けるかどうかということであれば、その曲への「愛」がどのくらいかで結果が大幅に変わってくるので、そういう意味でも自分で判断するしかないですね。

「ピアノ男のソナチネソナタ」ブログのたーちゃんさんが、「今一度、ベートーベンのピアノソナタを募集します!」といっていますが、ついこないだピアノを始めた人が猛練習をしている場合の「でこぼこの形」はそれこそそんじょそこらの…子どものころからずっとやってた人や、子どものころやってて長期ブランクののちにまたやってる大人再開ピアノの人とかとはまったく違っているはずなので、教えてもらった「取り組みやすいソナタ」は相当あてにならないと思ってたほうがいいと思います。

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ピアノ椅子の高さ

2017年02月24日 | ピアノ
先日、ねこカフェ(shig&夜毎屋さんち)に行ったとき、プレイエルで吉松を弾き始めたら…

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…なんか弾きにくい…こんなに鍵盤重かったっけか!?

そして、隣のベヒシュタイン弾いてまたプレイエルに戻ってきたとき気づいた。

あれなんか椅子低い(いつもの私ポジションより)

shigさんが弾いたあとはめっちゃ低い椅子になってるわけだが、それを上げたときに、てきとーに上げたらちょっと足らなかったみたい。

とはいえそんなに極端に低くはなかったので、めるちゃんならその程度でもそんなに違和感なく弾けたと思うけど、プレイエルはうちのめるちゃんよりは手ごわい(?)し、調律からだいぶ経ってやや不揃いなキーとかもある状態だとうまく弾けなかったようだ(と、自分の技量は棚に上げ)。

ちょちょっと試してみたところ、いつもよりやや高めくらいにセットすると、そのプレイエルでもわりと弾きやすく感じることがわかった。

けっこう微妙なもんだよ。

ふだん、自分ちのピアノで、自分ちの椅子を置きっぱなし触らない状態で弾いていると、椅子の位置も高さもそのまんまなので、ちょうどよく調整するとかいうことは頭から抜けているわけだが。

それで発表会のときなんか緊張で(焦って)椅子の調整もソコソコに弾き出したりすると、アレ高かった低かった、横にずれてたとかなんだかだで、椅子がしっくりこなくてあわあわしたまま終わっちゃったりして(←言い訳していいわけ?)

最悪だったのは、なんか妙に椅子をしっかり引いた状態で弾き始めてしまって、自分とピアノの距離が近かったとき。あれはめっちゃ弾きにくいよ…

最近はそれなりに舞台慣れして椅子で大失敗することは少なくなった(ような気がする)

鍵盤がやや重いとき、あるいは♪が多くて弾きにくいとき(具体的にいえば、吉松「冬」の最後らへん)、ピアノ椅子をちょいと高めにすると弾きやすく感じるのは押す力が無理なく強めに出せるからだと思う。

メリットがあるならデメリットも当然あるだろう。小さい音とかのコントロールはしにくくなるのかもしれない…けど、自分の技術の精度がもともとアレなので、自分的にはそんなに感じない。実は今回の吉松の本番のとき、ふだんより微妙に高めの椅子で弾いたのは、そのほうが「冬」が安全に弾けたからだ。

これって「ズル」なんだろうか?? というか、和音の連続は弾きやすくなっても、ほかに悪影響が出ているんだろうか。自分ではよくわからなかった。

内藤先生の椅子が極端に低いのは(足を切った特製椅子が置いてあったり)、極小の音を隅々までコントロールしたいがための選択らしいけれども、かといって椅子の低さだけ真似しても弾きにくくなるだけで、小さな音を上手にコントロールできるかっていうとやっぱりできない(爆)

たぶんだけど椅子の高さを変えたならば、その椅子の高さを生かす弾き方に変わらなければ意味がないわけだよねぇ、単に不慣れじゃしょうがない。

私のふだんの椅子の高さは、ごく並だと思われます…(「並」というのはつまり、似たような体格の人が弾く椅子の高さの中でまぁふつうという意味)、これはベストを追求してそうなったわけじゃなくて、昔からの慣れというか惰性ですね。ほんとはもうちょっと真面目に検討してもいいのかもしれない。

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