座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

大イチョウの樹齢 

2012-01-07 | おしゃべり
黄色い絨毯。       
                     

12月12日の撮影です。










吉祥寺の大イチョウの樹齢に関しましては、
伐って年輪を数えるわけにはいきませんので あくまで「推定」なのですが、
400年という結果が 以前 出ています。

S玉大学の江森貫一教授という方が、 
だいぶ以前に 樹齢400年という推定をなさっています。

この時の先代住職の記録によりますと、

   樹齢  400年
   根回り 6m80cm
   目通り 5m70cm
   枝下  3m60cm

という事です。

この時から すでに50年くらい経ったはずです。

300年以上(「昭和63年 巨樹・巨木調査一覧表」より)、
なんてものでは、ないのです!
                     





       北側の本堂横から。

大洪水も 天狗党も B29も みんな見てきたのですか?





   現在の大イチョウです。


これはこれで、
やっぱり美しい、
と思う座敷ネズミです。 

                        

いかがですか?



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3 コメント

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Unknown (菜園す)
2012-01-11 22:51:43
450年前と言うと信長が活躍していた時代ですね、吉祥寺は何時からあったのでしょうか。
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吉祥寺の歴史は古いです。 (座敷ネズミ)
2012-01-13 23:00:38
菜園すさま、コメントありがとうございます♪
ブログ「菜園す の亭主」の中の お焚き上げの写真には 誰だかわかる人物が ふたり、写っていましたネ(笑)。

一説によりますと、長勢山 義光院 吉祥寺 は、
聖一国師 円爾 弁円(1202~1280)
(→ウィキぺディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%88%BE
によって開山されたという事です。
そして、但馬守 河田義賢が、父 義光候の菩提を弔うために 
永禄5年(1562)に 寺を建立したのが始まりなのだそうです。
開山と建立とは 違うのでしょうね?(汗、汗)

イチョウは その後 芽生えて 大きくなって そして 大きくなりすぎた? のでありましょう。
イチョウを街路樹に選んだ場所を 時折見かけますが、
「あれが全部 吉祥寺のイチョウみたいに大きくなったら、いったい どうするんだろう?」
と いつも心配になる座敷ネズミです(笑)。

ちなみに、吉祥寺の本尊の阿弥陀如来は 慈覚大師(794~864年)の作と伝えられていますが、
これは大いにマユツバです(笑)。
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蛇足 (座敷ネズミ)
2012-01-13 23:21:56
円爾は 川向こうの長楽寺の栄朝に入門して 行き来をしていますので、
吉祥寺の開基に 何らかの関係があったと考えることは 
至極自然な事と思われます。

国内で学んだ後に 宋の国に渡っても勉学に励み、
帰国して臨済宗東福寺派の祖となります。
(東福寺といえば、紅葉で有名な、重要文化財のトイレのあるお寺さんですね。)
信長というより、北条氏の時代ですね。
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