アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

楽譜に明示されない強弱

2016年06月30日 | ピアノ
ベトソナビギナーの私が苦労していた強弱…

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突然のフォルテとかピアノとか。弾きにくいんですけどこのコントラストがベートーベンっぽいのかなと、まぁそういう気はします。チェンバロとかでは、そう簡単に強いコントラストの強弱とか弾けないんで、もちろんバッハのイタリア協奏曲とかにフォルテとか書いてあるけどあれは、「切り替え」するとかそういうので、頻繁にというか弾き方で変えるわけではありませんね。

ベートーベンのころには、ピアノが発明されててその改良の真っ最中だったわけで、ベートーベンはピアノが改良されればされるだけその限界まで使い倒したい人だったみたいだし(音域についても)、強弱についても「ほらこんな表現もできる」とうきうきしていたのかもしれません(^^;;

というわけで、ベートーベンはモーツァルトとかよりバラエティーに富んだ強弱記号を楽譜に書きまくっていますが、書かれている強弱記号的に同じところならぜんぶ同じ強さとはいかないところが音楽のおもしろいところ。

楽譜に書かれていない、というか暗黙に指示されているといったほうがいいのか、書いてないけど楽譜から読み取れる強弱。その話は、あんまり昭和の音楽教室では見聞きした覚えがなくて、shigさんがなんかいろいろ言ってたり、おゆき先生のレッスンでダメ出しされたりしながら、ようやく少しずつなんかそういうもんかと…

…思っていたところ、影法師くんが紹介してた資料がすばらしくまとまってたので感動♪
「ベートーヴェンの強弱法 パウル・バドゥーラ=スコダ教授による公開講座 報告と注釈」
これ、パウル・バドゥーラ=スコダさんという方が公開講座をやって、その通訳を今井顕さんがやったのだけど、この資料は、単に講座の書き起こし(+翻訳)じゃなくて、今井さんの注釈が入ってすごい親切な内容になってます。中をチラ見しておぉぉと思ったので、地球に厳しくびしっと印刷ボタン、21ページもあるのを長々プリントアウトして電車の中でじっくり読んできました。

まず、「拍子」というものが基本的に持ってる強弱というのがあって
弱強弱(四拍子: ひとつめの強はふたつめのより強い)
弱弱強弱弱(八分の六拍子: ひとつめの強はふたつめのより強い)
とかね。でもそれだけじゃなくて
「長い音価の音符」や「不協和音」は強調されるとかフレーズの盛り上がりとかいろいろからんできてややこしい。

特に「長い音価の音符」というのはピアノだけにやっかいな問題で、というのもいったん打鍵したらそれを膨らますのは妄想(笑)以外にやりようがないので、なめらかなフレーズに聞こえるためには長い音を強めに打鍵しておく以外にないのです。


こういうパターン、右手の最初、ラbを一拍半のばしてるうちにすっかり減衰してしまっている音のことを忘れて次のソをがっつり出てしまうと、ハイ、アウト!! 絶対ダメ出しされます。何度注意されたかわからん

------
とりわけ注意すべきは長く保持されるas1直後の弱拍g1であり、「as1 が打鍵後も打鍵時と同じ音量で鳴っているつもり」で処理すると、あたかも g1 にアクセントがついているかのように響いてしまう。g1 を弱拍として弾くのは当然のことながら、それよりも大切なのは「g1 を弱拍として処理できるよう、あらかじめ as1 を大きめの音量で打鍵する」という前準備である。
------(今井)

そういったセオリーが互いに逆を向いていることもあるわけで、そうすると話はさらにややこしい。

弱拍ではあるけどフレーズとしては膨らんでいくようなときに、
次の小節のことを想像し、「本来弱拍である第2拍目の音を第1拍目のものより強めに弾かなくてはならないのです」(スコダ)
しかし単に強く弾こうとするだけでは良い結果は得られず「弱拍としてリラックスさせながらも、第1拍目より音楽が広がる感覚を把握することが大切だ」(今井)

ここらへんのことを自然に、説得力を持って演奏できるかどうかがミソらしいですよ。あらまぁ。私のベトソナは今まだそれどころじゃないんだけどね…

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いまさらですがお弁当の脱マンネリ

2016年06月29日 | 生活
お弁当といっても、保育園の行事のとき、小学校で給食がないときなどから数えるとずいぶん昔からですが、ウィークデーは基本毎日作る生活というのが…

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またろう+こじろうのダブル受験が済んだ春からですから、8年目ですか、やれやれ。はなひめが高校卒業するまでというとあと2年半くらいですね。

というわけでもう年数だけはベテラン(^^;; ほとんど負担感もなくちゃっちゃと流すだけなら別に問題はないんですけどね。まぁ中身はマンネリだわねかなり。はなひめからは「マンネリ」について特に不満の声は上がってませんが。焼うどんとか目先を変えると喜ぶ。

