アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

かっこいい曲をかっこよく弾きたい-ショパン前奏曲No.9(録音有)

2010年08月31日 | ピアノ
堂々としてかっこよく、ちょっと重々しく、前奏曲No.9は特に好きな曲のひとつ。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←前奏曲六曲目。だんだん弾けそうな曲が乏しくなってきましたが

なんでこんなにかっこいいの~(^-^)と、プロの演奏を聞くと思う。
だって、自分で弾くとなんかかっこよくないのよね(-_-;;

それでは、いっこずつ、かっこよさの秘密を探ってみましょうかね。

[その1] 付点のリズム
この曲の大きな特徴は、リズム。右手の旋律には、ふんだんにいわゆる「タッカ(3:1)」の付点が出てくるんだけど、そこに重ねるように、左手のほうにはもっと鋭い「7:1」が出てくる。

これをいっしょに弾くのがどうにも最初うまくいかなくって、苦戦。

[その2] 転調
この曲は、基本的にじわーっと音が上昇していくところが気持ちいいんだけど、その中でいつの間にか調が変わっていく。元はシャープ四つだったのが、ナチュラルがつき、さらにフラットが登場したりして。

ナチュラルのところを弾くと、「ぞくっ」ってなるの(^^)

[その3] 曲の頂点
転調しながら、音程もボリュームも上昇していって、頂点がここのff。左手は逆に低くなって、バーンと響きを支えている。そしてその後急速に小さくなって次の小節頭では一気にpに。


[その4] 低い音のトリル
トリルがふんだんに入っているゾーンは3,4小節目。でも全部左手。低い音のところで力強くトリルから装飾音へ。ここは上手な人が弾くとめっちゃかっこいいんだけど、左手が思うにまかせない私としてはちょっとキビシイ。

[その5] 最後の〆
転調、クレッシェンド、リテヌートとこれでもかの盛り上げをして再びffへ。ふと気づくと最後の一小節では元の調の主和音に戻ってるんだけど、曲の出だしに比べるとずいぶんな高みにたどり着いたものだ。

最初のほうと違って、右手と左手がそろって鋭い付点になってるところもかっこよさのポイントかも。

と、あちこち感心しながら弾き進めていって、とりあえずだいたい音が並んだところで録音してみる。そして聞いてみると、やはりというかかっこよくない。[その1]のポイントからしてうまく入らず、もたついてしまってるし、さらにもたつきながら次の小節頭の音を探しているというのが明らかに聞こえている。

そこで、曲全体についてメトロノームをかけて、ゆっくりから練習…とにかく停滞をなくして前に進めるように。それからもう一度録音してみたのがこれ。

ショパン 24の前奏曲より 第9番

流れはややましになったがやっぱりどことなく「よっこらしょ」感が漂うのはどうしたもんか。もたついてるのと重々しいのは違うという当たり前の事実なんだけど、これがなんともね。あと、上でごたごた言ってますが、やっぱりもっともっとプリミティブなところのかっこよさはピアノの「鳴り」によるものだと思うのね。これはピアノの技術そのものだから今ここで言ってもしょうがないけど。

さていよいよ弾けそうな曲が少なくなってきたぞと。

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こじろう宿題、ポイントシステムの弱点!?

2010年08月30日 | 中学生活
去年の夏の終わりは、思い出したくもない修羅場…

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←こじろうの宿題、今年は終わるのか??

さて、今年は無事に終わるのだろうか?? ポイント・システムの導入により、理論上オンスケジュールで来ているはずではあるのだが、部活三昧の日々が過ぎてようやくここで怒涛の宿題消化期間に突入したところ。たくさん残っていることにあまり変わりはない。

それでも、夏休み前半にやっていたように、丸空きの一日があったら、宿題を4~5ポイント。同じようにやっていけばいいことでしょ?? そのはずなのだが…それでは昨日のこじろうの様子を見てみよう。

まず、待てど暮らせど起きてこない。何度か声をかけにいって、ようやくリビングに出てきたのは11時。特に今日の何時にやらなきゃいけないってことはないけど、午前中終わっちゃうじゃないね??

