アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

チョビくん機嫌なおったみたい-バイオリンレッスン(62)

2011年05月31日 | バイオリン
前回に引き続き、カイザーの一番とバッハのブーレ。

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まず、カイザーを弾いてみたところ、前回よりは音程が合ってて、だいぶまともになってちょっとほっとしました。先生からは、機械的に音を並べて次へ次へと飛び込んでしまわないで、和音の変わり目を意識するようにと…要するに、前回よりつっこんだ注意が。

それで、「シレソシ」「ラファ#レラ」「ソシミソ」「ファレシファ」と慌てずに弾くようにしてみますと、確かに音程もより合いやすいし、わけのわかった感じで聞けて、心なしかパリッと聞こえるみたい。

前回のとき、バッハのブーレについて、あたばよ教本のは音が違うみたい、っていう話になって、先生がこれはもともとバッハの無伴奏パルティータの三番の中のブーレ…とかチラッとおっしゃっていたのだけど、家に帰ってからパルティータの楽譜を見てみても、ブーレはあるけどぜんぜん別物。あれ??
(なんでパルティータの楽譜なんて一生、縁のなさそうなものを持っているのかというツッコミはご遠慮願います)

そしたら今回、私が何も言わないうちに先生のほうから、「違いました、これは無伴奏チェロ組曲のブーレなんですね」と。

いやそりゃ、おかしいとおもったよ。だって、バッハさんの無伴奏バイオリン曲って、初心者が弾けるような曲は金輪際なさそうだもんね。

というわけで、元曲はこれ→Bach - Cello Suite No.3 v-Bourree
めっさ、かっこいいですわー(^^) 力強い低音もすばらしいんですけど、しっとりした短調部分の歌い方も。

えっと、まぁ、バイオリンですがブーレ。弾いてみますと、前回よりはもちろん音程が合い、なにより移弦の雑音も減りました。

先生からは、フレーズの切れ目についてなどいくつか補足がありましたが、「チョビくんの機嫌がなおってよかったですね~」という結論に。ぐぐっと響きがよくなりました。練習時間は相変わらずあまりとれてませんが(なにしろラベル苦戦中だし)、10分でも(というか、5分の日もあった)毎日さわるというのがチョビくんの機嫌をとるコツらしいですよ。

それで、先生がいうには、だいたいいいんだけど、アレを付けるでしょやっぱりアレを…

そう、音程が戻るのを優先させて封印中の、ビブラートです。
「そんなにあっちこっちかけなくていいから、二個所くらいでも」
と、現実路線を探る先生(^^;;

ということで、次回ビブがかかれば、この曲を終わって、次はビバルディ??(教本でこの前にのってるやつ)

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今日の弁当

どうも、朝にブログ書かないと弁当写真を載せるのは忘れちゃいます。
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拍子感に悩むラベルソナチネ

2011年05月29日 | ピアノ
「素人が伴奏を楽しむ会」の録音&記事アップも終わって、「さて」と思ったところで、実はもうピアノ練習会が一週間後(o_o)

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ずっとクライスラーさんにかまけていたので、大慌てでラベルソナチネ一楽章を弾いてみてます。

この土日、まじめに弾ければまだなんとかかんとかというところでしたが、実は昨日、
 昼宴会→こじろう保護者会(学年会/クラス懇談会)→お茶会→夜宴会
という超フルコースだったもんで、ピアノどころではなく、今日もなんとなくタラタラと過ごしてしまいました。

夕方になってようやくまじめに「どうにかしよう」として弾いてみますと、やっぱりどうにもこうにもなってないのは冒頭部分です。なんか決まらないというか…



なんか拍子の半端なところで始まっているのがクセモノです。二拍子ですが「1と2と」の「1『』」で入るんですね。そしてようやく小節頭にきてもメロディーにはとっかかりとなる音符がありません。

そして1フレーズ終わると、同じフレーズ頭が繰り返されるのですが、また半端なところ…しかも、前回と違います。こんどは「1と2と」の「2『』」で入ります。つまり、同じようなフレーズが、小節に対してずれて繰り返される。



