アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ドッペル三昧の一日(録音有)

2012年03月31日 | バイオリン
こまたろう母さんちの防音室でとことんドッペルの会~

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←次はビバルディの会??

きーちゃんさん、こまたろう母さんのご協力を得て、長々やってきたドッペルに区切りをつける録音企画。

このようになりました
→バッハ ドッペルコンチェルト第一楽章(Vn1:きーちゃんさん、Vn2:アンダンテ、Pf:こまたろう母さん)

テンポがゆったりなのは(といっても、これでも当初の予定よりは速くなった)、私の個人的な都合によるものです。あと、結局最後まで弾けなかったフレーズについてはもう、つっかえるのはしょうがないとして、それを織り込み済みとして回復を早めにするよう心がけております。

ここから先は、この曲ばかりやっててもあまり改善の見込みがなく、バイオリンがうまくなったらまた来ようかという感じです。

こまたろう母さんちの防音室は、アップライト一台が入っているにしてはずいぶんゆったりしていて、入れるだけならグランドピアノも入る大きさです。でもグラピを入れてしまうとチェロを弾くスペース(こまたろう父さん用)がなくなるのでこの仕様になっているようです。だから私ときーちゃんさんがそれぞれに譜面台を置いて、バイオリンの弓を動かすスペースを取ってもおっけーなんです。いいですね~防音室。

それで、防音室というととても息苦しいスペースを想像しますが(貸しスタジオなんてだいたいそんな感じ)、外に面した窓もあり、リビング側は全面がガラスなのでとても開放感があります。

ここで、一楽章弾いたり、二楽章弾いたり、お茶とお菓子とおしゃべり、で、また音楽に戻ったりと、まったり過ごしました。

きーちゃんさんと二人でバルトークのデュオをやったり、こまたろう母さんと魔笛の連弾をやったり、ほかの曲もちょこちょこと。それで、きーちゃんさんが持ってきてくれたビバルディのコンチェルトがとてもよかったんです。初見大会で「仮」に合わせてみましたがとってもかっこいい曲です。三楽章は1stたいへんそうですが、それはきーちゃんさんにお任せ。2ndはなんとかなるでしょう(^^;;

次の曲はこれに決まり!!

そうやってとってもバイオリン気分、合奏気分になったところで、アンサンブルレッスンに移動。

こちらはドッペル一楽章、今日は休みの人がいたので、1stひとり、2ndは私ひとり、チェロ二名という構成で弾きました。こちらも長々やってきたところ今日が仕上げ。

ふだん、こんなに長くバイオリンを弾くこともありませんし、アンサンブルレッスンでやる曲をこれだけ集中して「予習」したこともないわけです。私にしてはずいぶん滑らかに弾けるし、チョビくんも鳴る鳴る、前回のレッスン時とは別人くらいとはいいませんが三割増し。余裕をもって弾けました。これは気持ちいい~

みんなで、「これは合奏をした気になった!!」満足して終了。次回はハッピーアンサンブルの曲決めです。なんと先生が持ってきた候補の中に、さきほどのビバルディそのものがあって、私は強力にそれを推したのですが、先生は「これは相当がんばらないとできませんよ」ということで、難色。次回どうなるかな。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またろう進級決定!!

2012年03月28日 | ピアノ
昨日、郵送で成績表および教材購入のお知らせなどが届き、またろうの進級が決定しました!!(^o^)/

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←ようやくひと山越えた。ほんとは三年→四年がいちばん危ない

この時期、まだ「お電話」がなければ大丈夫というもっぱらの噂ではあったんだけど、「便りがないのはよい便り」くらいじゃ落ち着かなくてねぇ…なにしろ、ここでもう一度上がれなかったら即、放校ですからね。

ここから、高認受けるとか予備校探すとか、あぁ…(-_-;;

そんな事態に(今のところ)ならなくて、ほんとによかったです。

それと、上がれるにしてももうひとつ心配だったことは、追加のDがないかということでした。

進級の条件には、機械関連の必修単位を落とさないということのほかに、D単位が累積で「4」以下というのがあります。またろうは、一年生のときに提出物遅れで取った(怒)、なんとか演習のDが二単位ありますから、ここでD単位を加えるのはぜひ避けたいところです。