今日は何をやる予定なのかというと、幾何と英語をやるという。はい、じゃ、さっさと始めて昼ごはん前に少しは進めなさいね、といってみるが、しばらくたって見に行くと、またろうと遊んでるだけ。

そこでまたろうを別室に引き上げさせ、幾何を広げさせたが、平行四辺形の定義と性質まではいいとして、それのほかの条件というところに何を書けばいいかわからないという。ん?? 条件?? 定義は明らかで(向かい合う二組の辺が平行な四角形)、性質も向かい合う辺が同じ長さとかなんとか、いろいろあるけど、条件って?? 平行四辺形になる条件ということだろうけど、性質に書いたことは入るのか、そもそも定義に書いたことも入るのか??

私もよくわからなかったので、それでは母が代理で解答をチラ見してあげましょうと申し出た。ところが解答プリントが見当たらないという。

去年さんざん、夏休みの宿題が見つからなかったり、やった宿題が行方不明になったりして探してばっかりいたから、とにかく今回は宿題関連のものをひとつのフォルダーにまとめておくようにしていた。そこに入れたんじゃないの??

それがその…フォルダーごとどこかわからないなどという。こじろうは、
「ひとまとめシステムの弱点が出たよねぇ…えへへ(^-^)」
弱点はおまえだーー!!(-_-#

というわけで、休日の遅めのお昼ごはんの前までの成果といえば、そのフォルダーを見つけただけ(いや、だけ、っていっても重要なことですけどね)。
#ちなみに、幾何の解答プリントには、その問題は載ってなかった(--;;

その後、昼ごはんが終わってからも、見に行くとがさがさがさっと今読んでた漫画だかラノベだかを隠す音(参考文献)。結局のところ、今度は夜ごはんの時間が迫ってきても、進みは実質0.5ポイントもいってないくらい。これはいったい??

結局、こういうことだ。本気で集中しているときのこじろうと、ゆるゆるのこじろうは別人くらいなのだが、あと宿題だけの日が数日続いて学校という状況では、モチベのモの字もありゃしない。あくまで、「どこそこまで片付いたら友だちと遊びにいける」とかの目標がなくては一歩も前に出ないというわけだ。

問題はほかにもあった。ポイント・システムはあくまで「集中して取り組んだ場合」にかかる時間を想定してつけているわけで、特にこじろうが意図的にゆがめてつけたわけではないし、こじろうのいうことだから(またろうじゃないので)まったくでたらめということではないのだろう。

しかしこの「集中して取り組んだ場合」というのが曲者である。課題ごとに、その、集中して取り組むことの難しさには違いがあって、こじろうは、その都度遊びに行くために、意識的にも無意識的にも、取り組みやすい課題から片付けてきてしまったというわけだ。

だから、今、手のつけづらい宿題ばかり残っているというのはもちろん自分で撒いた種なんだけど。ポイント・システムで管理することの本質的な弱点かな。ははは(^^;;

…はー。また修羅場か(-_-;;

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パッヘルベルのカノン改善計画(録音有)

2010年08月29日 | バイオリン
先日のレッスンで録音した先生(1st)+私(2nd)のカノンは、早速携帯プレーヤーに入れて会社の行き帰りで聞いてみた。

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聞いて…むむ…何度か聞きなおして…むむむ(-_-;;

いや先生のバイオリンはすばらしい。すばらしいから全体としてそりゃ美しくはなってるんだけど(前回比)、どうにも際立っちゃってることには…

つくづく下手だ。私のバイオリン。いやそりゃ下手なのはしょうがないんだけど、これは何かが間違っている。つまり、

音程がずれる…まぁしょうがないじゃん
隣の弦をかすって余分な音…嫌だけどすぐにはなおらん
ビブラートがかかってない…これはどうしようもない

…ってとこまではいいとして(いいのか?)、

音がすべてブツ切れの棒のようだ

というのが問題。つまり音のニュアンスというものがない。ブツっと始まりブツっと終わる。大きくなったり小さくなったりもしないし、おおむね短すぎる。

さぁ困った。いや困ったわけじゃないんだけど。元々、この録音を取ったのは、アンサンブル気分で3rdの練習をしようと思っていただけだったので、先生のニュアンス豊かな演奏が乗ったところで、それをマネして練習してみて、いつか自分でマシな一人三役録音を取り直してもよし、先生に再度お願いしてもよし。