またろうとこじろうの弁当があったときは、埋めなきゃいけない面積も広かったし、こっちとしてはシャケと卵焼きでタンパク質OKと思っていても「肉!!」コールがかかったりと、多少面倒でしたけどね。

今は、時間ぎりぎりのときははなひめの弁当だけ作り(これなら「あっ」ちゅう間でもできる *)、気が向けばよしぞうと私の分まで作るという感じでゆるくやってます。

なので本屋さんで弁当本コーナーで足を止めるなんてこともついぞなかったのですが。先日、
「野上優佳子のお弁当おかずの方程式 食材×味付けマニュアル」
という本がたまたま目に入って手にとり、そのままつい買ってしまいました。

なんというか、方向性が私と合っていて(!)
…これってすごいでしょ、料理本出そうなんて人と私と気が合うわけがないんだけど(爆)ふつうに考えれば。けど、この本は、「見ながら作る」必要がないことを大前提としているところがまず気に入りました。

忙しい朝、本を開けていちいち参照して作るわけないんで…
(というか、私の場合、いついかなるときの料理でも見ながら作ったりしないけどな)

自然に頭に入り、滑らかに活用できる範囲で、基本セットとバリエーション(組み合わせ)。その根っこになるものが見やすく実践しやすく載っていて、アッパレと思いました。

私の場合、基本パターンは
「メインおかず(例えば豚の生姜焼き)」「サブおかず1(例えば人参とごぼうのきんぴら)」「サブおかず2(例えばいんげんのゴマあえ)」「卵焼き」なんですが、これについてはこの本でいう「基本フォーマット」もまったくおんなじ。

でも、すごいなと思ったのは味付けのバリエーション。私がやるのは、卵焼きもきんぴらもワンパターンの味付けで、和えるときもすりゴマかおかかの二択くらいなのですが、

「焼く・炒める」にしても「生姜焼き」「塩コショウソテー」のほかに「照り焼き」「甘味噌炒め」「中華風炒め」「ケチャップ炒め」があり、さらにそれに追加や差し替えで小バリエーションがあり…

和えるにしてもマヨネーズ和え、ピーナツ和え、ドレッシング和え、ナムル、からし和え、梅肉和え、などなど…

ま、私よりははるかにきちんと手をかけて弁当を作っている方には違いないので、すべてを取り入れていくことはできませんが(たとえば「肉で巻けばなんとかなる!!」と書いてあるけど私は「巻く」気ナッシング)一個でも二個でも取り入れていくと、掛け算でバラエティーが増えるので、ちょっといいかなと思いました。

今朝は「なめたけ和え」…これ、市販の瓶詰のなめたけで和えるだけなんで、ふだんのゴマ和えより簡単なくらいですけど、気に入りました(今食べたとこ)。ナッツ和えは、ナッツを砕くところを朝やりたくないのでハードルが高い(←こんなのでも)ですけど。

あと、漬け焼きで、今までは生姜焼きか塩こうじかの二択でしたけど、オイル漬けや西京漬けもいいなぁと。

と、本を読んでいて気が付いたんですが、うちって「みりん」が常備されてないんですよ。これってかなり非常識なことかもしれん。とりあえず「みりん」を買って「ごはんが進まぬわけがない、王道の甘辛味」の「照り焼き」とか作ろうかな??

(*) きんぴらと卵焼きが作り置きしてあると、あとは冷凍で鶏のから揚げ、ブロッコリーを一人分レンチンしてほんと「あっちゅう間」です。

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湿気の季節がやってきた(人もピアノも)

2016年06月27日 | ピアノ
めるちゃんが我が家にやってきたのは年末なので、今は梅雨の季節初体験です。

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めるちゃんは湿気の少ないドイツ生まれドイツ育ち、日本の夏はどうなんでしょうねー??

めるちゃんを買ったときについてた説明だと、望ましい湿度は40~60%とのことでしたが、冬の間はもちろん、それでいくと乾燥のほうが心配で、湿気が問題になることはありませんでした。あろうことか、めるちゃんの直上が物干しバーという状況の我が家、室内干しの洗濯物をずらり並べても、なかなか40%に達しないとか、なんにもしないでいると晴れた日は30%とか…

なるべくまめに加湿器をかけていましたが、それでも40%になかなかならないくらい。

ただ、40%を割ることがあっても、めるちゃんのご機嫌には特に変化がないように感じました。

季節が変わって、春になるとそんな乾燥とはおさらばし、加湿器を使うこともあまりなく…

梅雨に突入すると、軽く60%を超えることも増えてきました。これまで使用頻度が少なかった除湿機ががぜん脚光を浴びて(^^;; いつ買ったのか覚えてないくらいの年代物ですが、ちゃんと仕事します。ちょっとうるさいけど。タンクがいっぱいになって水を捨てるときは、よくこんなに空気から水を搾り取るなぁ~電気ってエライ!! と思ったり。