で、単に音を連ねていると「いまなんどきだ」という感じになるのですが、どこが小節の頭だか、自分でもわかってない演奏ってのはそりゃまずいでしょう。でも、行進曲じゃあるまいし、ゴツゴツと「おいっちに」とやってたら余計おかしいし。

そもそも、この、一度目と二度目で、フレーズと小節頭の位置関係が異なる場合、それに伴って演奏は変わるのでしょうか?? なんだか自信が持てない感じで弾いてきて、三段目でようやく拍子がつかみやすい進行になって、開放された気持ちになります。

あと、この曲はよく短いフレーズ(1小節分)が三回繰り返されることが多いのですが(だいじなことなので三回いいました、みたいな)、この三回はどのように、一本調子を避けて弾けばいいだろうか、とか。

ま、とにかく謎が多いんです。ほんとは、先日ブラームスをレッスンしてもらった先生のところへ一度でもレッスンに持っていきたかったのですが、日にちがどこにもありません(-_-;; 自力でどうにかするしか。

こないだの記事じゃないですけど、自分で指揮をするようなつもりで、ゆーっくりと弾いてみると、理屈はよくわかりませんがおしゃれな曲です。最後のページで、テーマのときと同じ進行が、調を変えて繰り返されるのですが、ややこしくないわりに渋かっこいいというか、ちょっと低くなった音が、ささやくような雰囲気。

とりあえず、自分では味わって(表現できてるかどうかはともかく)弾いてみたいなと思います。


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素人離れして「素人が伴奏を楽しむ会」

2011年05月27日 | ピアノ
ようやく録音アップできました…

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今日のは、聞きごたえのあるものばっかりですんで、週末にでもゆっくりとお楽しみくださいね。

R.シューマン Adagio and Allegro Op.70 の"Adagio"(バイオリン: 先生、ピアノ: ミケ子さん)

ミケ子さんは私と違って、9日の合わせ練習時点でもうちゃんと弾けてたんですけどね。一回だけ聞いて、私ははなひめのお迎えで出てしまったのですが、そのあと先生からいくつかアドバイスが入ったようです。

つまり、ピアノ的にさかさかと進むのではなくて、弦がうたう「間」を織り込むというのかな。この、本番の録音ではとてものびやかな演奏になっています。

フランク バイオリンソナタ 4楽章 (バイオリン: 先生、ピアノ: こまたろう母さん)

「素人が伴奏を楽しむ会」の選曲からほとんど外れてるといってもいいこの難曲。バイオリンもですけど、ピアノもめちゃたいへんです、これは。ものすごく好きな曲なんですけどね…

こまたろう母さんが演奏を終わった瞬間に、こまたろう母さんのだんな様が私に話しかけてきました。「こういう曲、一生のうちいつかは弾きたいですよね」。

いやもぅ、弾いてみたいという憧れに関してはまるっと同意しますが、私ゃ一生弾けませんよ。でも、だんな様の口調は、興奮と熱がこもっていて、ピアノが弾けないのにとりあえず言っているという雰囲気ではありませんでした。あれ?? 実はすごくピアノ弾ける人なのかな??

あとで聞いたところによると、今は忙しくて弾いていないそうですが、元々相当弾ける方らしいです。夫婦でそんだけ弾けるのっていいですね~

エルガー バイオリンソナタ Op82 一楽章 (バイオリン: 先生、ピアノ: スケルツオさん)

さて、さらに「素人」の範囲を逸脱したこの一曲。さっきのフランクは、まぁ難曲だけどみんな知ってるでしょ?? この曲は知らないよね…

先生も初めて弾いたそうです。私も初めて聞きましたが、ほんとに込み入っていて、そしてとても魅力的な曲です。

スケルツオさんはまったく危なげなく演奏されています。先生がおっしゃるには、とにかくスケルツオさんはすごく先生に気をつかって伴奏していたそうで、「ピアノのほうじゃなくて私のほうをしっかり見てるんですよ~」。もー、余裕ありまくりで。曲の構成もばっちり把握して。

そうですよね。「素人が伴奏を楽しむ会」というのは、もう余裕も何もなくて「必死で弾いてるから、先生がんばってついてきて~」というものじゃない?? 私だけ??(*)

