アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

手抜きごはんでおいしく食べよう

2012年02月29日 | 生活
仕事上でちょっとヤヴァイ事態があって、5時からテレコン。

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こんなときは…家に電話だ!!
「ごはん炊いといて」
これでオッケー。春休みっていいなぁ。

雪をさくさく踏み分け、家に帰り着くと、ごはんはほかほか炊けている。しかしおかずは別に指示してない。ふだんのごはんタイムまで、あと10分くらい。さて??

鍋に湯を沸かし、小松菜ざく切り、豚コマといっしょにゆでて、これがメインおかず。ゆずぽんかけて。
とうふもさいの目に切って。
きゅうりと水菜とツナでサラダね。こっちはごまドレ。とうふはこっちのトッピングでも、豚小松菜のトッピングでもよし。

またろうが「お母さん、ごはんあとどれくらいでできる~?」

それで私がすかさず「はい、運んで」というと、「はやっ(o_o)」

別にいつもの時間に食べ始めなきゃいけないってことないけど。遅くならないにこしたことはない。

汁物を作らなかったので、お湯を沸かして各自お好みでインスタントを。

私は、「海苔スープ」に、紅しょうがの汁(と、紅しょうが本体も少々)混ぜてみた。ウマー(^-^)

苦し紛れっぽいサラダも、さくさくフライドオニオンととうふをトッピングして、ごまドレかけるといけますよ。

まぁこんな調子なんで、調理時間10分とかぜんぜんおっけー。

ふだんはもうちょっと時間がかけられるんで、というかつまり、調理時間はなんにせよ10分くらいでまとめるとしても、煮る時間とかはあってもいいんで(その間にバイオリンとか弾けるから)、具沢山汁物とか、鍋とか、焼くとか、いろんなバリエーションが作れるわけです。

仕事して、ピアノとかバヨとか、中学受験の世話とか、ブログとか、どうしていったいそんなに時間があるんですかと聞かれることがありますが。それはやはり家事をしないからでは…

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せめて弓は堂々と動かして(発表会録音有)

2012年02月28日 | バイオリン
会場は、ピアノが専門のところなのでスタインウェイのフルコン。

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たいへんよく鳴るピアノなんだけれど、部屋がちょっと、縦に細長くて、しかも太い柱があるもんだから、せっかくのピアノの鼻先は柱に隠れているというサロンで、響きはなかなか難しいものがあります。

こまたろう母さんは、ピアノの響きにもしっかりこだわる人なので、会場に入ってすぐからピアノの状況をチェック。ごく短いリハのときにピアノの鳴りやペダルの具合を確かめ、さらに、ピアノの先生がほかの人の伴奏をしているときには客席から聞いて響きを確かめ、低音は抑え目にしてペダルは…などと作戦を練ります。

その行き届いた伴奏ぶりは、あとの打ち上げのときに何人かから「あの方、ピアノの先生?」と聞かれたほど(^^;; それで、私は、もう大船に乗った気持ちで、自分の演奏をすればいい「だけ」なんです、が。

実際は、実力より欲張った選曲をしているとか、なんだかだで(主に中学受験フォロー)バイオリンがあんまり弾けてないとか、そんな具合で、不安をいいたてたらキリがありません。ついでに、肩当ての調子も悪いのに、足を挿げ替えるなり、別のを買いにいくなどのタイミングも逸してしまいました。

けどね…

やっぱり、生で演奏しているとき、特に、ピアノと違ってバイオリンはお客さんの方に向いて立ってますしね。気合いというか、押し出しが大事です。下手な演奏で、自信なさそうに弾くより、同じ下手でも、堂々と弾いているほうが、聞いていても楽しめるものです。

バイオリンは、弓を大きめに動かしたほうが、音の面でも聞き栄えがしますよね。

というわけで、はったりでもいいから堂々と!! が今回のテーマです。
エックレスのソナタ、第一楽章、第四楽章

というわりに、出だしがよろけてますし、音量的にはピアノに負けてますし、録音じゃがんばった感じがわかりにくいとは思うんですが、まぁ、あとは視覚的な問題です。それなりに、演奏している雰囲気で聞いてもらえたような気がしますよ。アラが目立ちますけど。

それにしても、こうして聞いていると、ビブはほとんど痕跡程度(笑)にしか聞こえませんね。私は、どことどこだけかけてるかわかってるからわかるけど、ふつうに聞いたら、かけてないようにしか聞こえないでしょう。現状は、まったくビブラートをかけないで弾いたほうがズレが少なくて聞きやすかったと思うのですが、まぁ何事も練習です…そのうち、ビブラートをかけたほうが明らかによい結果になる日が来ますように(-_-)

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半端な暗譜は怪我のもと(発表会録音有)

2012年02月27日 | ピアノ
さて発表会の始まりです。この会は、ピアノ・フルート・バイオリンの先生が合同で行う、大人のためのクラスコンサート。

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演奏順でいって21番まである、なかなか盛況な会でした。トップバッターは、音楽をやるの自体初めて、人前での演奏も初めてとおっしゃるおじさまのフルート。演目は、「君の瞳に恋してる」という曲でしたが、ノリよく破綻なく、堂々たる演奏で、始めてから一年というのはほんと信じられません(o_o)

ま、技術はともかく、自分で好きだからやってる大人の、歌心ですよ。とてもハートフルな演奏が続きます。で、私は、バイオリンアンサンブル、バイオリン、ピアノで出たわけですけど、今日はとりあえずピアノの話。

弾いた曲は、前々から書いておりますところの「暗譜チャレンジ」のショパン ワルツ第12番…を、暗譜じゃなくて弾くって話です。前日の試し録音からすると、バランスやワルツのリズムにやや難はあるものの、破綻なく弾けそうでしたが…

そして、当日。スタインウェイのフルコンでどぞー。→本番録音

ドキドキの滑り出し、なかなか快調です。むしろ、落ち着いて弾いていた昨日のより雰囲気はいいかもしれません。ピアノがいいから気分よかったですしね。ところがAパート、Aパート、Bパートと一通り弾いたあとに繰り返し出てくるAパートの最後らへんで小事件が。

指がちょい転げてます。これ自体はたいした問題じゃないのですが、これでどうも気持ちに変調をきたしました。それで、最後のBパートに入ったときに、なんか半端に楽譜をチラチラ見始めたんですね、どうも。

話には聞いたことがあったのですが…楽譜を見るならしっかり見て弾く、見ないならまったく見ないで弾く。半端に暗譜していて「ときどき」見ようとすると、場所ズレを起こしたりして危険だということを。でも、なにしろいつもまったく暗譜してない状態で弾いてますから、楽譜は基本「ガン見」です。その危険に関して実体験はなく。

最後のBパートで、もう見ないでも弾けるんですが…だいたい…この、だいたいってところが曲者で、なにか不安になったのでところどころ楽譜を見てしまったところ、自分が弾いてるところと、目に入ったところがズレていて、すっかり舞い上がってしまいました。

それで、結局大事件(止まる)までつながってしまったのですが。

うーん、こういうことだったのですね(いまさら納得)。

弾き終わってから、こまたろう母さんのコメント。「ほんとに惜しかったわ~。今回のはほんとに、よく考えてただけあって、演奏も(ただ音を並べるいつもの演奏と違って)ちゃんと作ってあったし、これまで聞いた中で一番いいと思っていたのよ。それが最後でねー」…はい、おっしゃるとおりで。

こまたろう母さんの分析によれば、「集中力切れ」。こまたろう母さんの師匠がいっていたことだそうなのだが、人前で破綻なく弾くには、事前にその三倍の時間、集中が途切れずノーミスで弾けるようでなくてはいけないそうだ。この曲が4分だとしたら12分。

だから、ふだんからそのように持続させる練習をしておかなくてはいけないのだ。「短時間しか練習していないでしょう」。図星です(-_-;; はなひめを寝かして一回弾いて(それって五分かからない)自分も寝るとか。平日はそんなもん。土日も何かやりながら途切れ途切れだしね。

「半端に暗譜」が危険というのと、集中力の持続は普段の練習からということで、教訓です。

しかしいちおう、和音がどうだ構成がどうだと、理屈をこねた効果はあったと思います。なめらかになるし弾いてて楽しいですよ(当者比)。

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発表会の前日は(録音有)

2012年02月25日 | ピアノ
発表会の前日にすることって…

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譜めくりしやすいように、コピーして貼りつけたりとか。
録音機の充電とか。
場所の確認と、電車の時間を検索したりとか。

ちみちみした作業がいくつか。

それと、生協の注文書を書いたり、煮物を作ったり。え? いやほら、明日は時間ないから、今のうちにやっとかないとね。

あ、練習もしました。チョビくんのご機嫌をとっておかないとね。弾いてみたところ、なかなか機嫌はよいようで、よく鳴ります。音程が悪いのは仕様です、っつか使用です。ビブラートをかけようとして失敗すると、なかなかキモチワルイ感じになるのですが、エックレスでビブかけないってわけにもいかないので、果敢に挑戦しますよ。

今日一日がんばればどうにかなるってもんじゃないので、適当に練習して、あとは祈ります(?)

こないだの、こまたろう母さんとの合わせレッスンのとき、最後に先生にお願いして、エックレス四楽章を先生とこまたろう母さんで合わせてみてもらいました。先生がふつうに弾いたら、ずっと速いテンポなんで参考になりませんので、特にリクエストして、私が弾く(間が抜けた)テンポでやってもらいました。

そうすると、豊かなフレーズ感があると、このテンポでもとてもかっこいい曲だってことがよくわかるんです。なるほどこんなふうに弾けばいいんだ(弾けないけど)。でも、イメージだけでもね。めりはりがあって、響きがよく、ふくらみのあるフレーズ。聞いていてとても楽しいです。こうはいかないにしても、飽きないで聞いてもらえるようにしたいものですね。

それでピアノのほう。ブログにもう何度も書いておりますとおり、理屈は(いつになく)たくさんこねたんですけど、そのわりにあんまり練習はできていなくて、だから手にはそんなになじんでないけど曲は頭に入ったという状態なんですね。めずらしい。

今日は、録音して自分で聞いてみました。(→ショパンワルツ12番)

弾いてみると、練習不足のわりに混乱しないというか、自分的にはかなり弾きやすいです。やっぱりごちゃごちゃ考えてみただけのことはあります。悪くない練習法だと思います。あとは物理的な問題がね…

聞いてみると、自分のイメージより、和音部分がうるさいなぁとか、なんとなくワルツっぽくなくとつとつと弾いてるとか、思ってるのと違う部分が気になるのですが、いまさらどうしようもありません。レッスンを入れる暇もなく今日まできてしまいました…

明日は混乱なく弾ければそれでよしということにします。まだもうしばらく弾いてみたいですね。結局暗譜では滞りつつしか弾けないし。

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またろうの三題噺

2012年02月24日 | ピアノ
またろうが、進級できるかどうかはおいとくとして、ともかく、春休みにはなった。

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ということで、よしぞう企画の「春休み小説講座(?)」がスタート。またろうに三題噺を作らせるというもの。初回のお題は、
「笑顔」「告白」「iPod」
だそうで…しかも、「ラブコメ」縛りという(またろうにとっては)難題である。

さて、それでは早速、またろう作品のご紹介。


-----ここから
 僕がそれを見たのは授業中、教師の話がつまらず眠気覚ましにiPodでネットサーフィンをしている時だった。
“笑顔の作り方を教えてください”
 2チャンネルの投稿だった。
 いつもなら気にかけはしない。しかし、なぜだか理由を聞かれても答えられないのだがそのスレは気になったのだった。
 以下、そのスレの内容。


――――――――
1、
笑顔の作り方を教えて欲しいんです。
どなたか知ってる人はいませんか?

2、
1よ、それはネタか?

3、
ちょwwwイミフwww

4、
1は笑顔を作ることができないということか?
詳細キボンヌ

5、
 というか、笑顔を作れないんだとして、どうして笑顔を作ろうと思ったん?
――――――――


 出だしはこんなところだ。もう少しだけ続きがある。


――――――――
6、(→1)
 自分は笑顔を作ることができません。
 今まで、それを不便だと思ったことは無かったのですが、少し前に好きな人ができました。
 その人に告白したいと思っているのですがその時に笑顔じゃないのはどうかと思って。

7、
 うはwwww純情wwww

8、
 笑顔の作り方教えるにしても1の顔が知りたいよな1あげてみてくれよ

9、(→1)
http//……………………………jpg
――――――――


「えぇぇぇぇ!」
 思わず立ち上がってしまい、椅子がガタンと音を立てて倒れる。
「長谷。どうした」
「あ、いえ、なんでもありません」
 教師に言われて席に座りなおす。
 それにしても驚いた。いや、1が顔写真を上げたことではなく。
 まあ、上げたことも驚いたのだが、何より驚いたのはその顔写真が――――

――――僕も知るクラスの女子のものだったからである。

 授業が終了し、教師が教室から出ていく。
 僕は席を立ち、さっきの顔写真の女子の席の前へと歩を進める。
「高橋さん。少し話があるから来てくれないかな」
 周りからおぉ、と感嘆の声が上がり、やじうまの視線が僕と例の女子、高橋さんに集中する。
「どうしたの?」
「いいから来て」
 少し強引に高橋さんを引っ張って教室から出ていき、屋上に連れてくる。
「それで、何?」
 確かに彼女がネットで言ったとおり少しも表情に変化が見られない。いや、書かれていたのは笑顔が作れないだったか。
 だから、聞いた。
「笑顔作りたいの?」
 その時、初めて彼女の表情に変化があった。彼女の顔がみるみると赤くなって行ったのだ。
 畜生、少し可愛いじゃねえか。
「み、見たの?」
「…………見た」
 しばらくの間、沈黙が続く。
「で、長谷君は何をするために私を呼んだの?」
 そういう彼女の表情はもう元の無表情に戻っていた。
 むう、少し残念でもある。
「いやぁ、えっとさあ。笑顔を作る手伝いができたらなぁなんて思……い……まし……て」
 そうだ、なぜ僕は彼女を呼んだのだろう。急に分からなくなってきた。
「ありがとう」
 彼女の方を見るとそこにはいつもの無表情。
「あ、いや。手伝うと言っても具体的に何をしたらいいのか、よくわからないし」
「いい。協力してくれるだけでも嬉しい」
 なんだか、少しほっとしている自分がいる。
「それで、僕は何をしたらいいんだろうか」
「長谷君はいつもどうやって笑っているの? それを教えて」
「えっと……」
 いきなり言われると困る質問だ。
「頬の筋肉を引っ張って目尻を少し下げて…………」
「なるほど」
 高橋さんの顔が泣きそうな感じに歪む。
 どうやらさっき言った笑顔の作り方を実践したらしい。
「あ――。何か違うなぁ」
 そうだ何か違う。いや、笑顔の作り方ではなく。
 笑顔って作るものなのか? 違うだろう。自然にできるものだろう。できるはずのことだろう。
 確か、幼少時に笑顔を見てないと笑顔をうまく作れないといった話を聞いたことがある。
 彼女は、そうなのだろうか。そうなのならば――――
「高橋さん」
 そして僕は自分の出来る精一杯の笑顔を向ける。
「笑顔はさ。作るものじゃなくて、できるようになるものなんだ。だからさ――――」
――――まずは告白してみようよ。
「……? どういうこと?」
「君が笑顔になれないのは笑顔をあまり向けられてなかったからだと思うんだ。だからまず告白してみてその人からいっぱい笑顔を向けられるようになりなよ」
「……もし断られたら?」
 その言葉を言う高橋さんは少し泣きそうな表情だった。
「その時は――――また僕が手伝う。君にたくさん笑顔を向けるから」
 だから、頑張って。

 そうして次の日の朝になった。
 昨日、高橋さんに「明日の朝一にでもしなよ」と言って、少し逃げるようにして教室に戻ってきてしまった。
 なんで逃げてしまったのだろうか。我ながら不思議である。
「今頃、高橋さんは告白の最中だろうか…………」
 なぜだろう。胸が少し痛む。
 そうやって机に突っ伏している僕の前に影が一つ落ちる。
 その影はいつもの無表情、だが少し頬を上気させ、口を開いた。
-----ここまで

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