アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ゆっくりきれいに弾くのたいへんなんですよ

2019年02月28日 | バイオリン
昨日は、バイオリンのレッスンでした。珍しく録音機を持参しまして、
    
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私「今回のテーマは録音ですっ!!」(←いつも突然、自前のレッスンテーマ)
先生「えっ、そうなんですね、何を?」

三月に「無伴奏の会」がありますが、無伴奏といいつつ、デュオまでOKなのです。
それで、私のバイオリンソロを延々聞かせるとさすがにみんなの忍耐が限界をアレなので、助っ人をお願いしました。

しかし予定としてはぶっつけ本番ということで、なので事前に参考録音をお送りしておきたいんですよ(楽譜はもう送った)。

曲目は、「さくら(独唱)」と「モーツァルトのカノン」です。「さくら」はまったくもってマイナー曲ではありませんが私の手持ちの編曲では別に知られてるわけじゃないのでYouTubeに上がっている既存の動画を持って「コレ」と示すわけにはいかないんですよね。

それで、本番で演奏をお願いするパートを先生に弾いてもらって、デュオやって二曲録音とりました。

問題としては、私自身の練習が「これから」であるのでちょっと怪しかったのですが、
両方ともテイク2くらいでなんとか曲がわかる感じに録音できました。

というか、合わせてみて思ったのですが、これ、両方合わせて楽しい、よくできたデュオですよ。

モーツァルトのほうは、一枚の楽譜を向かい合った演奏者が逆さから見て弾いていくとなんだか合ってしまうという、冗談かパズルのような曲なんですが、これがちゃんと、おもしろい曲になってるんです。モーツァルトさん天才ですよ!!

さて、それで無伴奏の会のメインは、「初心者が無謀にも挑戦するバッハパルティータ三番プレリュード」なのですが、これ、私がよく聞いてるのはヒラリー・ハーンさんの演奏で、この上なく美しいですけど、お手本としてはマネしづらいというか…テンポ違いすぎるし。

先生がときどき弾く、「ゆっくり弾いていてもとてもきれい」なフレージング、あれを録音して帰るといっしょに練習できていいかなと思って、

「先生の超ゆっくり演奏を録音して帰りたい」
とリクエストしました。先生、気軽に弾き始めたのですが…途中でちょっと疲れてきた?

弾き終わって先生、
「後半ついちょっと速くなっちゃいましたねー。これじゃ弾けないようだったらまた今度録音しますね。今はちょっとムリ(^^;;」

(超)ゆっくり、きれいに弾くのってなんていうか筋トレ? なんかぷるぷるきちゃうといってました。確かに。無茶ぶりスミマセン。でもすごくよかったんですよ。どう弾けばいいかよくわかるの。

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だいじなとこなので二度弾きます

2019年02月27日 | ピアノ
先日、ピアノ練習会後の雑談で、「楽譜の中から『パターン』をとらえる」って話があった。

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なかなか譜読みが速くならない子どもは、♪をひたすらいっこいっこ追っている可能性があって、
「ここはここと同じだね」
「この音はここまで続くね」
というような、「パターン」を押さえるように誘導することで改善するという…

たいへん興味深い。
私の場合、人生において常に
「もっと楽で楽しくならないか」
ということを真剣に全力で考えているので、

そういう「さぼれる」個所をスルーしたまま過ごすという発想がちょっと信じられないけど、
確かにそういう「地道すぎる(正直すぎる)子」っているよね。

「パターン」をとらえるというのは、譜読みさぼり術ということだけではもちろんなくて、
音楽の構造というか、そういうカタチを作るのに非常に重要な役割をもっているはずで、
それを意識しないでいいわけがない。

曲の中には「繰り返し」はつきもので、
まったく同じことが繰り返される(少なくとも、楽譜上は)ということもあるし、
似ているけど、何かが違うということもある。

artomr先生がフォーレのノクターン六番について、
「まったく同じことが繰り返されるのが特徴」
といってて、

15小節目のフォルテ、molto espressivoのところから3小節分は、
転調もされず、
伴奏形も変わらず、
装飾音もつかず、

そのままの形で三回繰り返される(ショパンとかだとこういうことはあんまりない)。

違いは、
一回目がフォルテ、molto espressivo
二回目がフォルテッシモ
三回目がフォルテ、espressivo

…だからなんなのかって、私にはわからないというか正解というものも別にないだろうけど、
せっかくだいじなことなので何度も言ってるんだろうから、
ここをどういうつもりで弾くかというのは大事なとこ(演奏を聞いた感じの違いにも関わる)なんだろうと思う。

