アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

迫力の二台ピアノ(ラフマニノフ)

2018年11月17日 | ピアノ
いつも、「ピアノも、もっとアンサンブル!」は、午前がリハ午後が本番という進行なんだけれど、今回は、shukuさんが「午後は仕事入っちゃった」と言い出し(その午後が本番だってばよ!)、

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まぁかわいい(?)後輩の頼みなので午前の部を特別に設定。

来られる人は早く来てね、とみんなにも声をかけ、11:30からshuku専用午前の部が始まりました。

後輩ってのは、将棋部の後輩で
学年は被ってないし将棋部のころのことは知らなくて、
まぁでもナントナク私が先輩風を吹かしてるんだけれども(笑)

よく考えれば(考えるまでもなく)
将棋はshukuさんのほうが飛車角くらい強いし
ピアノもまったく勝負にならないんだよね(勝負じゃないけれども)

で、「本番」録音:
ラフマニノフ 組曲第二番より「ロマンス」
Pf1: shuku、Pf2: 中川P先生
ブラームス バイオリンソナタ第一番第一楽章
Pf: shuku、Vn: 中川V先生

shukuさんが今回弾いたこの二曲って、
どちらも私が、それも「ピアノも、もっとアンサンブル!」でやったことのある曲なんです。

いずれも私にとっては「超」実力オーバー曲で、
ものすごーく練習したしそのあげくに大事故(ブラームスでは止まってやりなおし)

でもどうしてもどうしても弾きたかった超憧れ曲なの!!

それをshukuさんはさらっと二曲を同じ回に、
しかも明らかにたいして練習できてない状態で持ってきて、
なのに両方鮮やかに決めて
はやてのようにいなくなってしまった(仕事だから)。

演奏はかっこよかった。

見た目は、森のくまさんがおもちゃのピアノを弾いてるみたいでかわいい(何)から憎めない感じ(^^;;

来年は一日あけて来てね。


来年は、私も二台ピアノやりたい~(今年はとてもじゃないけど余裕なかった)

ところで、shukuさんは紙の楽譜でなくタブレットを置いて弾いてて、
踏めくりはフットペダル。
フットペダルでめくれるのはいいね!!(ときどき操作ミスして慌てるらしいが)
あのサイズのタブレットじゃ私のお年頃には無理だけど
よしぞうに聞いたら今はそこそこ見られるサイズのタブレットもお値段こなれてきているらしく
あと数年したらいよいよ電子楽譜デビューもありかも?

あんまり年取っちゃうと新しいやり方に慣れるのも大変なので、
10年待つよりは5年以内に移行したいかな。

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おゆき先生レッスン会

2018年11月16日 | ピアノ
水曜日はおゆき先生レッスン会でした。生徒は私を入れて六人、これだと「まったり」めるちゃん会というより一日中働いてもらう感じですが(笑)

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私がレッスンしてもらったのは、メンデルスゾーン無言歌より「9. なぐさめ」「10. さすらい人」です。しっかし、大きなイベント(「ピアノも、もっとアンサンブル!」)の三日後とかこれじゃ練習間に合うわけないんで、まったく何を考えているのか >私

両方、自分が主催のイベントなんで、文句の持って行き場はありません(^^;;
(くさぴあさんからは文句いわれた)

しかし練習については、前日ものすごく真剣に練習して、一日の進捗はわれながらすごかった。
なんとか「間に合った」というかおゆき先生に「わりと練習してあって意外」な顔された。
(イマイチ間に合わなかったのは片付けのほうでしたね)

ただ、急ごしらえのものはもろいので緊張したらぼろぼろでしたけどね。レッスンでは緊張しないで弾いているということが自分でよくわかりました。

緊張というのは、午後の全員揃っている時間帯を使って「ミニ弾き合い会」と称して全員一回り弾いたときのことなんですけど。厳正なるあみだくじの結果、トップバッターを引いて心の準備ができてなかったらつい動揺(^^;; まぁその分、落ち着いてほかの方の演奏が聞けました。なかなか聞きごたえあったんですよ…おゆき先生のフランス組曲はもちろん、耳が幸せでした。