私にしてはマメに除湿機をかけて、60%を超えないように心掛けてはいたつもりなのですが、まぁ寝てる間や不在時や、誰も見ませんので気づいたら超えてたこともあり、気づいたら除湿機が止まってたこともあり(タンクいっぱい)、かなりいい加減ですね。

そのせいかどうか、今、かなり狂ってます。当初からの予定で調律は7月とのことだったのを、前倒ししてもらうかだいぶ迷ったのですが、調律しても梅雨が残ってるとまた狂うかも、とのことで我慢してやっぱり7月まで…

でもめるちゃんが不調だとピアノ弾いてるときの幸せ感がちょっと…
それと、推奨範囲内とはいえ60%くらいだとやはりどうもキーが重いような気がするんだけどこれはどうなんだろう。
「楽器がしけせんべいになった」(by 青柳いづみこ)
という感じ。
「学生時代のように、どんなパッセージであろうとしっかり底までタッチするような弾き方をしている間は、多少の湿度の変化はさほど問題にならない。(略)ところが、ハーフタッチを多用したり、ごく軽いタッチで弾く術を習得したり、音色や響きの混ぜ具合にこだわりはじめると、鍵盤の繊細な反応やアフタータッチの深さ浅さが、がぜん最重要のファクターとしてクローズアップされてくる。」(「ピアニストは指先で考える」青柳いづみこ)

別段、そんなハイレベルなコントロールで弾けていると主張するつもりはないのだけれども、しけせんべい気味のめるちゃんで弾くエオリアンハープは幸せ三割引なのだ。

ちょうど梅雨の入り口に長風邪で体調を崩し、その後ずっとなんだか微頭痛やら腹痛やら、体調と気分がダラ下がりのままで、しかもめるちゃんも気分をupしてくれないとなるともう処置なし。結局二週間以上低調のままで、まぁイベントも出席してたし会社も行ってたしブログも書いてたし(笑)誰も(家族でさえも)ほとんど気づかなかったと思うけれど、ともかく時間があってもピアノ弾くよりはだらだらと漫画読むか動画見るかしてたんだから主観的には不調には違いない。

梅雨の間、体調を崩しやすいのは東洋医学では『湿邪』とかいうそうだけど(りんご鍼灸院のページ)そんな感じで、人間もピアノもね。

それでうっとうしいとついアイスとかさっぱりしたもの(冷えるもの)を食べちゃうけどそれがまたいけないそうだ。体調悪いと、食べるものはいい加減になり部屋は散らかりピアノは弾かず、余計具合悪いとしたもんで、ようやく復活のきっかけは晴れた数日と友人とのおしゃべり、気分が上向くとごはんもちゃんと作って部屋も片付けて、狂ってはいるけどピアノも弾いて、ようやく気分復活(←いまココ)

来年は、除湿機をもっとまじめにかけるとか、あきらめて早めに調律呼ぶとか、しょうがやら汁物やらで体を温めるとか、こんなにもろに「湿邪」をくらわないようにしよう。

そういえば、やまちゃんは梅雨の間に除湿機かけたこともなかったけど、特にそれでどうってことなく(キーが重くなることもなく)、丈夫ないい子だねぇ。さすがヤマハのやまちゃん。

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20分間のプログラム

2016年06月24日 | ピアノ
ところで、昨日の練習会は少人数なのでひとり20分という枠をもらっていて、これは通常よりやや長い。

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20分あるとけっこう弾けるので…主催者ひろたまさんはベトソナ「悲愴」を全楽章弾いてましたよ!! 20分ぴったり、これは聞きごたえありました。

私はただ、練習したい曲を持って行って順繰りに無批判に並べていただけなので

・ベトソナ テレーゼ第一楽章
・ショパン エチュード「エオリアン・ハープ」
・Kinki Kids フラワー
・モツソナ K.V.282 第一楽章、第二楽章途中まで

時間を考えずに弾いて、タイマーが鳴ったところでやめるので、まとまりも何もあったものではありません(^^;;

別に、練習会だし、誰も私の演奏をわざわざ聞きに来ているわけじゃなし、それで悪いということではないですけど、せっかく20分もの枠をもらうなら、20分をどう使うか(聞いていただくか)考えたらおもしろいなぁということをつらつら考えていました。

耀星さんはさすがちゃんと持ち曲それぞれの演奏時間を把握して適切に組み合わせているらしく、いくつかの練習会でご一緒したとき、たいてい時間枠ぴったりで曲を弾き終わっています。すごい。