ようやく音符そのものはあらかた追った、ってことで、次はもうちょっと全体を眺めてみましょうかね。


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楽譜読むときは空気も読め

2019年02月25日 | ピアノ
フォーレのノクターン六番の譜読みのときは、あんまり臨時記号どっちゃりついてて、聞きなれない響きもいろいろあるもんで、常に

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「これで合ってるかなぁ」
と思いながら音を並べていたけれど、一番

「こりゃないだろ」
と思ったのは


1オクターブ上げ(8va)が妙に半端なところまでついてるけど、拍の頭の16分音符のところまで上げってそれは変だよね。

artomr先生レッスンのときに聞いてみたら「え? いや何も疑問に思わずに拍の最後まで8vaで弾いてましたよ」
えーなに?? それでよかったの??

先生も私も全音版を使って弾いたんだけど。先生は弾いた「後」でヘンレ版を買ったので持ってきていた。そちらを見せてもらうと…ちゃんとこの拍が終わるところまで8vaがかかっていて、まぁそりゃそうだろうよね、ってことで決着。

さて、shigさんちで「ぐいど」試用のため、shigさんがぐいどに入れてた春秋社版でこの曲を弾いていたが、この個所へ来ると


あれ…全音版と同じ。

で、shigさんに、どうして違う版なのに同じ間違いがあるの? と聞くと、
つまりたぶん、出版社のミスプリとかそういうんじゃなくて、元(フォーレが描いた楽譜? 初版?)がそうなっているんだろうとのこと。

「というか、そういうのは空気読めばいいんだよ」(=勢いで、拍が終わるところまでかかると読めばいい)

そういうもん?(o_o;; (artomr先生とおなじこという)

ほかにも「元」が間違っていたところはあって、たとえば春秋社版では修正してあるコレ

がそうなんだって。

あぁっ!!

それさっき、あっ、ここ私の楽譜と違ってる!! これなら納得いくんだよ!! って思ったところだ。

ちなみに全音版

ラのダブルフラット(=ソ)とソのフラットを一緒に弾くことになって、とっても変。

私: ここは春秋社版のコレ(納得いくほうの音)で弾いていいんですね?
shig: いいんです
私: が~ん!! 私が全音版の変な音で弾いてたのをartomr先生そのまんまスルーしましたけど。
shig: artomr先生はフランス音楽詳しくないからね(笑)

まじかっ!!

そしたらもう一か所、どうしても納得いかなかった個所で、春秋社版ではふつうの音になってた個所も同様ですね。

春秋社版:


全音版:

ファにわざわざナチュラルがついてて変な音。

なんだー

最初っから空気読んで弾けばよかった(爆)


いや…けど、どのへんまでなら空気読んじゃっていいもんかな(^^;;


* 追記: 116小節目の頭、右手で全音版はソ#になってるが春秋社版はソ(ナチュラル)

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猫とカレーとピアノとぐいど。

2019年02月24日 | ピアノ
昨日はshig&夜毎屋さんちに行きました。目的は…

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猫ちゃんたち


と、カレー。なぜか餃子も

と、イロモノオフの準備もろもろ。

鳥目ちゃんとの連弾合わせ、artomr先生のレッスンはありませんが、左にshigさん、右におゆき先生となんかものすごい「圧」の中で真剣に弾きました(汗)

おゆき先生は、この段階であれこれ口出しても混乱するという判断か、「きれいに弾けてますよ~」程度のことだけで押さえてましたが、
shigさんはペダリングからフレージングからいろいろかぶせてきたので、おぉなるほどと思ったり「えー(混乱)」と思ったりいろいろしていました。

さてさて、今回はさらに別のお目当てもありまして、それは先日別のマイミクさんちでも見せてもらった「ぐいど(GVIDO)」です。

その、見せてもらったときは、ほんと見せてもらって、あと「触った」だけなんですが、昨日はしっかり、ぐいど使ってしかも専用フットスイッチ使ってじっくり弾かせてもらいました。

先日のマイミクさんの場合、あえてフットスイッチを買わないで手で(タッチして)譜めくりしていると。ピアノ弾きはそれでなくても足が忙しいんでね。

shigさんは、どうしても手が空いてないので足でめくる必要があるってことで(マーラーの連弾とか)フットスイッチ購入。ただし、フットスイッチでいい具合にめくるのが思ったより難しい(混乱する)ので、夜毎屋さんはじょうずにやってるけどshigさんはダメだったって。

shigさんちの「ぐいど」にもう入れてあったのでフォーレのノクターン六番をGVIDOみて弾いてみました。最初はフットスイッチを押したタイミングと実際に表示が変わるタイミングのずれやら、表示が「ふっ」と入れ替わる様子(物理的にページがめくられる見た目と違って腑に落ちてない)で焦って、手でめくるよりひどい「わたわた」状態になりましたが、何度か練習すると…

まぁ…なんとか…なるのかな?