それと、他の人のレッスンを聞いていると、こう弾いたらダメ(残念)で、こうするとぐぐっと素敵になった!! というのがよくわかるんですよね。自分が弾いてるときはわりと必死なのでわかりにくいというか。これは、レッスン会の醍醐味のひとつです。

お昼ごはんは
・鮭の炊き込みごはん
・根菜味噌汁
・チキンサラダ(くさぴあさん作)
となりましたが、みんな「お腹すいたー」とばくばく食べてしまって「あ、写真とってない」

メシテロのつぶやきをしそこねました。


調理は自分のレッスンが朝イチで済んだところでやってたので、くさぴあさんが逐一みてまして、「はーなるほど(手抜き料理)」と感心していました。ちゃんとした料理本とかじゃ真似する気がしないけれどウチで見て帰ったやり方は生活に生きるのだそうです。

ちなみに、評判よかったので鮭の炊き込みごはんの作り方:
1. 米、水とめんつゆで水加減。昆布入れる
2. 刻んだエリンギ、油揚げと、鮭の切り身をのせる
3. 炊く。炊き上がったら昆布取り除いて混ぜる。
以上

エリンギと油揚げはふだんお味噌汁を作るときに刻んで残ったものを冷凍庫ストックしてあったし、鮭の切り身はちゃんと骨と皮とったものを生協さんが「便利カット」として売っててほんと便利。
炊く時間はともかく、調理時間は「あっ」ちゅう間です。お奨め。

上記「根菜味噌汁」も、根菜を洗って切ってミックスして生協さんが以下略

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「よってたかってエックレス」の顛末

2018年11月15日 | ピアノ
「ピアノも、もっとアンサンブル!」2018のオープニングは「よってたかってエックレス」という企画でした。

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一楽章 アンダンテ(バイオリン)+きーちゃん(ピアノ)
二楽章 きーちゃん(バイオリン)+くさぴあ(ピアノ)
三楽章 スケルツオ(バイオリン)+ばっかいず世話係(ピアノ)
四楽章 ania(コントラバス)+スケルツオ(ピアノ)

楽章ごとに、弾く人の組み合わせを変えていることもさることながら、ふだんバイオリンを弾かない人があえて弾いたりしているところもミソです。この「よってたかって」感がウケて、聞く人にも楽しんでもらえたと思います(^^)

ただ、それは、ナマで聞けばという話でね(^^;; 録音で聞くようなものでもないのでアップは割愛します。

たとえば第一楽章、私ときーちゃんさんが逆を担当すればばっちりな演奏になる(はず)ところ、あえて逆。

ただ、音の鳴りそこない、音間違いなどはいろいろあっても、長年培ったチームワークで、アンサンブルだけは「磐石」に進むところがなんかおもしろいんです。下手なのに妙な味があったと評判です(笑)

四楽章の中で、一番、無難にいくと思われた二楽章ですが、確かにバイオリンもピアノもちゃんと弾けているのに、繰り返しのところで
・一人は先へ行き
・一人は戻った
という事故がありました。まぁありがちだな…

三楽章は、なんといっても初公開、スケルツオさんのバイオリン。いつも、音が超~多い難しい伴奏を難なくこなしているスケルツオさんが、実はバイオリンも弾けるなんて、ほとんど知られていませんでしたが!! 実は、学生のころ弾いていたのです。ただ、その後、長らく封印(?)されていたので今回はがちがちに緊張していたみたいですよ。ちゃんと弾けてましたけどね。

私も、きーちゃんさんも言っていますが、バイオリンとピアノを比べれば断然ピアノのほうが緊張する…それは、バイオリンのほうがだいたい舞台に立つとき「仲間」がいるということもありますが、何より音の数が少なくて突然混乱したりしにくいからですね。その点、バイオリンとピアノでどちらのほうがうまいかということとは関係ないと思うんですけど…

