アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

録音と合わせる二台ピアノ練習

2014年09月30日 | ピアノ
先日、二台ピアノの合わせに行ったときは録音機を持参した。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←まずは「まともな」プロ演奏を携帯プレーヤーに入れるか

…それは、練習用録音を取るため。

メトロノームに合わせて練習するのも、それはそれで意味あるのだが(ありありだが)、色気もなんにもないし、相手の音がどう入るというのは聞こえてこないからねぇ。

udurannさんの和音が裏打ちで入るところとか、聞きなれてたほうが本番焦らないと思うし。

だから、聞いてそれに合わせて練習できるような、録音をね。

巷に溢れているプロの演奏は、速すぎで私の練習用には使えない。

というわけで、udurannさんと練習していて、「だいたい通ったね」というところで、録音機をセット。「ちょっとゆっくりめで」と指定してgo!!

…一発取りで、大事故のないのが取れました(^^) これなら十分、練習に使えるよ。

録音機をセットしたときには、マイクをudurannさんのほうに向けて。2ndの音を大きめで取ります。完全にudurannさんの音だけ取れればそれは「カラオケ」というものだけれど、そしてそういう録音は実際やりにくいけれど、もしやれたとしてもそれだと無音のところがけっこう空いたりして、録音とは目配せもできないから合わない。自分の音が、やや小さめに入ってるくらいがいいだろうと。

家に持って帰って、携帯プレーヤーに入れて、実験。

まず、音量バランスを取るのが難しい。自分が今演奏してる音もしっかり聞こえて、録音のudurannさんの音もはっきり聞こえるように。しばらくトライ&エラーしてなんとか落ち着く。

ちょっと弾いてみると、自分の音の録音が聞こえるのがやっぱり邪魔。相手の音のように勘違いするとそこでわけわかんなくなることもあるし、それがなくても、自分が今弾いてるほうの具合がはっきり聞き取りにくくなる分、そりゃー邪魔だ。けど、何度か慣れたらなんとか惑わされずに弾けるようになった。

メトロノームと違って、とにかく曲がどんどん先に進んでしまうので、今のところガタガタだったから、そのままフレーズを部分練習、なんてのはやりにくいが、この一回をとにかく通す(つっかえても先にいく)という練習だったらばっちりだ。

…これは録音してきてよかった(^^) 練習しやすいネ

でもね、何度も聞くと、自分の録音のミスタッチがほんと邪魔(-_-#
同じミスって何度も聞くようなもんじゃありません(-_-;; 嫌よねほんとに

ところでこの録音より、ちょっと速いのも練習できるようにしたいな~と思い立って、
ようやく思い出した。スピードを調整して再生できるキカイがあるって話。

私のはそれ、できるのか??

前にちょっと探したときには見つからなかったんだけど(マニュアル読めよって)
なんと、今回は見つかった(笑) 探しにくいところ。

刻みは大きくて、1.0倍(そのまま)のすぐ上が1.1倍、すぐ下が0.9倍。試しに、今回のゆっくり録音を1.1倍してやってみると、このテンポじゃあちこちおっつかない。udurannさんと私が最後に弾いて、「このテンポを最終形として目指しましょう」とやったのよりももう少し速くなってしまう。その「もう少し」がけっこう致命的だったりして。

んーけっこうびみょうなもんだよねぇ…

あ、そういえば、プロの演奏を0.9倍したらどう??

と思い立って、とりあえず携帯プレーヤーに入ってたのを0.9倍してみたら。
速さはまぁいい。
しかーし、これじゃ合わせられない!! のだめCDの、「飛んだり、跳ねたり」でも「俺が絶対合わせてやる!!」のモーツァルト二台だった(笑) 私はのだめのカレシじゃないので合いません。ところで、udurannさんと私の録音は、すごくテンポ安定してて、録音とやってもちゃんと合わせやすい仕様になってる。それってすごいなー。なんか、本番もなんとかなりそうな気がするよ。

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楽しい音階。モーツァルト

2014年09月28日 | ピアノ
モーツァルトの二台ソナタ第一楽章で、いちばん合わせがやっかいなところは、1stが拍の頭、2ndが裏打ちで和音を弾いていくところ。かつ、もう片手では16分音符ラッシュ!!