それにしても、大学なら、よしぞうが身をもって示したように、他クラス聴講で稼ぐとか、せっかく留年したなら落とした単位を取り直すとか、あの手この手があるもんですけど、高専はなんか高校でもなく大学でもなく、半端な感じです。今年の二回目二年生では、一年生で取ったD単位を消す手段(余分の授業を取るというような)はなく、そのまんまになりました。

正確にいえば、D単位を消す手段は、ないことはなかったんです。工業英検の何級だかを取るという…でも、またろうが断固拒否してそのままになりました。私も、そこを強く推して結局面倒見るはめになるってのも気が進みませんし。

それでまぁ、消すことはできなかったけれども、追加しないで済んだのはなによりです。

危ない単位はいくつかありましたが。実習の遅刻、レポート遅れ、点数的に危なかったのは英語関係、それと現代国語。でも最終的には、現代国語がB、ReadingはBってことで、なんとCではありませんでした。なんかちょっとゲタはいてるような?? (ほかにCの科目もありますが)

またろうの成績は、数学関連や機構学、機械の技術などは無難にA、物理化学がBときて、文系科目はC交じりという状況で、まずまず標準的なものに見えますが、順位を見ると、クラス内ではかなり上のほうです。つまり、けっこう、たくさんの人が寒い成績を取っていることが推察されます。

四月には、何人、三年生として再会できるでしょうか?

なかなか、雰囲気よくやれてるクラスのようなので、みんなそろって卒業を目指してほしいものです。


この一年(またろうが二度目の二年生)は、やたら長く感じました。はなひめの日能研一年目は、わりとあっちゅう間だったのに…って、ソレ、おんなじ一年なんですけど。

にほんブログ村 中高一貫教育  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ピアノ←こちらでも
にほんブログ村 ヴァイオリン 
コメント (22)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベーゼンの響きに包まれ極上のひととき

2012年03月26日 | ピアノ
昨日は、shukuさん、とーるさんが弾くコンサートを聞きにいった。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←日本酒のおいしさ発見、って何しにいったんだ

場所は、「ベートーヴェンを"読む"-32のピアノソナタ」(チャールズ・ローゼン著、道出版)の監修をした、土田先生のお宅である。つまり、この本の出版記念を兼ねたコンサート。

そこまではいいとして、なんでもそのあと、晩御飯がごちそうになれるという話で、でも二十数人がいっぺんに、一般のお宅で?? どんな形になるのか、想像がつかなかった。

土田先生宅のリビングは、二間を続けられるような間取りで、二十いくつかの椅子がずらりと並べられていた。ピアノは、ベーゼンドルファーのグランド、壁一面に作りつけられた本棚にある本の多彩さが目を引く。

楽譜やその他音楽関連はたくさんおさまっているのだが、俳句、茶、著作権法・特許法やら…

とーるさんが弾いたプログラムは、お得意のスクリャービンを挟んで、その前にプーランク、その後にドビュッシーとショパンという構成。私は、手がばっちり見える「ガン見席」にいたのだが、とーるさんが弾いているとなんかグランドピアノが寸足らずに見える。特に鍵盤はとってもちっこくみえる(^^;;

ラストのショパン幻想曲みたいな、和音ばんばんある曲も余裕でつかんでいくが(あの角度がオクターブになるってのが信じられない)、そういう強い音のところもいいけど、「月の光」とかで繊細な音を並べていくときのとーるさんが好き♪

ベーゼンといってもいろいろあるだろうけど、このベーゼンはなかなか状態がよいようで、ほんとにすばらしい響き。

とーるさんの演奏が済んで休憩になると、なぜかビールが振舞われる。これはshukuさんの希望により…リラックスして聞いてほしいってことかな。

shukuさんのプログラムは、吉松隆から始まって、グラナドス、モンポウ、アルベニス、ファリャ、つまり今回のテーマはスペイン? と来て、ファリャの「クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌」からつながってラストはドビュッシーの版画。

