アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

作品としての録音

2024年04月30日 | ピアノ
ピアノに限らず、演奏はともかく「生」に限るという考えもあったりなかったりするけど…

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(1) 記念という意味もあるし、
(2) その場にいない人でも聞けるという便宜や、
(3) あるいは自分の演奏を客観的に聞く機会ともいえる…

(3) の観点でいえば、私がしょっちゅう録音(録画)してはYouTubeにアップしているのなんかそうだけど
慣れたピアノで、誰もいないところで弾いているので人前演奏とはだいぶ違う(緊張しないでまともに弾ける)
ということもあるし
音質がたいしてよくないということもあります。なにせスマホ直置きでとってるだけなので

それに対して、前にプロに録音してもらったこれ

アルカン/バルカローレOp.70-6

は、ホールでの演奏、そして録画の音質画質も素晴らしく、
それに加えて「ノーミス」(になるよう加工してもらってる)というしろもの。

確かに
(1) よい記念にもなったし
(2) たくさんの人に聞いてもらった模様である(320回再生)

このときに録音してくださったJK artsさんは、まず素の録画を送ってくださって
私がここをこう使って…ここ修正して…と細かく指示するとそのとおりあらふしぎごく自然につないだ演奏録画ができあがってくるという…

もっとも、上記のアルカンについては実際ほぼ弾けていたので、1st take、2nd takeととって2nd takeを基本的にイキにして、ちょいミスしたところだけ1st takeからもってきてすげかえるというかなりシンプルな編集で対応できたのだけど

「愛の夢」とかはなかなかうまくいかなくて(つっかえるところは二度弾いてもまたつっかえるw)、部分を区切ってまた取り直したり、ココは次の音考えて変な間が空いてるからちょっと詰めてください(!)って指示まで乱発してなんとかかんとかまとめた(お手数かけてすみません)

…まとまったことはまとまったし、魔法のような編集技術でほんとに自然なんだけど、すごくいい演奏に聞こえるかというと?? やっぱりアルカンのほうがいい仕上がりですね。

まぁ、いくら「編集」するにしても元々がいい感じで弾けてないとなかなかいい録画作品は作れんと(←当たり前)

しかし、今回(日曜日)の録画もそんな気持ちで臨んだんだけれども
今回録画してくださった方はあまりそうやってコテコテに編集する方針でなく、
基本的には何回かとってそのうちOKテイクはこれだという感じでやるらしい。
(全体テイクと部分テイクをつなぐくらいのことはするらしい)

それをよくわかってなかったもんで、間違えたときに
・生演奏で聞いてもらうときには極力、ノリを崩さずそのまま先を弾く
べきところ、
・少し多めに戻って弾き直しをする
ように心がけて弾いたんですが…あの弾き方はダメかもしれない?

今回の方は、よい音、よい絵をとるというところに主眼があるらしく
機材とかセッティングとかものすごくて
そしてミキシングのセンスがよいらしい(まだ仕上がったものを聞いてないので伝聞)

それはそれで楽しみなのだけれど、それにしては自分がぜんぜん仕上がってない曲を持っていってしまった(もったいない)

仕上がりを聞いてみて、おぉなるほどと思ったら、また別の機会に(つまりちゃんと弾けるようになったとき)録音お願いしたいな、と。

------ 今日の一冊:
「すごい! へんてこ生物 (祥伝社新書)」


形や、生活や、能力がすごいへんてこな動物の紹介。科学の本と思って買ってしまったが少し違う感じで、確かに生物が紹介されているけれどそこは「へぇすごい、それで?」と思ったあたりで終わってしまう、深みやツッコミが足りない感じ。その代わり(?)「林語録」という格言や名言のコラムがついていて、結局、へんてこな彼らの生活から人生の指針を読み取ろうとするところにむしろ主眼があるようです。いやーそれいらんけど別に…もちろん向こうはそんなつもりもないでしょうし…
個人的には「モジホコリ」とか気になる(別の本を探すか…)

----- 今日の録音:
iPhone直置きいつもの録音
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「月の光」(練習)

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響きのいいホールで録音会

2024年04月28日 | ピアノ
今日は、響きのいいホールで録音(というか録画)会がありました。

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一時間枠でさらりとベルガマスク組曲全曲の録音なんてできたらいいけれど
そんなふうには仕上がっておらず(笑)

まぁせいぜいが「プレリュード」「月の光」?