スケルツオさんにも、今後慣れていただきましょう(^^) うふふ

そして四楽章、なんとバイオリンでなくコントラバス参加です。これはかなりせわしない楽章で、バイオリンで弾いても私の場合かなり怪しいのですが、コントラバスだと移動が大きくてものすごいこと難曲になってしまっています。でもちゃんと弾きこなせていて、音もしっかり響いていて、aniaさんすごい上達したなぁと(初めてお会いしたときは「初心者」って雰囲気だった)。

そして第一部は「よってたかってエックレス」に始まり、私と中川先生のエックレスに終わったわけです。

この対比がおもしろかったという意見もありました。


実は、同じ曲を「2013ばんたの」でも弾いていて、このときの録音はYouTubeでナント3万再生を超えています。

2013 エックレス ヴァイオリンソナタ全楽章

2018 エックレス ヴァイオリンソナタ全楽章

エックレスという曲は、
バイオリン学習者が必ず通る曲(あたばよ、鈴木、篠崎すべて掲載)であり
録音もあまたアップされているが子供の演奏が多く
プロの演奏があるとしても「かっ早い」演奏で真似しにくい。

で、エックレスを練習しようとしたときに参考になるのが、「プロが。伴奏者の都合でゆっくり素敵に弾いている」というレアな演奏だったということのようです。聞いていただくとわかるように2013バージョン、ピアノはヒドいんですけど、エックレスの伴奏をしようとして録音漁っている人もあんまりいませんしね。これはこれでお役に立っていたのかもしれません。

しかし自分的にあんまり恥ずかしいので、今回、新しい録音をアップしたところで古いのは限定公開にして、
ブログからは飛べるけれど検索とかで聞く人は新たに現れないようにしました(笑)

とりあえず、この新しい録音と合わせる練習をして(カラオケではないけれど、中川先生の美しいフレーズと重ねて弾けるのがミソ)12月のバイオリン発表会を乗り切ろうと思います。

今、並べてみて驚いたのですが、2013より2018のほうが演奏時間が長いんですね。速くしたつもりでいました。確かに、速い楽章はやや速くなったんですが、遅い楽章が今年のほうが遅くなってました。


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蔵出し:初回「伴奏を楽しむ会」記事(2006)

2018年11月14日 | ピアノ
「ばんたの」…いったい今年は第何回なのか? という質問に責任もってお答えすべく、過去記事を漁りました。初回は2006年、まだブログをやっていなかったころで、でも「ホームページ」を持っててそこの日記連載が(ごく)一部で人気だったんです。そんなころ。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←結論: 今年は「ばんたの」11回目でした


---- 以下コピペ
2006年10月29日(日):ホームコンサート
なんだか音楽漬けの週末。今日は「伴奏を楽しむ」をテーマにしたホームコンサートである。芸大の声楽科の学生さんをお招きして、素人が一曲ずつ伴奏する企画、プラス、いつものミニ発表会。

うっかりよく数えてなかったんだけど(^^;;すごい人数になった。「伴奏」する人が私のほか、いつもおなじみ「るんちゃんママ」と、夏の恒例「つかの間の別荘ライフ」でお世話になっているばっかいず世話係さん、それとまたろうの「昔なじみ」のゆかりちゃんの四人。それぞれ家族やらご近所さんやら、わらわら合わせて総勢22人!! リビングに入りきるのか??

曲目予定はこんな感じ:

オープニング
    聖者の行進       こじろう

第一部
(ソロ)
チクタク時計 (Mito-hi) るん
パパのお誕生日&誕生日行進曲 (小曲集より) はなひめ
特急列車 (トンプソン) るん兄
ににんさんきゃくってむずかしい (湯山昭) こじろう
間奏曲(Op.117-2) (ブラームス) アンダンテ
バラード(Op.47) (ショパン) ゆかり

(連弾・アンサンブル)
ロック・エリーゼの為に (ペートーペン/Arr.Mito-hi) またろう
ミッキーマウスマーチ (ドッド) るん&ママ
ソナチネ(Op.163-1)第3楽章 (ディアベリ) はなひめ&ママ
君をのせて (久石 譲) るん兄&ママ
リベル・タンゴ (ピアソラ) アンダンテ&るんママ
エンディング (歌)たのしいね るん弟&るん&はなひめ

(第二部)
ソプラノ独唱 Mさん

Ave Maria(C.Gounod) ばっかいず世話係さん
Sento nel core(A.Scarlatti) るんママ
Piacer d'amor(G. Martini) ゆかり
Sogno(F.Tosti) アンダンテ
すごーい、もりだくさん。さらにここへ、ばっかいず世話係さんちのにこばっかいくん(ピアノを始めて3週間!!)と、Mさんの彼氏(プロのテノール歌手)が飛び入り。この幅広さがなんとも。。

飛び入り参加のにこばっかいくん(二年生)は、始めて三週間とは思えないしっかりした演奏で一同の絶賛を浴びる。本人の意欲を感じさせる好演でした。

いつもながら本番に強いこじろう、ぎりぎりまでまったく練習せず、ハラハラさせてくれたが昨日の晩から急に練習してたった一日でまとめてきた。本番はノリよく仕上がり。はなひめも予想どおり無難な出来。

ゆかりちゃんはこの日記初登場、それもそのはず、会うのはなんと10年振りくらい。もともと、ゆかりちゃんママと私は市のマタニティースクールで会った友人であり、ゆかりちゃんとまたろうが赤ん坊のころはしょっちゅう遊んでいたんだけどね。ゆかりちゃんちが引っ越していっちゃってからは年賀状のみのつきあいだったのだ。

年賀状に、ゆかりちゃんがピアノをやっているとあったので、今回思い立って誘ってみたら、伴奏をやるだけでなくてショパンのバラードも弾いてくれるというからびっくり!暗譜で、どこも危ないところのない安心して聴ける演奏、すごい。。これまた一同大拍手。

一方またろうの「ロック・エリーゼ」というのは基本的に片手くらいしか弾けないので、あとはデータで補うロック調「エリーゼのために」。本人の希望により冒頭の数小節だけ「ほんものの(!)」エリーゼのためにを弾き、それからクラビノーバのデータ音が入るんだけど、この数小節がなんとも…「右手、左手、考慮時間」というまったりした調子で、まぁ聴きようによっては「独特の味わい」といえなくもない。同じ中一でバラードと対照的だけど、ともかく音を楽しんでいることにおいて一歩もひけをとらない、感じがする!?

「たのしいね」では、るん弟くん発表会初登場。はなひめとるんちゃんに手を引かれて、「なに?なに?」という感じで出てきて、でもにっこりおじぎ。かわいぃ~(*^-^*)。そして、「たーのしーいね、ちゃちゃちゃ」と両手を叩いてまたにこにこ。超~かわいぃ~(*^-^*)。最後のお辞儀も完璧!拍手の嵐。

第二部は、飛び入りのテノール独唱からスタート。はじめ、かぶりつき席にちょこんと座って聞き入っていた るん弟くん、途中で声の迫力に圧倒されたか、するすると逃げてきて後ろのほうへ。いやもう、狭苦しいリビングに、入りきらないくらいの声量。アンコールに応えて、「浜辺の歌」も歌ってくれて大サービス。

さて、伴奏4つは、出演順を決めていなかったので「さてどうしよう?」。年齢順という案も出たが、ゆかりちゃんはともかく、あとの三人の年齢は誤差の範囲だし深く追及するのは避けたいということで公平に…「さいしょはぐー、じゃんけんぽん!」。夫いわく、「あっ、今のシーン撮るんだったのに!」

それぞれ、ちょっと練習不足の感はあったけどともかく歌声がほんとすてきなので(^^;;楽しめる演奏。みんな歌とあわせる呼吸がいまいちわかってないので、息継ぎとかしにくかったみたい。どうもすみません。今後の課題ということで。