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←無理っぽくても、まずはやってみてから考える

今回、二回目の合わせをしたときに、まず弾いてみたらばそこはがたがたになってしまった。

気を取り直して、ゆーっくり部分練習。自分の分だけ考えて「タ、タ、タ、タ…」と思っていると、「タ」と「タ」の間に次々入ってきたときになんかわけがわからなくなってしまう。そこで、「タたタたタたタた…」というふうに、相手のところも音の意識をしておいて、代わりに弾いてもらうくらいのつもりに頭を切り替えると、だんだん崩れなくなってきた。

…何回かやって…
…ちょっとスピードアップ…
…うん。わかった気がする。

それで、全体やってみると、「納得」はうまくいって大崩れはしなくなりました。めでたい。ただ、16分音符ラッシュはミスタッチなしといく保証がまったくないけれど、それはまぁねぇ。。急にはよくなるはずないから。

大問題がすっきりしたら、がぜんリラックスして合わせられるようになりました。

ちょっとゆっくりめのテンポで、録音をしてみます。これは、今後の練習用。携帯音楽プレーヤーに入れておけば、それと合わせて練習できるでしょ。YouTubeとかでいくらでも入手できる(うまい人の)音源は、私が合わせられるテンポのものがないので、自前調達ってわけです。音を外したり抜けたりしてもそんなにたたないで復活できる感じで、大過なく練習用録音が取れました。

モーツァルトは、わかりやすい和音や音階の連続で、譜読みは簡単だけど、きれいに弾くのは大変。粒ぞろい、クリアな音質、優雅なフレーズなど言い出したらきりがなくてそんなことが完璧にできるのは(実は)超絶技巧、それでいて、キレイに弾けて当たり前、キズがあればあるだけ悪目立ちして(-_-;; 怖くて人前でなんか弾けないわと思っている人は多いはず。

それはもう確かにそのとおりで、特に中高生くらいのイキのいい時期を音階も弾かずに(笑)過ごしてしまった人に料理できるような代物ではないんだけど、だから弾かないんだったら、別にこの先によりよい明日が待ってるわけじゃなし、一生終わってしまいますからね。

弾きたいからやってみる。とりあえずそれでいいじゃない??

と、腹をくくって動じなくなったのもアラフィフの効用か(^^;; (少なくとも三十いくつのころはそう思えなかったので)

shig「簡単に見える曲ほど、美しく弾くのは難しい。一生不可能」
私「でも、無理だからって弾かないんじゃ本末転倒ですよね? 一生弾かないで終わっちゃう」
shig「だからね。へたくそに、(でも)弾くってのはだいじなことなんですよ」

そうだそうだ。そう思うよ。

大崩れしないで合うようになったとはいえ、「優雅なモーツァルト」は一生かかって手の届かないはるか奥深いところに眠っているらしいけれども、表面をひっかいているだけでもとても楽しいんです。

ゆっくりで録音を取ったあと、最終的にどのくらいのテンポでいきましょうかね、ってな話になって、実験的に、「快適テンポ」で弾いてみました。やってみると…

これは楽しさ二乗~
ノリが生き生きしてきて、掛け合いのおもしろさもぐぐっとup。

滑らかな音階。
ジグザグの音形。
飾りの音符。

1stと2ndが寄り添ったり、交互に受け渡したり、バラエティー豊かに絡み合う様子は、イングリット・ヘブラーみたいなタッチでなくても(爆)十分楽しく、(つっかえなかったところは)いまのきれいだったな、とか。

わくわくわくわく(^-^)

楽しくて、気がついたらとても調子よくて、さっきのゆっくりのとミス率はあまり変わらなかったかも。というか、どうしてもダメな個所は凝縮されている(すでに明らかになっている)という感じ。単純に音階というようなところはあまりミスもなく、曲の流れの中で音階を弾いているときの気持ちは、すっかり優雅なモーツァルト。

挑戦してよかったなと。

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「ぱちもん」と「ほんまもん」

2014年09月26日 | ピアノ
今まで何度か、「イロモノオフ」の話を書いてたと思いますが(「おろしあ」とか「幻想怪奇」とか)、次回のイロモノは来年三月で、テーマはなんと「ぱちもん」。

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何かを真似したとか、
ニセモノとか、

なんかそういういかがわしい曲を集めてこようという、怪しげな企画(^^;;

例示されているものとしては、
元ネタがあって作られた曲
・バッハの「無伴奏バイオリンのためのシャコンヌ」を編曲した、ブゾーニの「シャコンヌ」
とか、何かの様式を真似て作られた曲
・グリーグ/ホルベアの時代から(バロック組曲のぱちもん)
とか、誤った作曲者名で流布した曲
・バッハのメヌエット(ペツォルト作)
とか。

三月の企画なのにもう募集というのは早い。テーマがちょっとややこしいんで、みんなじっくりとネタを探す(仕込む)ようにという意図なんだろうか…

今日は、合わせもの練習のために「ねこカフェ(shig&夜毎屋邸)」に行ったんだけど、きーちゃんさんは早速候補曲を持参して「この曲で『ぱちもん認定』されますか?」など、ネタ確認をしていたらしい。はやっ!!