そもそも、練習中の曲が「今」何分かかるか把握してないからなぁ?? (しかもそれはどんどん変わっていく。)

ピアノの腕は急に「演奏会レベル」に上がるわけもないので、なにも20分間をリサイタルのように聞き映えのあるものにしたいというほど大それたことは考えていませんが、たまたま練習会の中でもそれなりに耳を傾けてくださっている方が、その時間内に「あぁおもしろいな」「いい曲だな」「ここはちょっと素敵」「好きなんだねぇ」とかあるいは逆に「なるほど、あぁ弾いてはいけないな」とか(笑)なんらかの発見があってそこに座っていた時間なりの価値があるように。

つまり、もし今の技量のままでも、「聞いていただく」ことを考えるならば違った発想で並べることになると思うんです。

もちろん、「(純粋に)練習する会」もないと、自分のベストを尽くす曲並べもできませんので、いつも練習会をそんな「(誰も気が付かないレベルで)自分的本気モード」にすることはできないですけど、一年に一回くらいそんなときがあってもいいかも?

「発表会」だと一曲だけ全力で弾きますよね。たとえば7分間とか。でも、20分間のベストってどんな感じ?

と思うと、やはり何度か練習会で弾いたような、弾きこんである曲が必要で、そういうのを数曲用意するとなるとその曲のメンテナンスが必要、時間やシチュエーションに合わせてうまく組み合わせるとなると、自分が弾いたら何分になるという実演奏時間のデータが必要。

曲の組み合わせは、ソナタ全曲や組曲のようなひとまとまりのものでもよいし、逆にバラバラでもそれに何か自分なりの「軸」や「対比」があるならかえっておもしろいかもしれませんよ。ちょっと考えてみるとおもしろそうじゃないですか? ハードル高いけど。


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ベトソナビギナー

2016年06月23日 | ピアノ
今日は、平日練習会+ランチという贅沢な会の、少人数バージョンに参加してきました(^^)

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全部で五人。弾きやすいスタインウェイがある小ホールで、内装もゴージャス。気分よく弾けます♪

五人中の五番目で弾いたんですが、私の前の人がみんなベトソナ(o_o)
そこへ私もベトソナ弾こうってんですから…(そして五番目まで、曲かぶりなし)

なんの会ですかこれは(-_-;;

でもその中で私だけベトソナビギナーです(^^;;

「手に当てとくぞキャンペーン」第二弾は、ついに未踏の大規模分野「ベトソナ」に手をつけたのですが、どうもこれは第一弾「ショパンエチュード」よりさらに難物で、というのもなんか自分的に馴染みがないからなんでしょうね。

エオリアンハープを譜読み始めたときには、取りつかれたようにそればっかり練習していたのに比べると、
どうも捗りません。

だって素敵じゃないんだもん。

曲がいけないんじゃなくて、私の弾くテレーゼがね。

音階もアルペジオも下手なんですがそれは想定内で
急にフォルテとかピアノとか…そういうノリのほうがなんかしっくりこなくて苦労しました。

それで、あんまり練習しない→あんまり前進しない、ってなごく当然な流れで来ていましたが、ここへ来て急に違和感が小さくなり、弾いていて楽しくなってきました。ほんのこの一週間くらいのことです。

自分的劇的ビフォーアフター(ただし他人から見ると顕微鏡的)

てなもんです。何が違うかというと強弱とかのノリがね。納得できたというか、必ずしもそのように弾けてるわけじゃないんですけど、気持ちの上ではそのように動くようになりました。

で、お初にお披露目テレーゼはこんな→本日の録音

はぁ~(-_-;;
家で弾いてるときは「なかなかいいカンジ?」と思うことも(急に)増えたのですが、それにしても物理レベルでお指がきちんと動かないというか、そういう訓練は積んでなし(笑) 部分練習するとなんとかなったような気がしても、通して弾くとダメで、まぁ要するに安定しません。

さらに、人前で弾く緊張が合わさると、数か所で迷子になるのはいかんともしがたく。
まぁそんな状況ですが…
ほかの方々のベトソナ愛に影響され
素敵なピアノとホールに支えられ
わりと気持ちよく弾いたかな。


ベトソナ、ハードル高いわぁ~
けど、ひとつ最初の障壁は崩したような気がするので(障壁というよりふつうつまづかないくらい手前にあるつまづき石)

これに満足して別ジャンル(予定ではドビュッシー)に進むか、
それともせっかくなので「一曲丸ごと」ということで二楽章に進むか。というところですが
テレーゼの二楽章は難物らしいので、そこにかかずらわってるとキャンペーンの命運がそこで尽きるかもね(笑)

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