それにしたってあんまり自信ないしゴンザレスのほうがいいかな…

と、あれこれ考えて、せっかく響きのよいホールなので鍵ハモを吹いたら気持ちよかろう、と
タイスの瞑想曲
をとることにして、あとはまぁ時間次第でゴンザレスと、「プレリュード」。もしも「月の光」までいけたら御の字

(鍵ハモの伴奏は主催のshukuさんを勝手に指名)

とざっくり決めて向かいました。タイスを吹くなら鍵ハモは大きいほう、それと録画とるのでやっぱりステージ用の靴も履き替えを持っていくとなると大荷物。
小さいほうの鍵ハモならリュックになんとか入れられるのですが、HAMMOND44は無理(リュックの口の折り返しができない)なのでリュックと鍵ハモと斜めかけバッグの3個持ち。まとまり悪い

ちょっと後悔しかけたけど…でもやっぱり鍵ハモ持っていってよかった!!
響きすぎるくらい響くホールの舞台でHAMMOND44を吹くと、空間に広がっていく音がとてもいい感じ。気持ちいい~

結局、
マスネ/タイスの瞑想曲
ゴンザレス/前奏曲嬰ハ長調
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「プレリュード」

を録画したのですがどれも編集してもノーミステイクにはできなそう…案外、タイスもノーミスはできないことがわかったw

普段、鍵ハモについては「ミスタッチ」とかいちいち気にしてないんだと思う…録音で残すのを目的と思うと何か気になるんですよね。

それはともかくとして。
録音会が終わったあと、撤収している脇でピアノ練習会的に弾いてよかったので、録音会の中では弾く時間がなかったメヌエットとパスピエも弾いてみることができました。ピアノはヤマハなんですけど、弾きやすくてわりと好み。特別にいいヤマハだというわけではないのかもしれないけど、この空間で弾くと幸せな響きがする。7月に同じホールで発表会があるんだけど、ベルガマスク全曲は弾けないので、どの曲にするか? とか考えながら弾いていました。パスピエなしで「プレリュード」「メヌエット」「月の光」と、ふわっと終わるのも悪くないかもしれない。

それと、鍵ハモの伴奏次々弾いてもらって「バッハ=グノー/アヴェ・マリア」「見上げてごらん夜の星を」「涙そうそう」「「星に願いを」「いい日旅立ち」「アメージンググレース」…いや~こりゃ最高です。

たっぷりホールを堪能しました。録音の出来上がりも楽しみだなぁ~



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最後に慌ててピアノも弾くめるちゃん会

2024年04月27日 | ピアノ
今日はめるちゃん会でした。前回より人数も少な目(5人)、ピアノを弾かない人もいる状況で…

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まぁ予想されていたことですが、おしゃべりしたりお茶したり手芸(刺繍)したりであっという間に時間が経ったので


↑ 本日のめるちゃん会の成果。私は刺繍しないけど買ってあったブロック組み立てた

めるちゃん会の最中はちょこっとソロ曲弾いたりしたけど
三人帰って二人残ったところから突然本気を出して(笑)

二台ピアノの合わせとか
鍵ハモ+ピアノの合わせ(というか選曲)とか

なんか音楽しに集まった雰囲気を醸し出しました。

合わせはとっても楽しくて…フィーリングというかノリが合うというか
今後の段取りもばっちり方向決まっていい気分。ありがたや



今日は暑かったですね。あったかいお茶も入れたけどそのほかは水出しのお茶で
500mlのボトルに四種類作って並べてみました。いろいろ飲めて楽しい

ところで、今日私がやってたブロックと、刺繍してた人の使ってた刺繍図案が薄く印刷された布はいずれもセリアの商品。
セリアすごいって話になってた(何の会)
手芸用品あらかたなんでも百均で揃い、ニッチなものは実店舗より検索してポチするほうが便利となると…そりゃ店舗構えてる手芸材料品店が苦戦するわけだよね。

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譜めくり改善ちょこっと暗譜

2024年04月25日 | ピアノ
何年か前にも、ベルガマスク組曲「月の光」を弾いたことがあるんですが…

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そのときは、(やや)縮小コピー譜を作って、貼り方を工夫して、なんとか譜めくり可能なようにして弾いていました。

あれはあれでよかったんですけど、今回はなにしろ四曲続けて弾く予定なので、そのそれぞれにいろんな大きさ・形のコピー譜作ってばっさばっさと弾いていくのもあんまりスマートじゃないかな、って。