先生は「それで、スケルツオさんていったい何者??」と不思議そうにしてました。別に音大出身とかではないです。単に私の受験ブログで釣れた人材ということで(^^;;

サラサーテ ツィゴイネルワイゼン (バイオリン: 先生、ピアノ: Yoko息子1くん)

最後を締めくくるのは泣く子も黙るこの超絶技巧曲。あ、ピアノが超絶技巧というよりバイオリンがですけどね…サラサーテさん自身が、ひけらかしたいテクニックをてんこもりにしたこの曲。

フランク、エルガーときてこの曲、というのはもう、「フリーのプログラムの最後で四回転ジャンプを決めろと!?」みたいな話らしいのですが…すみません、何も考えずに並べてしまって~

Yoko息子1くんはものすごく勘が良くて普段の練習はあまりしないタイプと聞いております。音中の標準で言って、どのくらいが「あまりしない」なのか私にはわかりませんけど。

でも、当日練習を聞いていますと、これがおもしろいように一回通すごとにうまくなってくので、これは確かに…あんまり練習されてないみたいですね(^^;; 先生曰く、譜読みもいい加減で、練習の中でだいぶ直したそうなんですけど、でも本番となるとばっちりつじつまを合わせてくるわけです。

息の合い方はさすがの勘の良さを発揮していますね。Yoko息子1くんがこれからどんな成長を遂げるのか、もう楽しみでしかたありませんよ…

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(*)先生は、「いやもう、背中だけでも私たちはばっちり息合いますからね♪」とフォローしてくださいました(笑)
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かっちりした曲で音程リハビリ-バイオリンレッスン(61)

2011年05月26日 | バイオリン
あ、前回のバイオリンレッスンの記事を書くの忘れてた(^^;;

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「素人が伴奏を楽しむ会」の録音アップが間に合ってないので、このすきに今週のバイオリンレッスンの話を書いてしまいます。

前回のレッスン(通し番号でいうと60)は、「素人が伴奏を楽しむ会」の直前レッスンということになるので、First LoveとOnly My Railgunを見てもらった、はず。だめですねぇすぐ書かないと…内容忘れてしまいました…

そもそも、このときに私の頭の中を占めていたものは、バイオリンよりクライスラーの伴奏のほうがほとんどだったので。レッスンのあと、私と先生の合わせ…ミケ子さんと先生の合わせ、と続いたのでした。私の伴奏は、もうぜんぜん間に合ってなくて、後半ぐちゃぐちゃでしたけど。ミケ子さんは余裕で弾いていたなぁ。

さて、その伴奏の会が終わって、早速翌日がレッスンですよ。当然ですがなーんにも練習してないので、先生は一瞬「基礎練習特集にしましょうか♪」と盛り上がりかけたのですが(笑)、すかさず「バッハのブーレをお願いします」と切り出しました。私にとっては、いわゆる基礎練習よりやる気がでる、それでいて音程是正効果は高いと踏んだお値打ち曲です。

でもまずはカイザーの一番。これまた、指の間隔をしっかりさせるにはよさげな曲で、うまく構成されていますね。「ゆっくり」に戻って先生の前で弾いてみますと、なるほど音程が崩れていることがよくわかります。弾き終わって、先生はやや苦笑しながら

「弾いたあと、ぐにって音程直すのはね…もちろん、わからないでそのままいっちゃうよりいいんですけど、一発目から当たるといいですよね」

そう、そうなんです。いちいち、ぐにぐにやってちゃ気持ち悪いです。しばらくカイザーの一番を繰り返したらつかめるかしらん。

そして、バッハのブーレ。これは、相当「無理目」のときに一度はまり、家ではだいぶ格闘したのですがレッスンではあまりちゃんと見てもらったことがありません。

今、このタイミングで弾きたい曲は何かを考えたときに
・音程をきっちり合わせたいと思うような、また、合わせやすいような曲。
・いまどきの曲をやってたので、一気に古くいきたい。
・難しすぎたり簡単すぎたりしない曲。
という条件が浮かびました。バッハのブーレはうってつけです。