私はまだ何も目処が立っていないけれど、
「いざとなればギロックさんがいるさ!!」
と腹をくくって即参加「ぱち」(ふつうは「ぼち」したというんだけど、ぱちもんだけに)しました。

ギロックの曲は、「~風」だらけで、ちょっときれいで、弾きやすくって、ほんとぱちもん曲の王道路線だね。でもきっともっと難しい曲を弾く人ばっかり目白押しだからあんまりかぶらないと思うし。

けど、まだ日にちもたっぷりあるし、もうちょっと凝った選曲ができないか探ってみようと思います…

さっと思いついたのは、
ラヴェルの「古風なメヌエット」とか。なんかラヴェルは人気高そうな気がするな~

あるいは、モーツァルトのピアノ協奏曲を、アルカンが独奏に編曲しちゃったやつ。ピアニート公爵が弾いた曲ですが。あれはキングオブぱちもんの誉れ高い曲だと思うけど(誰か弾かないかな)、まー私には関係ありません。

あと、シューマンの「謝肉祭」の中に「ショパン」ってのがあるじゃないですか、あれって、シューマンが書いた「ショパンのノクターンのつもり」ってやつで、でもなんか聞いてみるとかなり「これじゃない」感が漂ってます。まさに、「ぱちもん」!!

私が、これってぱちもんでしょ、といってshigさんに謝肉祭の「ショパン」のことを言うと、shigさん早速楽譜を取り出してきて弾いてくれます。そうそう、これこれ。それにしても弾きにくい曲です。べたっとした和音展開で、難しくなっちゃってる上におしゃれじゃない、全体に、確かにショパンのノクターンぽいんだけど、明らかにまがい物。いいわぁ、イロモノオフにぴったり。

それからshigさんが興に乗り、次々と「ぱちもん」曲の蔵出しをしてくれたんだけど、あの書庫の中にどんだけのぱちもんが詰まってるのかって、そりゃもう驚異的です。次々、レアものの楽譜が出てきて、出でくるわ、出でくるわ、「ぱちもんおふ」を何度やっても尽きない分量のネタ曲が(笑)。

で、いろいろ弾いてくれながらも「こういうのって、いまいち真剣に練習する気がしなくてさ。下手なんだけど」などとぶつぶつ。あー、無類のぱちもん好き(っていってもいいよね?)のshigさんでもそうなんだね…

つまり、ネタ曲って、たとえば前に弾いた「じーんせいらーくーありゃくーもあるーさー♪」なんかだと、たいして練習しないで弾けるからいいんです。でも、マジ数ヶ月練習しなきゃいけないような曲で、ネタ曲って、いくらうけそうでも(ウケ命!!)きつい。飽きちゃう。

まー同じ冗談を100ぺん聞きたいか、という問題でもあるし、それから、「~風」なのはいいんだけど、曲の出来として本家よりグレードダウンしちゃってるような曲だと、やっぱり何度も鑑賞(その曲を練習するってのはそういうこと)するに耐えないんですよね。

だから、「ぱちもん」であり、かつ「ほんまもん」であるというようなものじゃないと結局はなかなか舞台にのせられない。ってことになると、ラヴェルとかやっぱり人気高そうでしょ。どうしようかな~まだしばらく探そうっと。

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そろそろ「ばんたの」の進行を考えよう。

2014年09月26日 | ピアノ
九月も終わりに近づいているので…

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「ばんたの(旧: 素人が伴奏を楽しむ会、新: ピアノももっとアンサンブル)」の進行を考えないとな。

元々の名前「素人が伴奏を楽しむ会」は趣旨からいってすばらしくフィットしていたと自画自賛しておりますが、参加者の楽器がピアノとは限らなくなってきて、まぁピアノを囲んで、でももっと広くいろんな楽器でアンサンブルを楽しむという、そういう趣旨から「ピアノももっとアンサンブル」と変えてみたんですけど。それのうまい縮め方が思いつかなくて。

だから、引き続き、略称は「ばんたの」で行きます。

出足が鈍かったですが、じわじわとエントリーが入ってきました。ざっくり並べてみたらこんな感じ。非公開/公開の別や、曲順など流動的です。曲追加、順番変更などはお早めにご相談ください。

* 聞き参加どなたでも歓迎!!(会場費1000円~ドリンク付き~)

11月23日(日)@ミュージックサロンエスプリ

【非公開レッスン】10:00~
モーツァルト アイネクライネナハトムジーク第一楽章
1st きーちゃん 2nd アンダンテ Va I. Vc さり先生

シューベルト ピアノ三重奏??
Pf N. Vc さり先生 Vn 中川V先生

ボロディン 弦楽四重奏曲第2番第3楽章「ノクターン」
1st 中川V先生 2nd きーちゃん Va I氏 Vc さり先生


【公開レッスン1】13:00~14:10
メンデルスゾーン ピアノ三重奏第二番第一楽章
Vn きーちゃん Vc さり先生 Pf スケルツオ

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第二楽章
Pf アンダンテ Vc さり先生 Vn 中川V先生