GVIDOの譜めくりは、私の場合はフットペダル使ってないので(高いので買わなかった、それっきり)、指で「しゅっ」とやるのですが、これうまくやると無音でめくれるし動作も小さいので、ほとんど演奏を邪魔しません。まぁそれはいいんですが、めくる「間」は必要なので、うまいこと「間」がとれない曲は悩むんですよね。

ちょうどページの切れ目で、片手が空いてるとかフェルマータだとかあれば好都合ですが、
いつもそういうわけにもいかないので、
譜読み段階では全然音楽的に切れ目でないところで演奏を止めてめくったりしています。

でもそれじゃ、さすがに演奏クオリティがさらに下がりますからあんまりよくない…

人前で演奏するときは譜めくりを頼むという考え方もありますが、いつも練習のときに途切れさせて弾いてたところ、誰かめくってくれたからっていきなりスムーズに弾けるかっていったら弾けないです。

それで、コピー譜工作のお時間に突入してあれこれ貼り方を悩んだりするのですが
今回は四曲スムーズに弾けるように、あくまでGVIDOのままでいこうかと思ってます。

それで、ページの切れ目ちょうどじゃなくてもその前後でめくる隙があるところに印をつけて、そこでめくる練習を進めています。

レッスンのときにおゆき先生に「この『め』(をマルで囲んだ印)はどういう意味?」と聞かれましたが、ハイ、ここでめくるマークですw


そういう個所では、1~数小節分、暗譜しておかなくてはいけませんし、そのタイミングでめくる動作をスムーズに入れられるように練習もしておく必要があります。
そんなこんなで、譜めくり目的でそこいらへんの状況をよーく考えて、部分練習もするので、
スムーズに譜めくりができるようになると、ちょびっと、演奏が向上しているという寸法です。

いや、素直に全部暗譜したらどうなのよ、って…
まぁ、そういう考え方もあるよね…(できない)

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のびのび、米芾(べいふつ)の臨書始めました

2024年04月23日 | 生活
去年の秋くらいからずっと、百人一首書いたり近代詩文に挑戦したりで、

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いわゆる「お稽古」的な課題からすっかり遠ざかっていましたが、今日のレッスンでは久々に太筆を持って

米芾(べいふつ)の臨書

を始めました。前にやっていた臨書は王羲之の「蘭亭序」というもので、これもたいへんスタンダードな臨書の課題ですが、
米芾もほかの生徒さんが書いているのを見かけて「なんか線が伸び伸びして気持ちよさそう」と思っていました。

なんの予習もなくレッスンに行ってしまいましたが、改めてぐぐってみますと
「古法との接点を逸脱しない確かさを備えつつ、変化の妙があり、痛快な筆致であるところに米芾の書の魅力があります。」
(「米芾(べいふつ)ってどんな書家?」より)

などとありました。

今回、臨書を始めたのは「蜀素帖」という、若いころの代表作らしいのですが、書いた感想は(といってもたったの五文字ですがw)

太い細いのめりはりがかなり極端である
長く伸びた線など、かなり自由な感じ

元の作品写真のままをお手本にしようとしてもなかなか半紙に収まらないような…
今日は、先生が半紙に収めて書いた臨書をお手本にして書いています。臨書といいつつ臨書の臨書ですな



何度か書いたのを見てもらって、このタテ線は真ん中より右寄りに、この線は太くこの線は細く、のようなローカルなコツをいろいろアドバイスもらって練習し、そのあと見てもらったら

先生「あー…『ぽい』です、『(米芾)ぽい』。バランスよくなりました。一文字一文字いいんですけど、ただ…」
私「…大きすぎる?」
先生「ハイ(^^;; もうちょっと余白がないと」

でも米芾の伸び伸びした線と合っている、その調子で、もうちょっと小さく、とのことでした。上記はそれで大きさの改善を試みたものです。

先生「まとまりましたね!」

最後に、地模様の入ったきれいな紙にも書きました。トイレに飾る用です。半紙よりちょっと小さく正方形の紙なので収まるかどうか心配しましたが、もう小さく書けるようになっていたので(?)大丈夫でした。



元のはこんな↓ 直接は真似しにくい感じじゃないですか?


でもなんとなく、米芾は性に合う感じがします。書いていて気持ちいい。しばらくやってみよう。

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