でもとにかくもっと曲っぽく、つまりは音量のめりはりと、音の始まりと終わりですかね。どげんかせんといかん。ということで、金曜日はずっと行き帰りに先生と自分の1st+2ndを聞いては、あるべき音のニュアンスについて思いをいたしておりました。

それで、昨日。土曜だけど、バレーボールの鍵当番とかなんとかいろいろあってあんまり時間取れなかったんだけど、どうしても気になるから、頭で把握した(はずの)ニュアンスの再生実験…ま、そんなんで急にうまくいくはずはないんだけど、まずは気持ちからね。部分的な練習を何個所か集中的にしてみて、少しは改善したような気がする。

時間がないから早速本番いきまーす。録音機をセットして、Take3までいって、まぁこんなもんだろ。

聞いてみると、ニュアンス改善に集中してるからほかのことが余計悪くなってるようでもあるが、でもだいぶ聞きやすくなった。そしてこれを、1st+2ndの録音と合わせてみると:

パッヘルベルのカノン: 1st(先生)+2nd(私)+3rd(私)

うむ。なかなかいい感じになったじゃないか。それにしても2ndの人、ブツブツで超下手なんですけど!!(-_-;;

私が仕上がりをチェックしていると、曲の途中でよしぞうがやってきて(寝室で昼寝してたのにわざわざリビングへ)、「えっ、これ何?? いつ録音したもの??」「あ、これ、レッスンで先生と合わせたやつ」「あーびっくりした。めちゃくちゃうまくなってるんだもん」…別人だって(^^;;

「それにしても、先生の音はすばらしいね。先生の一人三役バージョンはないの??」

そしてしばらくして、今度はまたろうがやってきて、「これ何?? すごくうまくなってない!?」「だから先生だって、ビブラートかかってるでしょ」「あーびっくりした」…よしぞうとおんなじ反応(^^;;

1stが先生で、2ndと3rdがお母さんだよというと、またろう、しばらく耳を傾け、「そうなんだ…でも十分うまくなってると思うよ(^-^)」そぉ?? ええ子や(^^)

でもね、この間の私の独力一人三役とこれを比べると、一点だけまずいところがあって。今回の録音はテンポキープができてないのだ。先生がまずわりとそれなりのテンポで始めてしまって、私が「やばっ」という顔をしたのを見て取って、途中で遅くしてるんだよね。で、音が細かくなるところでさらに「アンダンテさんが弾けるのはこのくらいかな??」という調整が入ってさらに遅くなってる。

実は、録音した音楽の「聞きやすさ」については(生で聞くのとちょっと違う)テンポキープがかなり鍵なので、こんだけテンポチェンジがあるのはまずい。今回の録音に、あとからピアノを合わせようとしたんだけど、テンポのゆれが強調されてしまうので断念。

ということで、ここに「パッヘルベルのカノン改善計画」を発表いたします。
・今回の1st+2nd録音を材料に、さらに練習を重ねる。特にニュアンスの改善。
・次回録音(するのか?)のときは最初にテンポ設定。メトロノーム持参で「このテンポで練習してきました!!」と言えば先生も安心して弾けるだろう。
#次回がいつかはわかりませんが…

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またろう族の「熱中」を育てる

2010年08月28日 | 小学生活
またろうに言うことがあって子供部屋を開けようとしたら…開かない。

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ちょうどドアの向こうの床にべったり、またろうが寝そべっておりバリケード状態(-_-;; 「なんでそんなとこに寝てるの??」

「だってここの床が一番ひんやりしてるんだよ~(^-^)」
…確かに、クーラーの風がまっすぐドアに当たると、この床に下りてくるという寸法になるわけだが。

図書館で借りて読んでいる本に「恐竜スーのおくりもの」(松園直美、主婦の友社)というのがあって、これに書かれているコースケくんが紛れもなくまたろう族なのだ。小学校一年生のとき、なかなか帰ってこないコースケくんを心配したお母さんが学校へ迎えに行くと、コースケくんはなんだか校長先生とタメ口きいててすっごく仲が良さそうだ。びっくりして「どうして校長先生と仲良しなの?」と聞くと、

「あのねぇ~、校長室の前の廊下でゴロゴロしてたら、校長先生が出てきて、友達になった」
なんでそんなところでゴロゴロしてたかというと、校長先生の部屋はエアコンが入っていて、廊下がひんやりしてるからだって…。

そもそも、なんでコースケくんがその日なかなか帰ってこなかったかというと、一学期の終わりの日で荷物が山のようにあり、それを分担して持ってくれた上級生たちを従えて楽しくゆっくり談笑しながら帰ってたからなのだ。ははは(^^;;

計画的に持って帰るってことをしないんだよねぇ…彼らは…(-_-#

まぁそれはともかくとして、この本は、またろう族を第一子にもうけて戸惑う母が、子どもに振り回されて右往左往しながらも、子どもの興味の赴くところに向けて併走しつつ見守りつつ手助けしつつ、うまく「熱中」を伸ばすことができた体験談なのだ。

小学校二年生のとき、図工の時間に「化石を作ろう」という活動があり、もちろんそれは本物の化石ではなかったんだけれど、コースケくんは「化石」というものに興味をもった。

ここで、コースケくんがまたろうと違うところのひとつは、またろうと違ってすでに読書力をものにしていたところだ。もちろん授業中に関係ない本に熱中しているなどの困ったことはあったんだけど、興味のタマゴを手がかりに、本でどんどん知識とさらなる興味を広げて、ぐんぐん恐竜の世界に引き込まれていくことができた。お母さんも、コースケくんが興奮してそういった話を次々してくるのを、よく聞いてやってたみたい。

そのころ、たまたま見かけて録画できた番組に、「巨大恐竜の化石をさがせ 化石ハンター スーの冒険」という、ティラノサウルスの貴重な化石の話があり、コースケくんはこのすばらしい化石にも、そしてその化石を見つけたスーザンさんにもカンペキに魅了されたのだ。

それからコースケくんは、テレビ局に手紙を書き、送り先を教えてもらって博物館とスーザンさんに手紙を書き…そして返事といっしょにもらった本を知り合いの人に訳してもらってそれを自由研究にまとめて…数年かかってどんどん発展させていった。もちろん、お母さんもアドバイスはしたし、校長先生もすごく心のこもった励ましをしてくれたり、恐竜好きを聞いた人がまとめて恐竜の本をプレゼントしてくれたり、たくさんの人がコースケくんを助けてくれたのだけど、コースケくんのパワーと、人を引き込む魅力がそうさせたんだと思う。

そしてコースケくんが中二のときには、スーとスーザンさんが日本に来て、夢の対面を果たすことができた。この場面はほんとに感動モノ。コースケくんはいつかアメリカに行きたいと思って英会話を一生懸命習っていたんだけど、そんなものは頭からすっとんでしまってあんまり役には立たなかった。でも不思議とスーザンさんのいってることはわかったし、スーザンさんもコースケくんのいうことはわかったようだ。

コースケくんは別れ際に、自由研究をまとめたスケッチブックを取り出して、スーザンさんからサインとコメントをもらう。そしてスーザンさんは静かにコースケのお母さんに近づいてきてこういうのだ。
「コースケはすてきな子どもね。あなたはきっとこれまで、彼の興味や好奇心を大切にサポートしてきたのね。それはあなたが彼にプレゼントしたすばらしい贈り物だわ。あなたもすてきなお母さんよ」

このお母さんも、運動会などで「ちゃんとしていない」コースケくんに苛立ったり、先生からコースケくんの難点を指摘されたときに「家庭での育て方に問題があるのでは」と言われたかのように感じて落ち込んだりして、育てにくい子どもを持った親が必ず通る道を一通り歩んでいるように見える。そして「窓際のトットちゃん」の本になぐさめられたり、今はもうトモエ学園がないことを残念がったり…

でも、私と違う部分は、焦って自分の興味で誘導しようとしないこと、そうではなくて、本人の興味の方向に沿ってじっくり話を聞いてあげてたことかな。

もちろん、コースケくんとまたろうもいろいろ違うんだけれど(でもものすごくイメージがダブる子ではある)。またろうは、中学受験もしないのに、では何をしたかというとよくわからない茫漠とした小学校時代を過ごし…いや、「茫漠」というより、主観的には(ただ生活をまわすだけで)ものすごく余裕がなく、ひたすら走っていたような。ともかく結果的に、何も目に見える成果物を残させてやることができなかった。