先生は、ちょっと意外そうな顔をしていましたが、「かっちりしていていいかもしれないですね」と言いました。そうなんです、それ。曲自体が「かっちり」していて、きっちり弾かないといけないところがわかりやすいのです。

ゆっくりめに弾いてみると、音程やリズムがきっちりしないところはとても気になります。自然にきちんと弾きたくなる曲なのです。そして、音程は、弾いてるうちにも多少マシになってきたのですが、どうも移弦のほうがいけません。

左手が準備できないうちに右手が焦って動くと、半端な音が出ちゃいます。どうもタイミングが合わないので、まずは右手を完全に止めて、ゆっくり左手を準備して、それから右手を動かすという弾き方で練習しました。

もちろんこれじゃ音楽にはならないんですが、そうやって余計な音が鳴らないように練習しつつ、だんだんつないで今度はフレーズの塊を考えていきます。

この曲は今の状況にぴったりです!! それになにより、弾いていて楽しいです。しばらく弾いていようっと。

ところで、私はこの曲を「新しいバイオリン教本3」を見て弾いていたのですが、いくつか音が先生の記憶と違うところがありました。先生の頭の中にある音と、スズキ教本(教室に置いてあったもの)は合っていたので、それをメモって帰ってきましたけど。バッハさんはなんと書いていたのでしょうか。

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今日は二色弁当(^^)
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自分のバイオリンはちょっと不発で

2011年05月25日 | バイオリン
「素人が伴奏を楽しむ会」の趣旨は、バイオリンがうまくてピアノに合わせてくれるって話なんだけど、やっぱり会をやれば自分もバイオリンを弾きたくなるもので。

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今回は2曲弾きました。

バイオリンもピアノも怪しいペアで:
Only My Railgun (バイオリン:アンダンテ、ピアノ:またろう)

バイオリンがふらついてもピアノはばっちり:
First Love (バイオリン:アンダンテ、ピアノ: るんちゃんママさん)

ここんとこ、私の「愛」がピアノに偏っていた事情から、バイオリンはとてもやばいことになっており、それでも今回の会の前、一週間くらいは毎日「さわって」いたんだけれども。一週間って短いよね(それに一日の練習時間が短すぎる)。

一週間は毎日さわったことで回復した部分もあったと思う。ま、本人にしかわからない程度だけど(^^;; 「鳴り」はやや改善したんですよ。でも、音程は制御できないまま…

そんな状態で人前で弾いてみると…しかもほら、聞いてる人たちってのがまた、やたら耳の肥えてる人ばっかりで(しかも自分の先生含む)、なんかピアノより今回バイオリンのほうが緊張したよ。あ、緊張しなくても下手でしたけどね。

弾いている途中、なんか自分の音色と音程が嫌で逃げ出したくなったりした瞬間もあり、冷や汗。それでも、「こう弾きたい」という雰囲気だけ、ところどころに出てたりもして、自分で録音を聞いてみるとあらためて「あーもったいない。これじゃアカン」

というわけで心残りがたくさん。

またろうのピアノはね。もちろん、おぃそこはその和音じゃないだろ、というのもけっこうあったけど、母の不安定なバイオリンを(技術じゃなくて)ハートでよくカバーしてくれてたと思う。苦手なテンポ設定もほぼ母の希望(指示)どおりできていたし。

るんちゃんママの磐石なピアノはいつもどおり。るんちゃんママと私のアンサンブルももうだいぶ回数を重ね、合わせはいつでもばっちりなのよ(^-^) ただ私のピアノとかバイオリンに問題があるだけさ。特に今回のバイオリンはね…

るんちゃんママさんにはぜひ次回、やはりちゃんと先生のバイオリンの伴奏も聞かせてほしいですね。なんでも弾けますよこの方は。

この会が終わった翌日、すかさずバイオリンレッスンがあったんだけど、私がカイザーの1番を出したら先生は「え?? 1番ですか??」。だってー、音程をどげんかせんといかんでしょ。曲は、久方ぶりのバッハを見てもらいました。ちょっとしばらくかっちりしたのを弾いて、リハビリしましょ。

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