アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

実はブラームス好きかも。

2014年09月13日 | ピアノ
小さいころ、毎年二つか三つは聞いていたいわゆるピアノ発表会の中で、ブラームスが弾かれることはそんなに多くなかったけれど、弾かれる場合は数少ない曲に集中していて、

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ラプソディ第2番Op.79-2
か、
連弾ならハンガリー舞曲

どちらも、嫌いってほどでもないけど、少なくとも好きではない。

若いころ、交響曲を聞く習慣もなかったので、私のブラームスの印象は上記の曲によって決定付けられてしまい、
「どうでもいい作曲家」
ポジションを不動のものにしていた。

けど、FMエアチェックして持ってたテープの中で、これなら好きというものが一曲あって、それが
バイオリンソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
だった。この曲があまりにすばらしく美しかったので、もしかしたらスゴイ作曲家なのかもしれないという「疑い」はかすめたが、かすめただけであまり追究せず(笑)

月日は流れて、あるとき、うちに来た調律師さんが貸してくれたCDにあった曲
ピアノソナタ第3番へ短調Op.5第二楽章
にズキューンとやられて、突然楽譜を買いこれだけ練習してピアノサークルへ。

これは、ピアノを習うのをやめた代わりにピアノサークルに顔を出し始めてすぐのころだった。レッスンにも行かず一人で、でも気に入った曲だったので私にしてはいっしょうけんめい練習してた。どんな演奏だったかよくわからないけど。場所はスタジオアデリー、ヨーコ先生主催の会で、たぶん初めてshigさんと夜毎屋さんに会ったときだ。

帰りにshigさんから「ブラームス好きなの?」と聞かれたとき、のっけから「いや…」と答えたのを覚えている。

私にとっては、ブラームスさんは相変わらずノーマークの作曲家で、でもこの曲をピンポイントで気に入っただけね、という扱いだった。

でも、今年に入って成り行きで「エドワード(バラード一番)」を弾いたらものすごくよかったので、だんだん、もしかしてブラームスって(私的に)イケてる作曲家なのかも!? という疑いが濃厚になってきた。

そしてここんところ、フォーレのドリーだとか、モーツァルトの二台ソナタとかアンサンブルものばかりやっていて、一人で弾ける曲がないので、なにか新しいのを探そうと山のような楽譜を次々めくっていたところ…

コレ(o_o) めちゃ好きかも
と、ピンと来た楽譜があり、ちょっと弾いてみるとこれはほんとにツボである。

間奏曲Op117-1
天上に持っていかれそうな美しさと、えーあなたそこまで不幸なんですか、という暗さと。

それで思わずMixiでつぶやくと、おゆき先生もこの曲はことのほかお好きだとのことで…

今日のレッスン後には、(たぶん私が物欲しげだったので)この間奏曲を三つセットで弾いてくださいました。そして結論出ました!!

ブラームス(の後期小品)はストライクゾーンど真ん中である。
長かった…この結論にたどり着くまで…

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コメント (13)
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