フットスイッチ押す、表示が変わるのタイミングを体に染み込ませ、最適なタイミングをはかり
何度も弾いて慣れておく、というのが大事ですね。まぁ手で紙のセルフ譜めくりするときも結局そうなんだけど。

そうなんだけど、でも、なんか足で押す譜めくりってのは、経験がないからかもしれないけど、脳みそのなんかへんな領域を占領するというか、演奏を邪魔せずにその作業をするのが案外やっかいな気がしました。

手が空いている瞬間があればタッチ譜めくりのほうがいいかもしれない。ということでそちらも試してみました。

タッチセンサーの感度はよくて、あまり失敗もないようなんだけど、頭でそう思っていても、体ではまだそういう実感がないので、タッチは一瞬でいいのに、なんか表示が変わるまで手をそこから離せない、離しづらいんですよね。手でページめくるときって、そうでしょ? しっかりめくり終わって、紙が落ち着くまで手でサポートするのが必要だから、なんかその習慣が沁みついてて。

素早くタッチして離脱、あとは機械がゆっくり表示を差し替えてくれる。

この信頼関係が骨の髄まで落ちていることが大事なようです。

いずれにせよ、ちょっとコツをつかんできて、手がまったく空いてないところでフットスイッチ譜めくりがスムーズに使えて途切れずに弾けたりするとおぉっ!!(^^) これはいい

この便利な機械の使いこなしは、それなりに修練がいるらしく、脳みその使い方にも微細な改革が必要なことを考えると、あまり年取ってからの移行は難しいかも。第二世代の開発とか自分の定年とか待つよりさっさと買っちゃうほうがいいかなぁ…(ぐらぐら)

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ヨガ前レッスンをどうする

2019年02月22日 | ピアノ
昨日のヨガ前レッスンでは、フォーレのノクターン六番を見てもらいました。

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前回の「譜読みレッスン」から一週間…

土曜日にはartomrレッスン、水曜日には「譜読み練習会(^^;;」ということで密度濃かったですからね。

特に、人前で緊張してまだがたがたの状態の曲を冷や汗かいて弾くと
そのあとぐっと弾きやすくなる(音が並ぶ)んですよね。そんなことない?

名付けて、「冷や汗譜読み推進法」(爆)

うまくいってないところを先生が止めて「ここもう一回弾いてみましょうか」弾き直ししながら行きました。

それで、最後まで弾いたら先生は短期間のビフォーアフターに「おぉ」と思ったらしくて
「ほとんど弾けてるじゃないですか~(^^)」

(…いやさすがにそんなことはないんですがね)

先週、謎残りだった点(8vaが変なところで途切れている)はartomr先生レッスン時にヘンレ版を見せてもらって解決したのでお知らせしたりして、

あとの時間は、譜読みが謎じゃなくて曲が謎になってるゾーン(細かい音符弾くのがなかなか間に合わなくてメロディーがつながらず、何がしたいのかさっぱり聞こえてこない)のところを、先生が歌って踊る(笑)のに合わせて弾きました。すると、ゆっくりではあっても大事な音の流れに意識が向けられるのでちょっとわけのわかった感じになります。自分でもこうやって気を確かにして推進すればいいんだけどね。

さてそれで、私がヨガを三月いっぱいで辞めるのに伴いこのレッスンも三月までってことになると、そろそろ言わなきゃいけないんで、私が辞めますをいおうとしたところ、ちょうど先生のほうから

「この教室の発表会が六月にあるんですよ~」

という話があり出鼻をくじかれてしまった。この教室の発表会どんなかな、って、ちょっと興味あるじゃないですか…つい…

それで、日にちをメモして帰ってきてしまったが。どうしようかな。どうしてもヨガと同期して辞めなきゃいけないってわけでもないが(ヨガはもう申し出済み)

しばし頭の中ぐるぐると…

ただ、ヨガがないのを前提に考えると、ヨガ前ピアノレッスンをしてそのまま帰宅するとちょうど遅めの夕食を家で支度できる感じで、そうするとおうちでめるちゃんを弾く時間がちょうど飛んでしまうから、お得感が少ないんだよね。うん。やっぱり同期するほうがいいかなぁ。


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