最後におまけの「模範演奏」、先生の伴奏で二曲。これで第三部「おやつ」に突入。

人数が多いので、子どもにはめいめい袋に入れたおやつ盛り合わせを与えて別室にいってもらう。で、ゆっくり大人分は先生の焼いたおいしいケーキと、焼き菓子と、杏仁豆腐。お皿が空いたところで、ワインとチーズ。

ばっかいず世話係さん、るんちゃんママ、ゆかりちゃんママはそれぞれ面識はないのだが、なんか楽しいコンサートですっかりリラックスして盛り上がってました。先生の友人(この方もピアノの先生)は、一人娘がいてその子がるんちゃんそっくりだったとか(つまり、大人の誘導に従わない、本人の意志がどこまでも貫かれていくタイプの子)。

「小さいころはずいぶん、これはダメとかこうさせようとか、戦いましたけどほんとに何をやっても無駄で、イライラしてばっかりでした。本人にとっても迷惑なことだったんだと…今は思うんですよ。途中で環境がガラっと変わってね。アメリカに引っ越したとき、本人がとても生き生きと自分の道を切り開いていくのを見て、あぁこれはついていくしかないんだ、本人がやるようにさせるしかないんだって、ふっきれたんです」。「それは、いつのことですか?」熱心に聞くるんちゃんママ。「小学校六年生のときです」…。

「そりゃまだ長いですねぇ~」とるんちゃんママがため息をつくので、あ、いや、だからもっと早くから悟りを開けばいいんじゃないの。と一同ツッコミ。「あなたもさ、だから早く悟りを開けば」と、ばっかいさん(ばっかいず世話係さんの夫)はばっかいず世話係さんにツッコミ。「んーでも、どうしても、って線があるしさーやっぱ」と歯切れの悪い私。

ワインもだいぶ回って、座がこなれてきたところで、ご近所のTさんが「私もね、歌わせていただこうと思って準備してきたんだけれど、みなさんあまりお上手だから言い出しそびれてね」とおっしゃるではありませんか。「もちろん、今からでもぜひ!」

Tさんは、よく杖をつきながら団地の中を歩いてらして、はなひめにもるんちゃんにも「あら、いまどこからのお帰り?」とか「かわいいの着てるわね~」とかマメに声をかけてくださる方。音楽がお好きかどうかは知らなかったが、とりあえずはなひめもるんちゃんも演奏する会だからいいかなと思ってお誘いしたのだ。

「昔からずうっと歌うのは続けていてね。もうできるところまで歌おうと思っているの」と、用意してきたファイルをぺらぺらとめくる。でもそのファイルには歌詞だけ。「伴奏譜とか、ないですか?」と聞くと「ないのよーアカペラで歌おうかしらね」

そこでTさんがそのまま、「あーきのゆうひーに、てーるーやーまーもみじ」と歌いだすと、るんちゃんママがふとピアノに近づき、数音さぐり弾きしたあと、Tさんに合わせてその黒鍵の多い調でさらりと伴奏を弾き始めた。しかもうまいじゃん。。

みんなでいっしょに歌う。Tさんは七十歳台とは思えない美声。さすがずっと歌っていらっしゃるだけのことはある。

それにしても、るんちゃんママすごいね、私できないよ。るんちゃんママは、私と違って、高校生までずっといわゆる昔の正統派ピアノ習得コース(ハノン、ツェルニー、バッハなど)をやってきた人だから、基礎がぜんぜん違うのだ。「毎日二時間練習しなさいっていわれて、もうイヤイヤ時計みながら、あと何分って…」だそうで。すると、ゆかりちゃんママも「あー私も同じです。ちなみに私の場合は一時間でしたけど(^^;;やっぱ時計みながら、なかなか終わんないよって」

私たちが子どものころは、一番誰でもかれでもピアノを習っていたころで、しかもその習い方ときたら、融通がきかなくって、うちの子たちが今習ってるようなのとはまったく別物。ばっかいず世話係さんもずっとそうやってピアノを習っていたんだけど、もっとすごくて、「ハノン、ツェルニー、バッハ」のほかはモーツァルトのソナタをずっと…それがすむとベートーベンという「順番どおり(?)」にしかやらせてもらえなくて、十何年習ってても、ショパンとかドビュッシーには辿り着かなかったんだって。「ピアノが好きだと思ったことは一度もない」

よくそれで続けるなー。みんなまじめ。「私はその、イヤイヤ練習とかする前にやめちゃったからさー。小学校三年のとき」「…それ、はやすぎ」。確かに、技術の習得という面では早すぎる見切りだったけど、なんだかんだいっても、現在いちばん日常的にピアノを楽しんでるの私だからね。

ともかく、老いも若きも、初心者もプロも、みんなで音を楽しむ会は無事終了。
#ためになるお話も聴けたし(^-^)

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歌の伴奏は「ばんたの」基本形

2018年11月13日 | ピアノ
「ピアノも、もっとアンサンブル!」(旧ばんたの「素人が伴奏を楽しむ会」)は2006年に始まりました。

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えと、「この会、第何回?」って聞かれて、答えられなかったのでルーツを確認しました…とはいえ結局、第何回かわかっていませんが(丹念にブログ他を辿れば出てくると思うが)10回くらいですかね。

初回は、「伴奏を楽しみたい素人」が四人、プロ(ソプラノ)一人でした。一日だけ集まって、即合わせ練習、からの本番。シンプルです。

今回の「ばんたの」で海実さんの歌の伴奏をしたのは四人なので、ちょうど初回の「全体」に似ていますね。

 Scarlatti Sento nel core(私は心に感じる) アンダンテ

 シューベルト 音楽に寄す きーちゃん

 シューマン Frauenliebe und leben (女の愛と生涯)Op.42より
    第2曲 Er, der Herrlichste von allen
 くさぴあ

 シューマン 詩人の恋より
  「美しい月、5月に」「若者が娘を愛す」
 スケルツオ

それぞれ録音を貼りました。

私の「Sento nel core」は違う音を弾いたりいろいろしてますが、いずれも進行を妨げず先に進むという目標をクリアしたので自分的にはOK、それもメトロノーム導入初日に比べると、間違えたときにすかさず復帰するための手がかりとする重要音ラインの確認を意識下でしつつもそれにこだわらず自然に、歌を聞きながら弾くことができました。

やっぱり、ピアノ+歌というのは、「ピアノでアンサンブル」のひとつの基本形。
旋律部分をほかの人に担当してもらって、自分はそれ以外を引き受ける。
しかし伴奏部分は超絶技巧とか超速ということはふつうなくて(それじゃ歌が埋もれちゃう)、
ほどよくシンプル、美しい。
それでいて歌というものの物理的条件として、ピアノとはまったく違う都合で進行しているので、
おもしろい。奥が深い。と思います。

そして、歌詞があるというところもピアノソロ曲とは違う味です。

Sento nel coreというのは、
平安をかき乱す苦しみのようなものを「私は心に感じる」、もしこれが愛でないとしてもやがて愛になるだろう
というような、ちょっとアラフィフにはこっぱずかしい内容ですがまぁいいとして、

くさぴあさんの伴奏した「女の愛と生涯」はもっとスゴイです。

くさぴあさん、演奏前にわざわざ訳を朗読:
「彼って、誰よりも一番ステキだわ
なんて優しくて、なんていい人なの!
優しそうな口元、澄んだ瞳
明るい性格とブレない勇気」
…日本語で歌ったらたいへんなことになりそうですね(笑)

内容は、21世紀的に考えると「女ってものをなんだと思ってるんだ?」と突っ込まれそうですがシューマンさんさすがいい曲かきます。

ドイツ語なら素敵に聞こえますよ♪

海実さん、いつも練習の足りない我々に辛抱強くお付き合いいただきありがとうございます。これからもよろしく。

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