客席があんまり間近なので、とーるさんはやや硬くなっている印象だったけど、shukuさんはゆったりとトークを挟みながら余裕で演奏。アルコール投入の効果もあるかも(shukuさんは飲んでないけど)。

ところで、私はふだんビールを飲まない。ほとんどがワイン、でなければ梅酒か、何かカクテルとか。ビールは飲んでも別においしいと思ったことがないのだが、ここでいただいたビールはなんだかとってもおいしかった。部屋全体、集った人全体から発せられるオーラがなんというか心地よくて、とても気持ちよく飲めちゃうのである。ただものではない。この部屋。

それで、コンサートが終わってごはん、これは椅子を全部片付けて、座布団とお膳をぺたぺたと並べて始まった。どん、と魚が出てきたところで一見してこれはプロ仕様…趣味の料理とかそんなものではない。なんでも、先生のだんな様は料亭をやってた人で、じゃあどんな接点があったのかというと、出会いは「俳句」で、先生いわく「餌付けされた」んだとか。

いやこりゃ餌付けされるわ(o_o) 白和え、ごま和え、ぶり大根、そのなにげない一品一品が、趣のある器に、ざっくり盛られているだけで様になり、それがまたいちいちめちゃおいしいのだ。きんぴらとかもう、これがきんぴらなら私が作ってるのは何??

それで、ビールよりさらに、ほとんど飲むことがない日本酒。勧められるまま飲んでみたらばこれが!! とてもやさしい味でおいしいのだ。料理とも合うね。ということでそこからは日本酒オンリーで。 極ウマ、しあわせ~

みんなおんなじ気持ちらしく(^^) 部屋全体から、しあわせ~オーラが漂っている。

座がこなれたところで、自己紹介を一周。出演者と、それから先生ご夫婦の活躍の場の多彩さを反映して、集まった人々も妙にバラエティー豊かで、なにやら濃いぃ雰囲気。出版関係、翻訳関係、法律、占い(!)、とーるさんの整骨院に通ってる人やら、もちろんミクシーピアノサークル系の人はバックグラウンドさまざまだけど。

なにしろ、それぞれ長めにしゃべったから自己紹介一周といっても長かったのだが、それがもう、一瞬一瞬エキサイティングで聞いてて飽きないってほどの自己紹介だったのだ。こんな体験滅多にないよ。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アメ車」のつもりで弾くピアノ!?

2012年03月23日 | ピアノ
代官山のカフェでコンサート、毎月やってるそうですけど私が行ったのはこれで二度目。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←cafe et classic、今回が四回目だそうです

前回味をしめたので、当然、夜ごはんはそこで食べるつもりで30分くらい早く行きました。よしぞうがマーボ茄子丼と味噌汁のセット、私がBLTサンド(ベーグル)とミネストローネスープ。今回はこまたろう母さんもいっしょです。

店についたときはリハというかピアノ慣らしの最中で、ショパンのマズルカとかが聞こえてきたのですが、なんだか前回のときより堂々と鳴っているような…ピアノはもちろんおんなじCABLE。

ピアノが同じで鳴りがよくなったとすれば可能性は:
・ピアノが環境に馴染んで、あるいは調整で、よくなった
・人がピアノと環境に慣れて、鳴らすのがうまくなった
・こないだと席が違うから印象が違う
…あとなにかあるかな。うーん、どうなんだろ…

そして、いよいよコンサートが始まると、最初の曲はショパンの英雄ポロネーズ。これはまた、前回の傾向とぜんぜん違うというか、前回は確かピアノに合わせて、かわいいピアノにはかわいい曲、レトロクラシックな響き(?)に合いそうな選曲みたいでしたが、がらりと変えてきましたね。

英雄ポロネーズを弾いても、このピアノだと音の大小にしても限界はあるし、アクションの反応がゆっくりだから連打はできないし、なかなか厳しい部分があります。でも、鳴りに限界がある分、タメを長めにしたりとか、よくわかんないけど、工夫しながら弾いてるみたい。これはこれでアリか?? ともかく、前回よりよく鳴っているのはほんとうのようだ(席による違いとかではなくて)。