【公開レッスン2】14:20~15:30
ラフマニノフ 悲しみの三重奏曲第二番op.9第一楽章
Pf shuku Vc さり先生 Vn 中川V先生

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第一楽章
Vn アンダンテ Vc さり先生 Pf おゆき

【コンサート】16:00~
モーツァルト アイネクライネナハトムジーク第一楽章
1st きーちゃん 2nd アンダンテ Va I. Vc さり先生

チャイコフスキー「くるみ割り人形」二台ピアノ版より序曲、こんぺい糖の踊り、花のワルツ
1st スケルツオ 2nd 中川P先生

ベートーベン ロマンスト長調
Pf 夜毎屋 Vn きーちゃん

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第二番第一楽章
Vn きーちゃん Vc さり先生 Pf スケルツオ

ピアソラの「アヴェマリア」
D.B. ania Pf スケルツオ

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第一楽章
Vn アンダンテ Vc さり先生 Pf おゆき

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第二楽章
Pf アンダンテ Vc さり先生 Vn 中川V先生

シューベルト ピアノ三重奏??
Pf N. Vc さり先生 Vn 中川V先生

フォーレ ドリーより
1st アンダンテ 2nd おゆき


ボロディン 弦楽四重奏曲第2番第3楽章「ノクターン」
1st 中川V先生 2nd きーちゃん Va I氏 Vc さり先生


ピアソラ ブエノスアイレスの秋
D.B. ania Pf スケルツオ Vn 中川V先生

ラフマニノフ 悲しみの三重奏曲第二番op.9第一楽章
Pf shuku Vc さり先生 Vn 中川V先生

(* 太字部分、9/26,9/28,10/13修正)

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蔵出し: 生まれて初めての二台ピアノ

2014年09月24日 | ピアノ
小学三年生でピアノをやめてから、こじろうといっしょにピアノを習い始めるまで、単純に計算すれば30年弱のブランクがあったことになるが、その間、まったくピアノに触っていなかったわけではない。

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なんと、私が高校二年生のときにピアノを弾いたという、レアものの記録を発掘いたしました。

レコードを捨てるときにカセットテープにコピーして、カセットテープを捨てるときにCDにコピーして残っていたものです。
  ↓

ベートーベン ピアノ協奏曲第一番第三楽章
某発表会にて、ピアノ二台演奏。オケパートが、若かりしころのアンダンテ。

私の母が発表会をやるとき、ピアノ二台が並んでいたことは一度もない。でも、母の知人のこの発表会では毎年、二台ある会場を借りてやってて、アンサンブルとソロを半々くらいで演奏してたみたい。ゴージャスですね。

それであるとき、今年こそはピアノ協奏曲をやりたいといった人がいて、ところが相手として適当な人がいない。それで探しに探して、なんと私のところまでお鉢が回ってきたという話。

その相手探しの条件というのが…
・落ちない
・ズレない
・その人よりピアノが下手。

というのだからそりゃ探しにくかっただろうよ。うまい人でよけりゃいくらでもいるだろうにねぇ。「下手」指定があった真意については、そのころ私はなにしろコドモだったからよくわからないんだけど、うまい人にやってもらうなんて申し訳ない? あるいは舞台上で、自分のほうがうまいということがわかるように??

どうなんだろう。でも、ふつう、アンサンブルなんて、人数分の音を分けて評価しながら聞くってほうがレアだし、いくらでもうまい人とやったほうが全体はよく聞こえてお得だと思うけどねぇ。というか、私はいつもそうしている。

楽譜をひっぱりだしてきて、どこがオケパートなのか確認しながら聞いてみると、
まず、冒頭のフレーズはピアノ独奏なのね…それから、オケに交代するんだけど、で、そのオケがのっけからミスタッチしていらんシャープがついてる(^^;;

その後も、まぁよくミスタッチしてるのが私、かなり滑らかに音階なども弾いてるけど走り気味だったりするのがピアノ独奏。

最後はオケだけになるんだけど、ここでまたどかっとミスタッチして〆。

けど、「エリーゼのために」から進歩ないわりにがんばってるなーと自分では思った。

大崩れしないで最後までたどり着いたし(まずソコ)、
アンサンブルがやや怪しいところもあるけど、おおむね合わせようとはしてるし。

ピアノ再開はるか前だからピアノは超下手、
フルート同好会(大学時代)より前だからアンサンブル経験もたいしてない、
そんな子にオケパートを頼む勇気(蛮勇ともいう)、引き受ける勇気。

楽譜をみてみると、オクターブの部分を省略したり、和音は音を減らしたりとか、指使いを工夫したりとか、苦闘(筆跡は母)のあとがうかがえる。

で、今回、ン年ぶりに録音を聞いてみて、やっぱり昔っから合わせものは好きだったんだなと思いました。

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