別に、大人の目に見える成果物がなくてもいいんだけど、そういうものがあれば、わかりやすく自信にもつながるし、将来への足がかりにもなると思う。またろうにとってロボコンゼミはそういうものになるのかと思ったがそうではないらしい。今の興味は遊戯王カードとラノベとラノベとラノベか…(-_-)

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先生とアンサンブル(^o^) -バイオリンレッスン(35)

2010年08月26日 | バイオリン
昨日のレッスンはね…いろいろやりたいことあったんで、ささっと調弦したら、じゃなかった、してもらったら(できないんじゃないのよ。でも大幅な時間節約になるから)さくさくと教本へいきます。

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宿題は二つ:
「ベートーベンのトルコ行進曲」
元気のいい曲ですね(^^) と思いすぎて、スタッカートが短すぎたところを修正。それから、懸案の重音をなんとかかんとか。弓の角度が問題ですねぇ…

「モーツァルトのメヌエット(ドン・ジョバンニより)」
こんなに簡単な編曲になってるのにとってもきれい。モーツァルトさん天才です。これまた重音のところを…同じ弦(A線とE線の重音)を弾けばいいのに、音が変わっただけでつい弓の角度をずらそうとしたり、われながら混乱してます。

でも、部分的に修正してマルもらいました。気に入ってる曲はすぐマルもらえるんだよね(^^)
…で、気に入ってない曲は長くかかるんだ(-_-;;

今度は、「マジャールの踊り」が宿題です。重音いっぱい出てきます。先生が弾くときれいに響くね~

それで、来月末にある「クラスコンサート」で弾く曲として、前回は「津軽海峡冬景色でいこか」などと適当なことを言っていたんだけど、いちお家でまじめに考えて、候補曲を持っていった。

「見上げてごらん夜の星を」のデュオ楽譜。やっぱり、ごまかすには先生との二重奏にするのが手っ取り早いよね(^^;; これ、1stと2ndの合わせがとてもきれいだし、後ろの余分な(難しい)ところを割愛しちゃえばなんとかいけそうな気がするんだ。

音の並びは、速過ぎるところもなく、適度に動きもあっていい感じ。ポジション移動がややこしいのが難だけど、まぁあと一ヶ月あるしね。先生「えーと贅沢をいうと一個所だけ。ここは4thポジションですよね」…えっ、そうだったのか…「そうなんです。だから、将来のことを考えるとやっぱりちゃんと、親指の位置は、ここじゃなくて、ここです(本体につける感じ)。このほうがこの音やこの音のとき安定しますよ」

実は、E線の3rdポジションなら、もう何度もやったから、どれが3rdなのかわかってやってるんだけど、こんなG線やA線のポジション移動なんてやったことないから、何ポジションの何の指なら何の音だか頭に入ってないんだよ…(音のつじつまを合わせてるだけ)

一回弾いて指使いを見てもらってから、「試しに合わせてみたい~」とおねだり。弾けてないけど。でもね…合わせてみると、響いたときほんとにきれい。こちらの「怪しい」ポジション移動も、音程の支えができて調整しやすい(おい)。

そして、そのコンサートのときみんなで合奏する「峠の我が家」。「1stと2ndどちらやりたいですか??」と聞かれて、私が迷っていると、「じゃ、両方やってみましょうか」と、私が1st先生が2ndと、逆と、一回ずつやってくれました。これは初見でも弾ける曲で。たのしー。幸せー。

それから今回のおめあては「パッヘルベルのカノン」。こないだ、自分の一人三役で録音合わせをしたけど、先生に1st弾いてもらって自分が2ndを弾いたやつを録音して帰れば、それに合わせて3rd弾く練習がいつでも気分よくできるってわけ。われながら完璧な計画だわ。

やっぱりリアルタイムあわせは、先生の音との響きを確認しながら、ニュアンスとかも(ごく一部だけど)まねしてみたりしてずっと豊かな気分になります。録音を終えて私が「これでばっちり~」と録音機をしまいにかかると先生、「じゃ、3rd足してアップしてくださいね♪」とにっこり。

あ、いいですか? アップして。じゃ、やります。

今回のレッスンはアンサンブル三昧だった~(^-^) 先生のつややかな音と合わせると、なんだかとってもご利益がありそうな気がします。なむー。

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