曲が終わり、中川先生のトークが入る。それによれば、このCABLEくんはきまぐれで、ときどき鳴らない音とかあったりして、先日調律師さんに来てもらったんだけど、それがまた、そのときだけ鳴ったりしてきまぐれぶりを発揮(修理やさんを呼ぶと電気製品が動いたりして。よくありますね)。調律師さんがいうには、CABLEくんはアメリカのピアノだから、「アメ車のつもりで」がんがんに弾いてやったほうがうまくいくとか。

それで、繊細路線から切り替えたのね。なるほど、アラ(ピアノの鳴りのアラです)はあるにしても、全体としてよい結果が出るということなのか。確かにねぇ…

コンサートが進むにつれて、「アメ車」のエンジンもあったまってきたみたいで、いい調子。リストのハンガリー狂詩曲はプログラムになかった曲だけど、さっきの英雄よりぴったりした感じで、とてもよい演奏でした。

そして、よく鳴るようになったCABLEくんと、中川先生のバイオリンで聞くリベルタンゴは逸品ですよ。

こまたろう母さんは、アメリカにいたときさんざんCABLEのような小型ピアノを弾いたそうで、コンサート後に雑談したときに「グラナドスなんか合うかも」と提案していた。ひょっとして、次回聞けるかも!?(^^)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とことんドッペルの会

2012年03月22日 | バイオリン
私が、ドッペル一楽章の区切りをつけたい!! と書いたところ、早速、こまたろう母さんときーちゃんさんが名乗り出てくださいまして(^^)

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←いい曲ですよね。この次に目標にする曲が決まってませんが

めでたく、「とことんドッペルの会」が開催できる運びとなりました。

この面子だと間違いなく、私が足をひっぱるポジションとなるわけですが(-_-;;
ひっぱり方を最小限におさえ、かつ、アンサンブルとして楽しいノリを大事にしたいと思います。

ということで、今週はめずらしく(^^;; 平日にもせっせとバイオリンをひっぱりだしております。時間はたいしたことないですけど、10分でも弾くと違うみたいですからね。

日程は3/31を予定しています。あんまりだらだらやっててもしょうがないので(どのみち、「仕上がる」というところまで行くわけじゃなし、「区切りをつける」が狙い)、てきぱきやっちゃいます。多少練習したところでどうにもなりそうにない1stは諦め、2ndを集中的に練習します。

ある程度弾ける人にとっては、1stと2ndってそんなに変わらない感じがするらしいのですが、私にとってはかなりはっきりした線引きがあります。やっぱり、ポジション移動がスムーズじゃないからかな??

2ndに集中するとなると、はっきりくっきり問題になってくるのが一個所、そして、やや問題になる(コケやすい)のが3個所といったところでしょうか。

アンサンブルクラスでの合わせの際は、私が弾いててもこの遅さはどうよと思うくらい遅くやっているので、2ndだとほとんど問題ないです。正確にいうと、指が間違えないわけじゃないですけど、間違えても速やかに立ち直ります。

でもここまで遅いとさすがに曲の楽しさも相当目減りしちゃうので、もうちょっとは速くしたいと思います。だからといってコケまくりじゃ楽しさもへったくれもありませんので、当日までには私にとってベストなテンポをきっちり割り出していって、あとのお二人にはそれに合わせてもらう必要があります。えっへん、偉そうだな。

「はっきりくっきり問題になってくるのが一個所」のところだけ考えなくてよければ、私的に「このへん」というテンポ設定はあったのですが、まさかそこに来たときだけ遅くするわけにもいかないし(-_-;; ここではコケますよ的な予定調和、いや予定不調和ってのもどうかと思うし。

んー、やっぱり、ここだけは練習してほかに合わせたいものですね。間に合うかな~

あと、仕上げとはいいませんが、二楽章も試してみたいんですよね。伴奏がつくと、とてもよさそうなの。そうそう、伴奏ですが、自分でも弾いてみようかと思って楽譜を引っ張り出しましたが(一楽章)、すんごく無理でした(^^;; というわけで、ひとり三役ドッペル(多重録音)は、早くとも10年後になる模様です。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする